なんで簡単な仕事しか任せてもらえないのだろう
自分はもっとやれると思うのに、退屈すぎてツラい
若手の頃のこうしたやるせない気持ち、すごく分かります。
「自分はやれる!」という思いと仕事を任せてもらえない現実とのギャップ。
そして、僕は悩んだ末に転職という選択をしました。
でも、その後色々な経験を積んで30代となった今の僕は、「仕事を任せてもらえない」という理由で転職をするべきではないと思っています。
なんでかというと、その状態だとどこに行っても結果は同じになってしまうんですよね。
だから、根本的に仕事を任せてもらえない状況を解決するのが大切です。
✔この記事からわかること
■上司があなたに仕事を任せない理由
■仕事を任せてもらうために、あなたは何をするべきか
「仕事を任せてもらえない」なんて悩んでいる時間はもったいないです。
これを読めば、今日からどんな行動を起こせば状況が改善していくのか分かります。
そもそも仕事が無くて暇すぎるという方はこちら↓を読んでみてください。
![](https://sigoto-turai.com/wp-content/uploads/2020/09/「仕事が暇すぎるので辞めたい!」←それ正解です。-320x180.jpg)
あなたが仕事を任せてもらえない理由
まずはあなたが仕事を任されない理由を考えていきましょう。
これを押さえておくと、後で説明する解決法がしっくりくると思います。
原因は主に3つ。
✔仕事を任せてもらえない理由
- 部下の失敗は上司の責任となる
- 自己評価と周囲の評価がズレている
- 仕事を任せる側へあなたの想いは伝わっていない
それぞれ説明していきます。
部下の失敗は上司の責任となる
会社という大きな組織では、仕事に対して責任の所在が求められます。
あなたの上司にも、その上司が存在していて、さらにその上が存在しています。
例えば、役員からすれば部長に結果を求めるし、部長からすると課長に結果を求めるわけで、一般の社員に直接結果を求めるわけではないのです。
つまり、仮にあなたが失敗したとしても、上の人が仕事を任せたのは、あなたの上司なわけで、あなたではないので、責任は上司の責任になるわけです。
「仕事に対する責任」とは、仕事を任せた側、つまりあなたの上司が負うべきものです。
このように考えていくと、仕事を任せる側の立場になると、難しい仕事や自分でできることは極力自分がやる。
もしくは、ベテランの人に任せたいと思うわけです。
新人のうちからバンバン仕事を任されるという方が珍しい。
上司の立場からすれば当然の「リスク回避」なのです。
自己評価と周囲の評価がズレている
一言で表現すると「自惚れ」というやつです。
これは心理学の世界で良く知られており、レイク・ウォビゴン効果(平均以上効果)と呼ばれる認知バイアスの一つ。
簡単に説明すると、人間には自分が平均以上であると自己評価を過大に捉えてしまう心理傾向があるということです。
アメリカの心理学者David Myersが行った以下の実験があります。
アメリカの高校生を対象に行った実験では、自分が平均以上のリーダーシップ能力を持っていると評価した生徒は約70%、平均以下と自己評価した生徒は2%しかいなかった
引用元:Myers, D. (2010). Social Psychology (10th). New York: McGraw-Hill.
実際にあなたがどうかは別にして、一般的に人間は「自分ができると思いこんでしまう生き物」だと証明されているわけです。
自己評価は総じて他人の評価より高くなってしまうものと知っておいてください。
それが周囲とのギャップを生んでいる原因かもしれません。
自分はできると思っているのに、簡単な仕事しか任されないという状況には、こうした人間の心理傾向も要因となっています。
仕事を任せる側へあなたの想いは伝わっていない
今職場でのコミュニケーション不足というのが、企業の課題になっています。
HR総研が企業に行った調査で、「今課題になっているコミュニケーションはどこか」という質問に対する回答結果が以下。(有効回答229社)
青が全体、オレンジが従業員1000人以上の大企業です。
特に赤枠で囲ったところに注目して欲しいのですが、部署内の課長とメンバーのコミュニケーション課題を抱えている割合は、全体で33%、大企業で48%。
以前より業務量が多くなり課長自身がプレイヤーとなることも多いため、部下とコミュニケーションを取れていない現状が分かります。
世の中には「仕事量が多すぎるのでもっとラクさせろ!」と文句言う人もいるので、ちゃんとあなたの思いを伝えないと上司には伝わりません。
仕事を任せてもらいたいとあなたが思っているなんて、あなたの上司は夢にも思っていないかもしれないですよ。
コミュニケーション不足になっていると、あなたが「もっと仕事をやりたい!」と思っているのは、上司に伝わっていません。
「仕事を任せてもらいたい!」の簡単な解決法とは?
