「なんでこの程度しかできないの?」
「これじゃあ給料泥棒だね」
「○○さんてホント使えない人だよね。」
こんなことを言われて悲しい思いをしていませんか?
言われたことをじっと我慢して耐えることができても、それはなんの解決にもなりません。
それに「我慢」って長続きしませんよね。
あなたの体に異変が起こってしまう前に、こんな毎日から抜け出しませんか?
✔この記事の内容
パワハラの対処法について解説します【全部で9つあります】
この記事を書いている僕は、新卒で配属した職場の上司が、パワハラ上司でした。。。
勇気を持って行動すれば、あなたにも明るく楽しく仕事ができる毎日が必ず手に入りますよ!
ちなみに、どこからがパワハラなのか分からない人は、この記事↓を参考に確認してみてください。

目次
周りに味方になってくれる人を探そう

あなたが受けているパワハラを目撃している人は周りにいますか?
いるのであればその人たちに手伝ってもらわない手はありません。
一緒に戦う味方になってもらいましょう。
パワハラを目撃している周りの人間も、いい気分ではないハズです。
なので、パワハラがなくなる話であれば必ず協力してくれます。
もしかしたらベテランの方に相談すると、過去の解決事例を知っているかも知れません。
会社の雰囲気なんてそう簡単には変わりませんから、過去のうまくいった対策をもう一度やれば、解決までストンといく可能性だって考えられます。
とにかく一人で悩むメリットはありません。
一緒に戦ってもらえる仲間を探しましょう!
社内だけじゃなく社外の人へも相談しよう

社内だけでなく、出来るだけ多くの人へ相談しましょう。
友達、家族、恋人、学生時代の友達、趣味の仲間など誰でもいいんです。
「自分がパワハラに合っている事をいうなんて恥ずかしい・・・」
なんて思ってはいけません。
今のあなたがやっちゃいけないのは、一人だけで悩むことです。
恥を捨てて相談する勇気を出しましょう!
もしかしたら同じ境遇に直面している「被害者」がいるかもしれません。
または過去にパワハラの悩みを持っていたけど、今は解決している「元・被害者」もいるかもしれません。
勇気を出して相談すれば、解決のヒントを聞けるチャンスがあるかもしれないのです。
でも、相談するまでにかなり時間がかかってしまったんです。
「社会人にもなって、親に相談するなんてダサい…」
「親に心配かけたくない…」
「でも誰かに話さないと頭がおかしくなりそう」
このようにいろんな感情が入り混じって、情緒不安定でしたね。笑
ですが、思い切って相談して良かったと思っています。
即効性のあるアドバイスはもらえませんでしたが、共感や理解を示してもらえたことにより、肩の荷がスーッとおりました。
と同時に、「自分ではなく、上司に問題があるのだ」と改めて確信することができたんです。
あえてストレートに言ってみよう

あなたは罵倒や暴言を浴びせられた時、どんな表情をしていますか。
どんな言葉を返していますか。反撃していますか?
ほとんどの人が、ビクビクして言葉もなかなか発することが出来ない状況でしょう。
ですがあえて素直にストレートに
「その言葉に私は傷つきました」
「パワハラとして報告させてもらいます」
と、上司に言ってやるのはいかがですか。
もちろん、「怖くてそんなのできないよ!」ってあなたは思うでしょう。
実際、僕もそうでした。
しかし、ここはパワハラ上司の心理を裏手に取りましょう。
パワハラ上司は言い返せない静かな人間を攻撃してきます。
なので、“ストレートに言い返す”効果はとても大きんです。
この記事↓ではパワハラ上司の心理をあばいています。これを知ればパワハラ上司を丸裸にできます。合わせてお読みください。

ここで少しだけ僕の話をさせてください。
僕の仕事は工場でモノを作ることなんですが、
ある日僕の作業態度が悪かったらしく、上司から「そんな姿勢で仕事をしてはダメだ!!」と言われ、足を蹴られたんです!
その時さすがに「キー――――ッ!!!」ってなりムカつきましたが、気の小さい僕は「あ、すいません・・・」とだけ言いました。
でも翌日、明らかに僕にだけ嫌がらせのように足を蹴ってきたので、我慢の限界にきてしまった僕は勇気を出してこう言ったんです。
「蹴らなくても口で注意してもらったら大丈夫ですよ。僕、耳があるので」
その上司はハッとした顔をして、何も言いませんでしたが、その日から蹴るのはやめるようになりました。笑
言い返すのってとても勇気のいる行動ですが、やってみれば効果が早く出るんです。
言い返す方法についてはこの記事↓に書いているので、合わせてお読みください。

