現状にモヤモヤしている
でも、どうしたらいいのか分からない
「環境を変える」って、エネルギーが必要だし、簡単なことではないです。
でも、何もしなければ、そのモヤモヤした感情に支配されて、いつも後悔ばかりしている人生になってしまうかも。
僕は、社会人になって2年目にこれに違和感を感じて、状況を変えたくて自分なりに試行錯誤してきました。
今僕が人よりちょびっと前向きに行動できるのは、この時もがいた経験があるからだと思います。
あなたにも立ち止まらないでほしい!そんな思いでこの記事を書いていきます。
✔この記事からわかること
■環境を変えるべきタイミング
■「変えるべき3つの要因」と「7つの実行プラン」
■そもそも、なぜ環境を変える必要があるのか
この記事では、「あなたの人生を支配する3つの要因」と「具体的に人生が変わる7つの実行プラン」という切り口で、計10個の環境を変える方法を紹介していきます。
環境を変えるべき4つのタイミング
今でしょ!と言いたいところですが、実際には環境を変えた方が良いタイミングというのがあります。
あなたの状況が、以下のどれかに当てはまるなら、今すぐ行動するべきです。
✔環境を変えるべきタイミング
- 今の状況がツラい
- 最近成長していないなと感じる
- 周囲に対して劣等感を感じる
- ストレスが溜まっている、イライラする
それぞれ説明していきます。
今の状況がツラい
やはり、今ツラいならば、そこから脱出することを考える必要がありますよね。
このタイミングに異論がある人はいないと思います。
パワハラやいじめでツラい思いをしている、仕事ばかりでプライベートが無く精神的に疲弊している等、様々な状況が考えられます。
ただ、「今の状況がツラい」とあなたが感じるならば、その気持ちに正直に向き合ってみましょう。
あなたのツラい状況に応じて、こちら↓の記事も合わせて読んでみてください。
最近成長していないなと感じる
特に20代、30代の若いうちは成長し続けることは大切です。
安定を重視する人であっても、自分の成長が実感できれば充実感につながるはずです。
学生の頃、部活動を頑張って試合に勝ったり、勉強を頑張ってテストで良い点を取ったりした経験は嬉しくなかったですか?
目に見える形で自分の成長が成果としてあらわれれば、すごく充実した気持ちになりますよね。
今モヤモヤしているのは、この成長感が無いことが原因かもしれません。
もしそうならば、何かアクションを起こさない限り、状況は好転しませんよね。
周囲に対して劣等感を感じる
周囲と比べて、自分はダメだなと落ち込むことありませんか?
実は周囲に対して劣等感を感じること自体は悪いことではないし、今の環境にモヤモヤする原因ではありません。
実際に、劣等感をバネにして向上心を燃やせればいいだけです。
あなたがモヤモヤする原因は、その劣等感を持ったにも関わらず、全く自分が成長できていないことにあります。
つまり、先ほどと同じで成長感が無いことが重荷になっているわけです。
劣等感に対して、自分の成長を少しでも感じ取ることができれば、それは少しずつでも周囲に近づいているということで前向きにとらえることができます。
そのためには、日々チャレンジしていくしかありませんよね。
ストレスが溜まっている、イライラする
ストレスが溜まっている、なんか最近イライラするなんて人も、今の環境を変えるべき明確なサインだと言えます。
というよりも、そのままいけば、うつ病などの精神に異常をきたす場合もあるので、早めに対処していくことが重要です。
自分は大丈夫なんて思っていても急にくるんです。
実際に、僕の周りでも、あの人がうつ病に!なんて驚いた経験が何度もあります。
ストレスの原因となっているものがあるはずなので、それを対処したり、ストレス解消したり、今の環境を変える努力をしていきましょう。
「環境を変えるべき」タイミングに当てはまったならすぐに行動しましょう。
後回しにして歳を取るほど、現状を変えていくのは大きな負担となります。
効果絶大な環境を変える3つの方法
環境を変えなきゃ!って思ったなら、真っ先に見直すべきことが3つあります。
それは「住むところ」「人間関係」「仕事」です。
