私っていじめられやすいタイプなのかも・・
でも、職場のいじめにもう耐えられない!
当時の僕は、どうやって解決すれば良いか分からないし、給料もらって働いている以上逃げるわけにもいかないしで、がんじがらめになっていました。
こうした職場でのいじめは、年々深刻になっているように感じます。
実際に、政府が公表しているデータからも読み取れます。
下図は、厚労省が運営する総合労働相談コーナーに寄せられた相談内容について、内容ごとの件数推移表です。
いじめや嫌がらせの件数がものすごいスピードで増加していますね。
色んな職場を経験して色んないじめをみてきた僕が付け加えられることは、件数だけでなくいじめの種類も多様化しているということです。
職場でいじめられるタイプごとに対策を一覧にしたので、ぜひ参考にしてください。
✔本記事の内容
■職場でいじめられやすいタイプとは?
■職場でいじめられるタイプ別の対策
職場のいじめと言っても、人それぞれ状況が異なるので、まずはご自身がどんなタイプに該当するのか考えてみてください。
目次
職場でいじめられる6つのタイプ

職場でいじめられるタイプにはどんなものがあるのか整理していきます。
僕は、以下6つのタイプに区別できると思います。
✔職場でいじめられるタイプ
- おとなしい人
- 清潔感が無い人
- ネガティブな人
- ミスを繰り返す人
- 一生懸命じゃない人
- 仕事ができる人
まずは、あなたの置かれている現状において、何がいじめの原因になっているのか考えてみてください。
一つだけでなく、複数該当する人が多いと思いますが、その場合はこれから紹介する対策も合わせ技で試すと効果的です。
いずれにせよ、上記6つの中で近いものを選んでみてください
タイプを絞ることによって、効率的に対処していきましょう。
おとなしいタイプの対処法

おとなしい人は、職場で最もいじめられるタイプの人と言えます。
何をやっても言い返さないのでは、相手もエスカレートしていくのは容易に予想できますよね。
なので、これに該当する人は以下2つの方法を試してみてください。
- 自己肯定感を上げる
- 嫌なことはしっかり意思表示する
それぞれ説明します。
自己肯定感を上げる
全てのおとなしい人がそうであるとは言いませんが、たいていの人は自分に自信が無い人だと思います。
だから、なにかと我慢したり、どこか遠慮してしまったりしてしまうんです。
なので、何かアクションを起こす前に「自己肯定感を上げる」ことに注力してください。
✔自己肯定感を上げる方法
- 笑顔で過ごす
- 姿勢を正す
- ポジティブ思考を心がける
- 毎日、その日あった良いことを書き出す
- ネガティブな口癖を矯正する
何となく前向きな感じがしますよね。
100%やる必要はないので、少し心がけてみてください。
試しに、ポジティブな言葉をリストにして毎朝5分唱える、寝る前に5分その日あった良いことを書き出す、これだけやってみましょう。
1日10分しか使わないのに1カ月やり続けたら、あなたの自己肯定感は上がっていると思いますよ。(ぜひお試しあれ)
嫌なことはしっかり意思表示する
嫌なものは嫌としっかり伝えなければ、相手には伝わりません。
周囲もあなたが苦しんでいることに気付いてくれません。
自己肯定感が上がってくれば、多少言い返す勇気も沸いてきます。
ここで、ハッキリと大きな声で反撃することが大事です。
相手の目を見て、自信を持ってできる限り大きな声で相手に嫌だと伝えましょう。
受け答えの声が小さくハッキリしないと、相手はあなたから頼りない印象を受けます。
こうなると、むしろ相手はエスカレートしてさらなるいじめにつながる恐れもあります。
少し頑張って、ハッキリと言い返してみましょう。
緊張すると難しいですが、逆に大きな声を出してしまえば緊張が取れて、言いたいことも言いやすくなりますよ。
言い返すためのテクニックを詳しく知りたい方は、「上司に言い返す方法!これでアイツの理不尽に反撃しよう!」でまとめてあります。
恐い上司に言い返す方法を会得すれば、誰に対しても強く言い返すことはできますよ。
清潔感が無いタイプの対処法

清潔感とは、外見が清潔であるかどうかだけではありません。
仕事なので、「きちんとしている」印象を与えられるかどうかも大切な要素です。
なんかだらしない、感じが悪い、そんな人が周囲から好かれるわけがありませんよね。
ちょっと頑張れば、職場でいじめられるタイプから抜け出せるので、清潔感を出すために以下のポイントをチェックしていきましょう。
- 見た目
- 匂い
- 話し方
他にもあると思いますが、上記3つを変えれば必ず印象は良くなります。
見た目を改善する
やはり人は見た目で相手を判断するので、見た目から入るのはすごく大切です。
いわゆる清潔感と言われてイメージするところです。
以下、チェックポイントを挙げます。
- スーツやシャツが清潔か
- スーツやシャツのサイズが合っているか
- 靴やカバンは綺麗な状態か
- 髪はきちんとセットしているか(寝ぐせ等はNG)
- 髭は剃ってあるか(or整えてあるか)
- 爪は切ってあるか
最低限、礼儀としてこれぐらいは意識しておきましょう。
もし余裕があれば、これにプラスしてお肌のスキンケアは意識するといいかなと思います。
匂いを改善する
見た目は合格点でも、匂いが残念な人も印象悪いです。
そして、誰もそれを指摘してくれません。
でも、体臭や口臭は、間違いなくあなたの品位を下げるので、対策しましょう。
僕は専門家ではないので、詳しくは専門書を読むことをおすすめしますが、歯磨き+フロスをしたり、食生活を改善したり努力で匂いはどうにかできるのは間違いないです。
また、デオドランドやサプリなどはたくさんあるので、ぜひ試してみてください。
ちなみに、僕は以下のサプリを愛用しています。
30過ぎて、口臭や少し体臭が気になっていましたが、このサプリを飲み始めて、その悩みは無くなりました。
好意的なレビューが多いので、悩んでいる方はお試しください。(1カ月分が千円ちょっとで買えるので、ためらう理由は無いかと・・)
話し方を改善する
話し方も相手の印象を大きく左右します。
以下のポイントを意識してみましょう。
- はっきりと大きな声で
- 相手の目をしっかり見て
- 笑顔で堂々と
これが意識できていれば、相手が悪い印象を受けることはまずないでしょう。
清潔感といっても、あなたができていること、できていないことあると思います。
特にダメだなと思うポイントを改善するだけでも、印象はグッと良くなるので、ぜひ行動してみてください。
ネガティブなタイプの対処法

