なんで私が仕事が遅い人のフォローをしなきゃいけないの?
仕事できないと何もやらなくていいならその方が得じゃん!
仕事が遅い人のせいで、そのフォローが自分に回ってくるなんて状況ありますよね。
正直、たまったもんじゃない!こっちだって忙しいのに!
その気持ちは、よーく分かります。
でも、実はこれって迷惑な話じゃなくて、チャンスとも言えるんです。
どういうこと?と思った方はぜひ最後までお付き合いください!
✔この記事から分かること
■仕事が遅い人のフォローを迷惑だと捉えてはいけない理由
■仕事が遅い人のフォローするメリットとデメリット
しっかりデメリットも考慮した上で、それでも僕はメリットが上回ると思っています。
無理矢理、仕事を押し付けられて、モヤモヤしている方に届くと嬉しいです。
目次
仕事が遅い人のフォローを迷惑だと捉えてはいけない理由
正直、誰かの仕事をフォローするのを損な役回りだと思ってやると、実際に本当に損することになります。
意識の持ち方一つで、迷惑な話もチャンスに変わります。
まずはなんでそう考えるのか理由からお話していきます。
✔仕事が遅い人のフォローを迷惑だと捉えてはいけない理由
- マネジメント経験を身に付ける練習になる
- 上司の評価を上げるのにコスパが良い
- 人から頼られるのはモチベーションにつながる
それぞれ説明していきます。
マネジメント経験を身に付ける練習になる
当然、昇進していくといつかは管理職になるわけですが、そうなると仕事ができない人も含めてチームマネジメントが求められます。
仕事が遅い人のフォローというのは、責任が無い状態でそういったマネジメントに取り組めるチャンスと言えるんです。
仕事が遅い人がなぜ遅いのか、上手く回すにはどうすればいいのか、課題意識を持って取り組んでみると学ぶことが本当にたくさんあります。
マネージャーになったらマネジメントする機会を得られるという考え方はダメで、マネージャーがマネジメントできるのは当たり前なんです。
なので、その前のポジションで次のポジションに求められる仕事を練習しておくという意識が非常に大切となります。
僕の経験でも、ここで練習して試行錯誤しておいたことが、実際にマネージャーになった時に活かされていると思います。
上司の評価を上げるのにコスパが良いから
実は仕事が早い、成果をそこそこ出しているというのは、「担当者として」良い評価にすぎないんです。
マネージャーに求められるのは仕事の処理能力よりもマネジメントスキルです。
なので、必ずしも仕事の処理能力が高い人が昇進が早くなるわけではないんです。
あなたの周りには、俺の方が仕事できるのになんであいつの方が評価が高いんだ!と騒いでいる人いませんか?
意外に、この視点はその場で働いているとどうしても見えなくなってしまいがちなので、注意が必要です。
ずば抜けた営業成績を出しているならばそれで勝負できると思いますが、そうではないならば、チームへの貢献というのも評価に加えた方が得策なんです。
実績を上げるよりも仕事をフォローするだけの方が絶対簡単ですよね。
だから、仕事が遅い人のフォローをすることは、コスパの良いアピールであり、次のステップへの練習という位置付けで取り組んでみるのが良いです。
人から頼られるのはモチベーションにつながる
仕事のモチベーションって何だろうと考えた時に、「お金」が真っ先に浮かぶ人は多いのではないでしょうか。
それは間違いないんですが、実は「人から頼られる」というのも、仕事のモチベーションに大きく影響することが分かっています。
実際に、人材開発を手掛けるFringe81株式会社が実施した調査で、仕事で感謝される人はモチベーションが大幅にアップすることを報告しています。(2019年11月、20~50代の男女ビジネスパーソン2,096名対象の調査)
感謝される頻度が多い人の方が、少ない人よりも、従業員エンゲージメント(満足度)が32.3%高いという結果です。
つまり、僕たちは思っている以上に、人から頼られて感謝されるとテンションが上がるということなんです。
それは言うまでもなく、自分の本来やらなければいけない仕事のパフォーマンスにも良い影響がありそうですよね。
仕事が遅い人のフォローを嫌々やってしまうと、なかなか相手から感謝されるということも無いかもしれません。
でも、主体的にかかわっていくと、相手からも感謝され、自分のモチベーションも上がるという良い流れを作ることができるんです。
仕事が遅い人のフォローがただの迷惑となるNG例
仕事が遅い人をフォローした方が良い理由、つまりベネフィットの部分は理解できたかと思います。
一方で、きちんと理解していないと、ただただ迷惑なだけになってしまうケースもあるので以下3つのNG例を紹介します。
✔仕事が遅い人のフォローがデメリットとなるNG例
- 上司が見ていないところで頑張る
- 嫌々フォローする
- 誰でもできる雑務を手伝う