どれか一つでも変えると、あなたの環境はガラッと変わることになるので、ぜひ検討してみましょう。
「住むところ」を変える
先ほど紹介した3つの中で最も簡単に変えることができるのが「住むところ」です。
要するに、引っ越せば良いだけです。
でも、落ち着いて考えてみると、住むところを変えるとあなたの環境は大きく変わります。
例えば、以下のような変化があります。
行きつけのスーパーや飲食店が変わる ⇒ 食生活が変わる
通勤経路、時間が変わる ⇒ 朝、晩のルーティンが変わる
部屋が変わる ⇒ 普段の生活スタイルが変わる
他にも色々あると思いますが、住む場所を変えるだけで、環境が大きく変わることが理解できると思います。
また、引っ越しを機にインテリアを自分好みに変えたり、志の近い仲間がいる場所、夢を実現できる場所などへの引っ越しを意識してみるとさらに効果的です。
「人間関係」を変える
あなたが仲が良い5人を挙げてみてください。その平均が今のあなた。
と言われるぐらい、人間関係というのはあなたにとって大きな影響を与えています。
ネガティブな友達ばかりだとネガティブな人間になってしまうし、逆にポジティブな友達ばかりだと嫌でも前向きになってしまうんです。
だから、「人間関係を見直す」と今の環境は大きく変わります。
こんな人になりたいなって憧れる人がいれば、積極的に仲良くなりましょう。
良く職場の人間関係に悩んでいる人がいますが、そんなものに時間を使うのは本当にもったいないことだと思います。
あなたに良い影響を与えてくれる人との時間を大切にしてください。
とは言え、職場の人間関係に悩んでいる方も多いと思うので、こちら↓を読んでサクッと処理しておきましょう。
「仕事」を変える
「仕事を変える」のは、この3つの中でも最も効果が大きいです。
平日は仕事以外は寝るだけって人も多いと思います。
そうすると、なんと70%以上も仕事に捧げているということになります。
そんな仕事に違和感があれば、人生そのものが充実しなくなってしまいますよね。
だから、仕事を変えることは最も大きな影響があります。
また仕事を変えると、住む場所も人間関係も変わってしまうことが多いというのも理由に挙げられると思います。
それだけに、今の環境に違和感を持っている方は、仕事を変えるというのも選択肢の一つとして検討してみてください。
具体的には、最初のステップとして転職支援サービスに登録しましょう。(登録は無料かつ転職を強要されるわけではないので安心してください)
こちら↓を読めば、転職の進め方が分かります。
僕もやってみた「人生が変わる」7つの実行プラン
王道ともいうべき上記3つの方法はぜひ押さえて欲しいですが、なかなかハードルが高い方法だと感じた方も多いかもしれません。
なので、もう少し難易度を下げて、より具体的に僕も実践してみた効果があった7つの方法を紹介していきます。
- 自己分析をする
- 毎日のルーティーンを断ち切る
- 新しいコミュニティに属する
- 新しいことを勉強する
- 行ったこと無い国を旅行する
- 運動を始める
- 普段会わない友達に会いに行く
それぞれ説明していきます。
自己分析をする
現状に迷いがあるならば、まずは自分自身を知ることが重要です。
自分を知ろうとせずにやみくもに突っ走っていくと、手痛い失敗したり、いつまでもゴールにたどり着けなかったりしてしまいます。
なので、自分の好みや強みを把握して、その上で何をするべきか考えていくと、考えもまとまりやすくなります。
今は便利な世の中になったもので、無料で利用できる自己診断ツールでもかなり精度が高いものが増えてきています。
なので、こういったツールを利用して、自分を客観視するのが効率的でおすすめな方法です。
診断ツールはたくさんありますが、僕がいくつか使った中で一番内容が充実していたコンピテンシー診断というツールをまずは使ってみてください。(もちろん、無料です)
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転職サイトと聞くと、じゃあ転職に興味ない人は意味無いのかと思いきや、すごく客観的に診断されるので、実は転職に興味がない人でもめっちゃ使えると思います!