ハッキリとした口調で反撃しよう

人は自分に自信がない時や恐怖におびえている時、はっきりした口調で話せなくなります。
パワハラ上司に攻撃されている時、あなたはこれと似たような状況になっていませんか?
でもこの瞬間こそ、ハッキリと大きな声で反撃することが大事です。
なぜなら受け答えの声が小さくハッキリしないと、それだけであなたにとって不利な雰囲気が生まれてしまうんです。
こうなってしまうと、ここぞとばかりに上司はさらにエスカレートして攻撃をしかけてきます。
実際に僕は以下のような経験をしています。
上司に向かって明らかに正しい論理で反撃しても、その反撃の声が小さいと打ち消されて相手の話を被せられる…
これ、経験した人なら分かると思うんですが、めっちゃ悔しいんですよ。笑。
大きい声を出せばいいとは限りませんが、ドシッとした態度や、ハッキリとした声量は武器になり、不利になってしまうことはまずありません。
先ほどの、上司に向かって「もう足を蹴らないで下さい」と言った時も、ハッキリ言うように頑張りましたよ。
声が震えてたら効果が無くなりますからね。笑
※上司に反撃して黙らせたい人はこの記事↓を合わせてお読みください。

対策を先延ばしにしない

対策を先延ばしにすると痛い目に遭います。
いいことは何もありません。
なぜなら先延ばしにすればするほど、解決しにくい要素が増えてしまって、問題解決からどんどん遠ざかってしまうからなんです。
例えば、あなたが上司に攻撃的に指導されたとします。
それを周りで聞いていた人は「うわ~あれはパワハラじゃないの!?」と、当然感じますよね。
でも・・・
攻撃的な指導が毎日続くとしたら・・・
そしてあなたが反撃する様子もなくじっと我慢しているなら・・・
どうなると思いますか…?
なんと恐ろしいことに、パワハラが起こっている環境に周りの人間が慣れてしまうんです!
初めはパワハラだと思ったとしても、ずっと続けられているうちにそれが「慣れ」となってしまい、問題意識が低下するのです。
慣れって本当に怖いんですよ。
あなたが「この上司の言動はパワハラだ!」と正しく判断出来ていたとても、毎日続けられているうちに感覚がマヒするんです。
そして、「上司ではなく自分が悪いからなのだ。。。」と洗脳されてくるのです。
周りでパワハラを見ている人にも同じことが言えるんです。
「あれってパワハラじゃないの?」って初めは思っていた人も、毎日同じ状況が続けばちょっとずつ感覚が変わってきます。
そして、「あれだけ毎日言われてるってことは本人にも問題があるよね」と、責任が転嫁されてしまうのです。
パワハラは問題意識が“風化”してしまう前に、何かしら行動することが必須です!!
でないと、上司の思うつぼで、あなたがずっと苦労することになってしまいます(+_+)
パワハラの事実を記録しておこう

パワハラ行為を記録に残しましょう。
証拠をとっておけば、パワハラ上司と戦う時の武器になります。
このときに気を付けるポイントは「5W2H」と呼ばれる手法で、
いつ(When)
どこで(Where)
だれが(Who)
なにを(What)
どうする(How)
なぜ(Why)
どれくらい(How much)
を意識して記録しておくことです。5W2Hをしっかり書いておけば情報に漏れがある心配はありません。
ボイスレコーダーがあるのなら、録音しておけばより信ぴょう性が増し、後で戦うときの武器になります。
最近ではスマホの性能が格段に上がり、ボイスレコーダーの性能も上がっています。
僕はiPhoneで試してみたのですが、部屋の片隅に置いて録音ボタンを押しておくだけで、部屋の会話はすべて拾っていました。音声も非常にクリアに聞こえます。
わざわざボイスレコーダーを買わなくても、机にスマホをセットしておいて、待ち伏せ作戦でパワハラの証拠を録ることができるかもしれません。
試してみる価値はあると思いますよ。
会社や労働組合の相談窓口を利用しよう