![](https://sigoto-turai.com/wp-content/uploads/2018/11/pirate-2750361__340.jpg)
今日の本題である「どうしたら仕事を任せてもらえるか」について説明します。
答えはシンプルで「上司の信頼を得る」です。
「いやいや、それが難しいんだよ・・」ってツッコミが聞こえてきそうですが、簡単に上司の信頼を得る方法はあります。
3つのアプローチを紹介するので、参考にしてください。
✔上司の信頼を勝ち取る方法
- 当たり前のことをきちんとやる
- 上司の立場で考える
- ケアレスミスをなくす
それぞれの方法を解説していきます。
当たり前のことをきちんとやる
何を言うかと思ったらそんなことか・・と思いましたか?
でも、転職や異動でいくつかの職場を経験したり、営業、購買担当として多くのお客さんと関わった僕が日々感じていたのは、当たり前のことすらできない人が多いということ。
ここで言う当たり前のことは
- メールはきちんと返信する
- 不在着信に気付いたら、早めに掛け直す
- 約束した納期を守る・・etc
こんなことは、別に特別なことではないですよね。
でも、これができていない社会人って、めちゃくちゃ多いですからねw
そして、上司はそういうところをきちんと見ています。
まずは、社会人として「当たり前だな」とあなたが思うことを紙に書き出してください。
そして、それがあなたはできているのか、胸に手を当てて考えてみましょう。
一つずつできていないことを潰していけば、上司の評価は必ず良くなっていきます。
当たり前のことをやる重要性や仕事ができる人になる方法はこちら↓に書いています。
![](https://sigoto-turai.com/wp-content/uploads/2020/12/仕事できないのがつらい!-成果を出す方法-320x180.jpg)
上司の立場で考える
上司の立場で考えて、行動してみると評価は変わってきます。
こう言うと難しく考えてしまうかもしれませんが、簡単な話です。
例えば、飲み会の幹事を頼まれた時、多くの人はとりあえずやるだけやると思います。
でも、この飲み会を全力で盛り上げたらどうなるでしょうか。
上司から見れば、飲み会でもこんなにちゃんとやるんだから、仕事はもっと頑張ってくれそうだと思うわけです。
だったら、飲み会をいつもより少し頑張って企画すればいい。
飲み会に限らず、退屈な仕事、嫌な仕事、全部に理由があって、上司の立場で見るとどう動いてくれると嬉しいのか、そうやって考えていくのが大切です。
そこまで上司のご機嫌取るのは嫌だと思うかもしれませんが、仕事ができる人は総じて「相手の立場で考える」ことができる人だと思います。
営業なら顧客の立場で考えられないとダメですよね。それと同じです。
また、上司の立場で考えるという視点で言うと、「やる気があることをきちんと伝える」のも大切だと思います。
先ほども説明した通り、あなたのやる気が上司に伝わっていないケースというのがすごく多いんですよね。
あなたもちゃんと伝えたこと無いのではないでしょうか?