診断結果は以下のような形でアウトプットされます。(サンプルは恥ずかしながら僕の診断結果なので、サラッと流してください笑)
各項目が数値化されてどこに強みがあるのか分かるので、自分だけでは気が付かなかった特徴や才能を発見できます。
診断結果を参考にして自分の軸を整理しておくと、あとで「やっぱり何か違うな・・」と感じることも少なくなります。
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自分の強みをもっと深く知りたい方は「自分の強みを見つけて、それを活かす方法」を合わせて読んでみてください。
毎日のルーティーンを断ち切る
「環境を変える」というと何か新しいことをしなければいけない気がしますが、実は今やっていることをやめるのも効果的です。
例えば、毎日テレビやSNSに大きな時間を奪われているとしたら、それをやめれば数時間ヒマな時間ができるわけですよね。
このヒマな時間をつくることで、その時間を趣味に充てたり、本を読んだり、もっと有意義なことに使えるようになるんです。
何が有意義かはまた別議論なので、ここでは深堀りしませんが、まずは時間を作らないと始まらないので、日常を見直してみましょう。
無意識にやっている(ルーティーンになっている)無駄なことが一つや二つは必ずあるはずです。
新しいコミュニティに属する
ここからは具体的なアクションを紹介していきます。
まずは「新しいコミュニティに属する」です。
会社のクラブでもいいし、地域のコミュニティでもいいと思います。
何か新しいことをやってみて、そこで新たな仲間と知り合うという経験は、これまでの環境に少しだけ変化をもたらすと思います。
ボランティア活動なんかで新しいコミュニティに入ってみるのも面白いかもしれません。
一度参加してみて嫌だったらやめれば良いだけなので、何もリスク無いのでぜひチャレンジしてみましょう。
新しいことを勉強する
新しいことを学んでみるのもおすすめです。
勉強というと身構えてしまう人もいるかもですが、本を読むだけでも良いと思います。
ただし、小説はやめてくださいね。
自分が知らない新しい知識に触れることで、やりたいことやなりたいものが見つかるかもしれません。
また先ほど周囲への劣等感で落ち込んでしまうのは成長感が無いからという話をしましたが、勉強することで自分の成長を感じることができるので、そこもクリアできます。
仕事に多少活かせそうな知識を勉強してみると良いです。
行ったこと無い国を旅行する
価値観の違う国を旅行するというのも大きな影響を与えられます。
実際に、僕も初めて行った国(メキシコ)で、大きな衝撃を受けました。
陽気で笑顔の絶えない国でしたが、道で物乞いしている人たち、真昼間から何しているか分からない人たちという影の部分も少し見えました。
ここに書ききれませんが、日本とは全く違う価値観、文化の中で、色々感じるところはありました。
例えば、人生失敗したっていくらでもやり直せるし、もっと肩の力抜いて生きても良いんだなと感じたのは、このメキシコを巡った経験で得たものです。
海外に行けば劇的に何かが変わるというものではありませんが、そこで感じたことはあなたが変わるきっかけにはなるかもしれません。
運動を始める
運動が嫌いな方、そうでない方、人それぞれだと思いますが、運動はメンタルケアを考える上で非常に重要な働きをすることが知られています。
実際に、2013年に厚生労働省が発表した「健康づくりのための身体活動基準2013」では以下のような表現があります。
職域において身体活動を推進することの利点として、次のようなものが考えられる。
(中略)
社員の心身の健康を向上させることで、現在、企業で大きな問題となっている、
いわゆるメンタルヘルス不調の一次予防となる。
メカニズムとしても、運動にはストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を正常化する役割が知られています。
パワハラを受けたり、そのツラい記憶を思い出している時は、脳に負荷がかかりストレスホルモンであるコルチゾールが異常に分泌されることになります。
運動を取り入れると、コルチゾールの分泌がコントロールされるので、過度なストレスを感じることが少なくなります。
この他にも国内外の研究機関によると、運動がメンタルに良い影響を与えることは様々な研究で証明されています。
僕がこんなことを一生懸命言わなくても、運動すると気持ちが良かったり、気分転換になったりする経験があなたにもあるのではないでしょうか。
運動を取り入れて、前向きな気持ちになると、今まで見ていた景色が少し違った色合いに見えてくるかもしれませんよ。
普段会わない友達に会いに行く
先ほど、人間関係を見直してみましょうという話をしましたが、それに近いもので「普段会わない友達に会いに行く」というのはおすすめです。
久しぶりに会うと、やっぱり自分が知っている人から変化していて、それがすごく刺激になったりします。
今はWEB飲み会みたいな感じで、ネット上で会うのが普通になっているので、わざわざ会いに行く必要も無いと思います。
色んな人と話してみて、刺激を得るのが良いと思います。
もしあなたが目指している人物像に近い人がいれば、さらに交友を深めていけば人間関係も見直されていき、環境が大きく変わっていきます。
なぜ環境を変える必要があるのか
そもそも、なぜ環境を変える必要があるのでしょうか。
日本人の幸福度は先進国の中でかなり低いという話を聞いたことはありませんか?