それぞれ説明していきます。
上司が見ていないところで頑張る
上司というのは、あなたが想像する以上に、あなたのことを見てくれてはいません。
厳密言うと、見ようとは思っているのですが、自分も忙しいし、なかなか腹を割って話す機会も無いしで、意思疎通が上手くできていないんです。
なので、上司が見ていないところで縁の下の力持ちとして頑張ろうだと、本当にただの縁の下の力持ちで終わってしまいます。
それはもったいないので、いかに自分がチームに貢献しているのかをアピールすることも忘れないでください。
例えば、退社する前に、「上司に〇〇さんのフォロー完了しました。仕事が上手く回っていなかった原因は○○だったので、〇〇しておきました」みたいな報告をして帰るとか。
なんとなく僕らはさりげなくやるのが美徳と考えがちですが、アピールしまくるぐらいがちょうど良いです。
正直、上司は仕事が遅い人のフォローをあなたに頼んだことなんて忘れてしまっているかもしれません。
嫌々フォローする
先ほど、感謝されることがモチベーションにつながると説明しましたが、嫌々やるとこの逆現象が起きてしまいます。
それは、嫌々やることでそれがストレスになり、相手もそれを感じ取って重たい雰囲気になり、心から感謝されることもありません。
そして、ネガティブな感情は自分の仕事にも持ち込まれて、上手くいかないことがでてくる。それがさらにストレスになって・・
そして、先ほど上司は良く見ていないと書きましたが、実は悪目立ちすることには良く気が付くんです。(上司というか人間はそういう生き物です)
なので、嫌々やっていると時間も奪われるし、ストレスもたまるし、評価も下がってしまうかもしれないんです。
正直、嫌々やるぐらいなら、はっきりと断った方が良いんですよね。
誰でもできる雑務を手伝う
なんとなくフォローなんて、さっさと終わらせてしまいたいって考えてしまうのが普通ですよね。
だから、簡単な誰でもできる雑務なら手伝うという人をみることがあります。
でも、これは本当にただの無駄な時間を過ごすだけになるので、絶対にやめましょう。
自分の仕事だって、誰でもできることはいかに周りを上手く使うかによって、こなせる仕事量が決まってくるのに、他人の雑務を引き受けるなんてありえないです。
上司とかから仕事ができない人のフォローを頼まれたのならば、「仕事を終わらせる」のがあなたのミッションであって「仕事を手伝う」のはその手段にすぎないんです。
あなたが主導権を持って、仕事に取り組むことが非常に重要です。
そうでなければ、雑務をやっただけで何も得られるものがなく、ただ迷惑を掛けられただけなんてことになってしまいます。
仕事が遅い人のフォローを迷惑としか考えられないならば
ここまでの話を踏まえて、仕事が遅い人のフォローを少し前向きにできそうだと思ってもらえたなら、すごく嬉しいです。
一方で、あなたの職場環境や考え方によっては、どうしてもそれが迷惑としかとらえることができない、もしくはデメリットが大きすぎるというケースもあるでしょう。
その場合は、職を変えるという選択肢しかありません。
今の職場でストレスを抱えたまま、仕事を続けていても、ベストパフォーマンスを出すのは難しく、成長機会も失われてしまいます。
なので、早めに行動することが大切です。
まずは転職市場について調べてみよう
とは言え、転職しようと考えた時に、具体的に何をしたらいいか分からないですよね。
答えはシンプルで、プロにやり方を教えてもらえばいいのです。
最大手で情報量が豊富なので、情報収集目的で活用する人も多いです。
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まずは、エージェントで自分の可能性について話をしてみましょう。
とりあえず、転職ってどんな感じなのか、どんなキャリアがあるのか、お試し感覚で面談を受けてみるで全然大丈夫です。
そこで、転職は無いなと思えば辞めれば良いだけです。
逆に、注意して欲しいのは、会社を辞めるのは転職先が決まってからにしてくださいね。
その方が余裕を持って、転職活動できると思います。
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仕事が遅い人のフォローを迷惑ではなくチャンスにしよう!

仕事が遅い人をフォローするのは一見すると、めんどくさいし、気持ち的にもネガティブになってしまし、迷惑な話だと思います。
でも、以下のようなメリットがあります。
- マネジメント経験を身に付ける練習になる
- 上司の評価を上げるのにコスパが良い
- 人から頼られるのはモチベーションにつながる
それを踏まえると、僕はあなたにとってチャンスじゃないかなと思います。
どうせやらされるのならば、気持ちよくやって自分の糧にしてやりましょう。
それがあなたの将来に繋がってくるはずです。