社内に労働問題の「相談室」のような窓口があるなら、そこへ一度相談することをおすすめします。
そういった窓口では、必ず労働基準法に詳しい方がおられ、的確なアドバイスをくれます。
あなたの話をよく聞いて下さり、問題解決への手助けをしてくれるでしょう。
会社は、パワハラといった企業のイメージ低下につながる問題が社外へ漏れ出てしまうことを嫌います。
出来るだけ社内だけで問題を解決させたいと思っているんです。
であれば、使わない手はないですよね。
しかし相談する時に注意してほしいことが一つだけあります。
それは感情的にならない事です。
「あんな上司はすぐにやめさせろ!!(怒)」
と言ってしまったり、あるいは
「もう毎日毎日会社に来るのが辛くて…(泣)」
と、感情が入った状態で相談してしまうのは良くありません。
相談するときに大事な情報は、【いつどこで何をされたのか?】【頻度はどれくらいなのか?】といった内容です。
情報を出来るだけたくさんお話ししないと、相談窓口の方も適切な対応が出来ず、困ってしまうのです。
そんな時こそ、先ほど用意しておいた記録「5W2H」が生きてきます。
この記録を手元に置いてお話しするようにすれば、物事を客観的に見ることができ、冷静に相談できます。
人間はツラい状況に追い込まれると、落ち着いて話すこともままならないかもしれませんが、一呼吸おいて、相談するようにしてくださいね。
外部の専門機関を利用しよう

会社が対応をしない場合、いよいよ社外へ相談する必要があります。
どなたでも利用できる有名な機関は以下の通りです。
- 総合労働相談コーナー
- 法テラス
- 心の耳
詳しくはこちらの記事↓にまとめているますので、あわせてご覧ください。

繰り返しになりますが、一人で悩んでいても何も動き始めません。
あなたの体の赤信号には、あなた自身しか気付くことができないのです。
それでも対処できないなら

ここまで対策しても、どうしてもダメなら転職も視野に入れたほうが身のためです。
パワハラの根本原因は人間関係の不和であり、根っこの部分までメスを入れるのは難しいです。
でも転職って聞くと、おそらくこんな印象があると思います。
- 新しい仕事探すのがめんどくさい
- 面接もめんどくさい
- 給料が減ったらイヤだな
- せっかく今の仕事慣れてきたのに
この気持ちすごく分かります。
でもだからと言って今の状況を放っておいてはいけませんよね?
少しイメージしてみてほしいのですが、
あなたに起こっているパワハラが解決されないまま我慢し続けると…どうなると思いますか?
何も解決しないうえに、あなたがうつ病になってしまう可能性があるんです!
「そんなわけないよ」って思うかもしれませんが、自分はまだ大丈夫と思っている人に限って病気は突然訪れるんです。
うつ病になりやすい人と、実際になってしまった人の事例はこちらから確認してみてください↓僕が実際に見てきたノンフィクションのお話です。

もし体がつぶれてしまって休職するなんてことになれば、社会的立場を失いますし、確実に給与も減ってしまいます。
※仮に1年の休養で社会復帰できたとしても、今までと同じように働くことは難しいです。待遇も悪くなっている可能性があります。
しかも復帰したその職場にまだ”パワハラ上司”が居るとしたら・・・!
考えるだけでしんどくなりますよね。
であれば、今の職場で働き続けるリスクと転職するリスク、どちらがあなたにとって大きく感じますか?
答えは一つしかありません。
それは働き続けるリスクのほうが大きいです。
≪うつ病の事例を大公開!これでハッキリわかるうつ病の真の原因5つ!≫の記事でも書いているのですが、うつ病になった人がたった1年や2年で元気になって戻ってきたケースを僕は知りません。
なので繰り返しになりますが、
- 今の職場で働き続けるリスク
- 転職するリスク
この二つを真剣に比較してほしいのです。
どうしても転職のリスクが気になる人は、こちらの記事↓もご覧ください。

今すぐ転職する気がなくても準備はしておこう
今すぐ転職を考えていないにしても、転職サイトには登録しておいた方がいいです。
なぜなら、ストレスや疲労が限界に達すると転職サイトに登録する気力すら無くなるからなんです。
気になる求人情報をあらかじめストックしておいて、本当に自分がダメになった時の逃げ道を「まだ自分が元気なうち」に作っておいたのです。
気になる求人情報をなんとなく見ているだけでも、
- 「転職という選択肢」もアリだな
- どうにもならなかったらこっちに逃げよう
- こういう仕事だったら職場の雰囲気も良さそうだな
なんてイメージしていると自分には他の仕事もあるんだなって気持ちがラクになったんですね。
逃げ道を作るだけで、こんなにも心に余裕ができるんだと感動しました。
登録する上であなたにとってリスクはゼロです。
ぜひあなたの精神的な苦痛の軽減のために利用しておきましょう!
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会社をやめたくても、自分の力だけでは辞めることが出来ない人は、こちらの記事↓もあわせてお読みください。

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