実際に、国連が毎年発行している「世界幸福度報告書」によると以下のように報告されています。
日本人の幸福度は2020年報告書では62位、特に「人生における選択の自由」「寛容性」「社会の腐敗度」という項目が低い。
「人生における選択の自由」という項目で、日本は人生の選択を自分でしていない人が多いという結果です。※「寛容性」は寄付しているかどうか、「社会の腐敗度」は自分でどうにかできる問題ではないのでここでは無視します
異論ある方もいるかもですが、みんなと同じが良しとされる学校教育を経て、一斉に企業に就職、60歳付近で定年退職というのが日本のスタンダードであることは事実です。
さて、これまでの人生に「あなた自身の選択」がどれだけあったでしょうか。
この国連の報告書を読み取ると、多くの方がなんとなく現状に落ち着いているという現実が透けて見えます。
人生を充実させるためには、与えられた現状に甘んじるのではなく、「本当にやりたいこと」「なりたい自分」を考えて選択するのが重要です。
つまり、モヤモヤしていて、現状に何かしら違和感を感じているのであれば、改めて自分の意思で選択して、与えられた今の環境を変えていかなければならないのです。
今のままでいいやと思ってしまうのが普通
「環境を変える」ことが重要であると理解できても、多くの人はなかなか行動に移すことができません。
なので、色々な方法を紹介していく前に、この心のメカニズムについて説明しておきます。
専門的な言葉を借りると、「現状維持バイアス」と呼ばれます。
現状維持バイアスとは、それが有益であっても自分が知らないものを受け入れることに心理的な抵抗が生じて、現状維持に固執してしまう心理傾向のことです。
例えば、今あなたが仕事やプライベートで充実感を得られていないとします。
今に対する満足度が低いのであれば、何か新しいことをすれば満足度は上がる可能性が高いわけです。
当然、良いもの悪いものありますが、自分で情報を集めたり、詳しい人にアドバイスをもらえば、今の時代間違えにくくはなっているわけです。(このブログでも具体的な方策をこの後紹介していきます)
つまり、今に不満があるならば、行動を起こすことで現状を変えることができるんです。
でも、やっぱり直感的には怖いし不安だしで、今の環境から外に出るのをためらってしまう。
この直感こそが、現状維持バイアスです。
無意識かもしれませんが、多くの人が上記のような葛藤を経て、結局は現状を維持するという選択をしてしまうんです。
なので、人間はこうやって考えてしまう生き物なんだとまずは理解しておきましょう。
なかなか行動できなくても自分を責める必要はありません。
人間そんなものなんです。
でも、変わりたいなら行動するしかありません。あなたはどんな選択をしますか?
今の環境を変える10の方法【まとめ】
「環境を変える」10の方法は以下の通り。
✔人生を支配する3つの主要因を変える
- 住む場所を変える
- 人間関係を見直す
- 仕事を変える
✔より具体的な7つの実行プラン
- 毎日のルーティーンを断ち切る
- 自己分析をする
- 新しいコミュニティに属する
- 新しいことを勉強する
- 行ったこと無い国を旅行する
- 運動を始める
- 普段会わない友達に会いに行く
環境が変われば、あなたの人生が変わります。
とりあえず何か行動しない限り、現状が変わることは絶対にありません。
良いタイミングを待っていても、そんなベストタイミングは永遠にきません。
なので、まずは自分自身を知ることから始めてみましょう。
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