恥ずかしいという気持ちがあるかもしれませんが、「もっとやりたい!」と思うなら上司にその思いを伝えましょう。
たいていの人は、頑張りたいと部下から言ってくれれば嬉しいものだし、素直にその部下を高く評価したいと思うはずです。
このような観点で相手の立場で考えて行動すると、上司の信頼は増していきます。
ケアレスミスを無くす
簡単な失敗(ケアレスミス)が多い部下は上司からすると、どうしても不安になります。
当然、重要な仕事は任せられないわけです。
ここで言うケアレスミスとは、上司の指示と少し違うことをしていたり、書類の数字が違ったり等、ちょっとしたミスです。
もちろん、大きなミスはもっとダメですよ。
特に、そうした失敗を何度も繰り返してしまうと、上司としては信頼することができなくなってしまいます。
「じゃあ、どうやってミスを無くせばいいんだよ!」という話は長くなってしまうので、こちら↓にまとめておきます。
![](https://sigoto-turai.com/wp-content/uploads/2020/08/仕事の失敗が怖いなら、ミスをするな!あなたがやるべきことは○○-320x180.jpg)
自分の強みを知っておこう
だれにでも得手不得手ってありますよね。
そして、当然自分が得意なところで結果を出す方が、ラクに決まっています。
だから、自分の強みを認識するのがまずやるべきことなんです。
これを知る一番良い方法は、友人や同僚など第3者からの意見をもらうという方法です。
自分では普通だと思っていることが、案外他人から見るとすごいことだったりするものなんですよね。
でも、「人に聞くのはちょっと恥ずかしい」という方は、以下のツールを使っても比較的簡単に自分の強みを確認できます。
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このツールは、もともと転職する人向けの面接対策が目的ですが、別に転職しなくても利用できます
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転職サイトと聞くと、じゃあ転職に興味ない人は意味無いのかと思いきや、すごく客観的に診断されるので、実は転職に興味がない人でもめっちゃ使えると思います!
診断結果は以下のような形でアウトプットされます。(サンプルは恥ずかしながら僕の診断結果なので、サラッと流してください笑)
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自分の強みをもっと深く知りたい方は「自分の強みを見つけて、それを活かす方法」を合わせて読んでみてください。
「仕事を任される」という受け身ではなく、主体的なキャリア形成を!
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僕がこれまで働いてきて思うのは、仕事ができる人は自分で主体的に行動して、そこでの経験を通してさらに成長していくということです。
逆に、物足りないなっていう人は「仕事を任されないから成長できない」という受け身の思考を持っていることが多い印象です。
「仕事を任させてもらう」という発想ではなくて、徐々に「自ら主体的に行動していく」という思考に変えていきましょう。
仕事を任せてもらえてもチャンスを活かすかは自分次第
仕事を任せてもらえたとしても、それをあなたがどう受け止めて、どう行動するかでその後の結果やあなたのキャリアは変わってきます。
仕事を任せてもらえないと、受け身で考えるのはやめましょう。
今の自分に何かできることはないか、職場を見渡したり、仕事内容を整理したりしてみてください。
何かしらやれることはあると思いますよ。
暇な時間を使ってやれること【事例】
主体的な行動を分解すると、あなたを中心にして内と外で何かやれることは無いかという2つのアプローチがあります。
外に対しては、上司や先輩に何か手が足りていない仕事はないか聞いてみる、関係部署で困りごとがないか聞いてみる等が挙げられます。
内に対しては、自分の扱う製品、業界や競合他社のことを色々調べてみることが挙げられます。
特に、内に対してのアプローチは一人でできることなのでおすすめ。
例えば、ヒマな時間でネットサーフィンして、業界や競合他社に詳しくなっておけば、上司の見る目はすぐに変わりますよ。
上司や先輩たちは、ネットで調べられない仕事のノウハウや業界の慣例には詳しいですが、ネットで調べられる一般論は知らないことも多いです。
調べれば分かることでも、すぐにその場で知識を披露できるだけで仕事ができそうな印象を与えることができます。
20代なら行動量で勝負が決まる
あなたが20代ならば、キャリアアップできる求人は大量にあるので、思い切って外の世界に飛び出してみるのも選択肢の一つです。
そのために、まずやることは人材のプロから一度話を聞いてみることです。
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もちろん、実際に面談して違和感があれば、何度でもチェンジOK!
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一方で転職活動した結果、転職しないという結論も尊重されます。転職を強要されることは無いので、安心して活動に取り組めます。
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30歳以上なら戦略を練る必要がある
あなたが30歳以上ならば、少し話が変わります。
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より専門性が高くなり自分を深く掘り下げて理解することが求められるので、転職エージェントのサポートでは不十分になります。
もちろん、自分で整理できれば問題ありませんが、ここの整合性が少しでもおかしければ問答無用で不採用になってしまうので、徹底的に作りこむ必要があります。
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