周囲から思うように協力が得られない
みんなと仲良くやりたいのに上手くいかない
職場に敵しかいないと、働くのがツラくなるし、仕事で結果を出すのも難しくなるので、居心地が悪くなっていきますよね。
僕も周りが敵だらけに思えて、悩んだ時期があります。
僕は、悩んでいた自分に声をかけてくれて先輩がいて、自分にも味方がいることを知り考え方が大きく変わりました。
職場の人たちは、自分を嫌っているわけではないと気付いたんです!
最後まで読んでもらえば、あなたも僕が何を言っているのか分かると思います。
同じ悩みを抱えて、それを克服した先輩として、その感情にどう向き合えばいいのか対処法を紹介していきます。
✔この記事からわかること
■職場に敵しかいないと感じる原因
■職場の敵に対する対処法
実は職場の敵だと思っている人の大半は何でも人たちです。
相手の立場で考えれば、敵を作ることに何のメリットもないわけです。
たいていの人は、あなたにとって無害な存在なので、アプロ―チ次第で上手く付き合うことができます。
職場に敵しかいないと感じる原因
まずは、あなたが職場に敵ばかりだと感じる理由を考えていきましょう。
その原因が分かれば、対処法を組み立てやすくなります。
理由は以下3つです。
✔職場に敵しかいないと感じる原因
- 相手に対して期待しているから
- 精神的に追い詰められてネガティブになっているから
- 相手の自分を守る行動が、あなたへの敵対行動だから
それぞれ説明していきます。
相手に対して期待しているから
何で自分が頼んだことをやってくれないんだろう。
何であの人はいつも反対ばかりするのだろう。
こうやって悩んでいるのならば、もしかするとあなたはちょっと他人に期待しすぎているのかもしれません。
実は、世の中ってそれが普通なんですよね。
相手はあなたが嫌いだからそういう態度をしているわけではなくて、単純に興味が無かったり、メリットが無かったりするだけなんです。
それをあなたが過剰に反応して、周りが敵だらけだと勘違いしてしまっている。
要は、あなたが思う敵はどこにも存在しない幻なんです。
もちろん、あなたが相手への敵対心を態度に出してしまえば、相手は本当にあなたの敵になってしまいます。
こうやって、泥沼にはまっているパターンは結構ありますよ。
僕は何度もみてきました。
特に社会に出たばかりの新社会人の方に多いのですが、他人はあなたの期待通りに動いてくれるわけではありません。
思い通りならないということばかりなので、期待せずに割り切っていくことが大切です。
やってくれたらラッキー!ぐらいの気持ちでいるのが良いと思います。
精神的に追い詰められてネガティブになっているから
人間追い詰められるとネガティブになってしまうものです。
そして、そういう時は誰かの何気ない言動が、自分に対する批判のように聞こえてしまうものなんです。
周りが敵ばかりと感じたら、一度落ち着いて自分のコンディションが悪くないか疑ってみましょう。
イライラしていたり、何か悩みがあったりすると、あなたの判断力は大きく低下します。
そして、物事をポジティブに受け止めることができず、常にネガティブに考えるようになっていきます。
そうなると、周りに敵しかいないと感じる原因になるんです。
ネガティブな感情をポジティブに切り替えるのはコツさえ押さえれば簡単です。
こちら↓でそのやり方を紹介しているので、読んでみてください。
相手の自分を守る行動が、あなたへの敵対行動だから
3つ目の理由です。
もしかすると、相手もあなたを警戒して自分を守っているだけかも。
例えば、何か関係部署へ頼み事をしたとき、当たり前ですが相手は仕事が増えるわけです。
もし他に手が回らないくらい忙しい状況だったとしたら、あなたの頼み事はできるだけ遠ざけたいですよね。
こんな感じで、相手が自分を守るだけの行動が、あなたからすると敵だと感じる行動に映るかもしれないのです。
言い換えると、相手はあなたが嫌っているのではなく、自分を守っているに過ぎないということです。
これって、大きな違いがありますよね?
後で対処法を紹介しますが、相手のメリット、デメリットを考えて行動できているか今一度自問自答してみてください。
職場に敵しかいない時の対処法
職場が敵だらけと感じる原因が分かったところで、それに対してすぐに改善できるものではないと思います。
ここからはもう少し具体的にどうしたら良いか対処法を紹介していきます。
以下、3つのコツを説明していくので、自分にできていないことを取り入れてみてください!
- 返報性の法則を利用する
- 相手に期待しすぎない
- ストレスを抱え込まない
返報性の法則を利用する
マーケティングの世界で良く用いられる手法ですが、返報性の法則と呼ばれる心理的な傾向を利用した対処法を紹介します。
返報性の法則とは、人は他人から何か施しを受けるとそれをお返ししなければという心理が働くというものです。
先ほど、他人に期待しすぎるのはダメという話をしましたが、これは何もしていないのに見返りを求めるのがダメということです。
この法則に従うと、あなたからGIVEしていけば、周りもあなたに協力的になっていくということになります。
例えば、あなたが困っていた時に助けてくれた同僚が忙しそうにしていたらあなたはどう思いますか?
悪いけど手伝ってと頼まれたら、手伝ってあげたくなりますよね。
「やってくれたら、お返ししたくなる」
返報性の法則なんて難しい言葉を使いましたが、これって多くの人にとって自然な反応だと思います。
なので、あなたが先に相手にメリットを提供しましょう。
あなたが率先して努力しましょう。
そうしたら、周囲に味方が増えていきますよ。
相手に期待しすぎない
返報性の法則を理解すると、やってあげたのに何も返してこない!と相手に怒りの感情を持ってしまう人が出てきます。
世の中色んな人がいるので、相手に期待するのはダメです。
相手にメリットを提示してあげたからと言って、必ず返ってくるわけではありません。
あくまでも、返報性の法則はそうなる可能性が高いだけなんです。
大切なことは「見返りを求めずにあなたから行動する」ことです。
その積み重ねが働きやすい環境につながっていきます。
短期的な見返りを求めるのはギブアンドテイクの考え方であって、返報性の法則とは少し異なる考え方です。
返報性の法則は小さな親切が大きな見返りを生むという長期的な視点でとらえる考え方なので、その違いを理解するのが大切です。
つまり、自分の行動に対して1対1で返ってこないかもしれないけど、長い目でみれば大きく返してくれる人もいるので、そういう人を大切にするんです。
そうすれば、あなたの現状も改善していきます。
相手に期待するんじゃなくて、応えてくれる人を大切にしましょう。
ストレスを抱え込まない
会社内でみんなから嫌われている気がして、ストレスを感じている方は多いと思います。
でも、実はストレスがあるから、周囲が敵だらけと感じているのかもしれません。
先ほど、説明した通り精神状態が悪いと物事をネガティブに考えてしまいがちです。
なので、自分のストレスを減らすことに着眼してみましょう。
厚生労働省が公表している職場でのストレス原因の調査データをご覧ください。
少し見にくいデータですが、まとめるとストレス原因のトップ3は以下となります。
- 仕事の質と量 59.4%
- 仕事の失敗 34%
- 対人関係 31.3%
それぞれの対策を説明すると長くなってしまうので、別の記事でまとめておきます。
気になるストレス要因の対策をチェックしてみてください。
①仕事の質と量
仕事が多すぎることがストレスの方も多いと思いますが、実はそうではなくてその仕事がつまらないことが原因であることが多いです。
面白い仕事なら多少業務量が多くても、楽しめると思いませんか?
また、別で考えられるのが、大事な仕事を任せてもらえないというストレスです。
②仕事の失敗
仕事の失敗が怖くて心理的な重しになっている方も多いです。
でも、これにも対処法があるので、こちら↓を読んでみてください。
③対人関係
対人関係は今回紹介した返報性の法則の話などが活かすことができます。
その他、理不尽な上司など難しい人間関係の処理方法はこちら↓でまとめています。
ストレスが減ると、あなたに余裕が生まれます。
他人を敵だと思わなくなるので、ぜひ取り組んでみてください。
職場に潜む本当の敵への対処法は?
今回は一貫して、周囲はあなたを嫌っているわけではないという話をしてきました。
ただし、本当に悪質な人も存在するので、その人たちへの対処法を紹介しておきます。
そもそも本当の敵とはどんな人だと思いますか?
それは「あなたの不幸を喜ぶ人たち」です。
そんな人なので、返報性の法則も通用しないし、本当にあなたを嫌っているので、引きずり降ろされないように気を付ける必要があります。
不運にも、そういう人と対峙してしまったら以下の3択を考えてください。
- できる限り関わらない
- 徹底的にやり合う
- 転職して環境を変える
出来るだけ関わらないという選択を取れるのならば、それが最善だと思います。
それが無理なら②か③ということになります。
徹底的にやり合う方法もあるので、気になる方はこちら↓を読んでください。
なかなかやり返すというのも、万人ができることではないので、その場合は潔く転職して環境を変えるのが良いと思います。
転職して環境を変える
少々乱暴な言い方をすると、転職してしまえば人間関係も、職場環境もすべてリセットされます。
想像してみてください。
煩わしい人間関係に悩まず、思いっきり仕事をしているあなた自身を!
めちゃくちゃ気持ちよくないですか?
でも、やっぱり現状を変えることに恐怖や迷いがあると思います。
人間は現状を変えるのを恐れるあまりに間違った選択をしてしまう生き物です。
今の状況はダメと分かっていても、なかなかその現状を変えるための行動をおこすことができないんです。
今がダメなら、新しいところに行けば良い。
本来はもっとシンプルな話なはずです。
お試しでも良いので、一歩踏み出してみましょう。
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いかがだったでしょうか。
長くなったので、最後に少し整理しておきます。
職場に敵しかいないと感じる原因には3つあります。
- 相手に対して必要以上に期待しているから
- 精神的に追い詰められてネガティブになっているから
- 自分を守る行動が、あなたへの敵対行動だから
要は、あなたが敵だと思っているだけで、相手はあなたを意識しているわけではないというのが大半です。
なので、それに対する対処法は以下3つ。
- 返報性の法則を利用する
- 相手に期待しすぎない
- ストレスを抱え込まない
色々詰め込みましたが、ギブアンドテイクではなく見返りを求めずに相手へメリットを提供することを心がけてみてください。
続けていれば、あなたの周りに味方が増えます。
でも、あなたの不幸を願う「本当の敵」も世の中にはいるので、その場合は極力関わらないようにしましょう。
ツラかったら、転職するのも選択肢です。
我慢して現状維持を続けるよりも、環境を変えてまた頑張った方があなたの長い人生では間違いなくプラスです。
あなたの職場は本当に敵ばかりなのか、落ち着いて考えてみるきっかけになれば幸いです。