ネガティブは、職場でいじめられるタイプの典型的な特徴です。
とは言え、ポジティブになるなんてできるなら、とっくにやっているよという感じだと思います。
そんなあなたでもポジティブになれる方法があります。
それは、ポジティブな言葉を口に出して言うということです。
どういうこととなるかもしれませんが、ちゃんと説明するのでもう少しお付き合いください。
人間が意識できるのはたった脳全体の5%と言われています。残りの95%は潜在意識と呼ばれる無意識に働く脳です。
残念ながら、今のあなたの95%は、すでにネガティブが定着しちゃっています。
だからこそ意識できるわずかな5%の脳を使って、残りの95%の脳をコントロールしていくのです。
これをコントロールする方法が「ポジティブな言葉を口に出して言う」ということになるんです。
「わたしなら出来る」「必ず成功する」こんな簡単なワードでいいのです。
この方法はアファメーションと呼ばれており、効果的な自己暗示の手法として脳科学の世界でも研究されている分野です。
実は、まだ科学的に証明されている分野ではないのですが、僕も実践して前向きに行動できるようになりました。
言葉にすると、意識が変わるというのは本当だと思います。
騙されたと思って、1カ月続けてみてください。
ミスを繰り返すタイプの対処法

ミスを繰り返す人もやっぱり、職場でいじめられるタイプの人と言えます。
相手の立場で考えてみてほしいのですが、頼んだ仕事がいつも少しミスして返ってきたら、イラつきますよね。
こういうことの繰り返しがいじめにつながってしまうことも多いです。
じゃあ、このミスの原因って何のかというと、僕は2つあると考えています。
✔仕事で失敗する原因とは
- 注意不足
- 準備不足
これらの原因を潰していけば、ミスは少なくなりますよ。
注意不足の解決法 「睡眠とダブルチェック」
仕事をしていると、ケアレスミスって多くないでしょうか。
・見積もりの金額を間違えていた
・アポの時間、会議の時間を間違えていた
・今日締め切りの仕事を忘れていた
みんな人間ですから、「間違えていた」「忘れていた」なんてことは生じてしまうもの。
でも、これって落ち着いて取り組んでいれば、回避できたはずのミスだと思います。
こうしたケアレスミスは以下2つの方法で無くすことができます。
- 睡眠をしっかりとる
- ダブルチェックの仕組み作り
アメリカの医学雑誌「ランセット」は、医師を対象に睡眠が仕事の効率に与える影響を調査で、以下のような結果を公表しています。
睡眠不足の医師は、十分な睡眠をとった医師に比べて業務を完了させるのに14%長くかかりミスする確率は20%以上高かった。
つまり、良く寝ることで注意力を上げて、さらにダブルチェックを習慣にすれば、たいていのミスは防げるようになります。
準備不足の解決法 「シミュレーション」
「注意不足」が原因の失敗以外だと、全て準備不足によるものだと思います。
これの対策は、これからやる仕事に対して、次にどうなるのかイメージすることです。
どれぐらいの期間がかかるのか、何が必要になるのか、誰のサポートが欲しいのか等を把握することで、漏れ抜けなく仕事を進めていけます。
こうやって仕事を進めていければ、準備不足になる可能性も低くなりますよね。
可能ならば、あなたがイメージしたアウトプットの方向性で合っているのか、関係者にも相談するのがベストです。
「思っていたのと違う」って良くあるパターンです。
例えば、商談で顧客ニーズと少しズレたプレゼンをしてしまったり、上司に指示した内容と違うことをしてしまったり等、残念な結果になってしまいます。
同様に活動スパンが長い仕事は、方向性がズレていないか都度確認するのも大切です。
もっと詳しい話は「仕事のミスが怖い方へ!失敗しなくなる方法は簡単です」で説明しているので、合わせて読んでみてください。
一生懸命じゃないタイプの対処法

根が真面目な人間から標的にされやすいのが、一生懸命じゃないタイプの人です。
一生懸命じゃない人には色んなパターンがあると思いますが、大きく分けると以下2つに当てはまるのではないでしょうか。
- 今の仕事がやりたいことでは無いケース
- 職場環境に疲弊してしまっているケース
それぞれの対処法を説明します。
今の仕事がやりたいことでは無いケース
「やりたい仕事をやれば良い」と言えば簡単ですが、そもそも何がやりたいのかも分からないのが現実だと思います。
なので、あなたが進むべき方向が少しでも明確になれば、それに向けて少しはモチベーションも上がってくるのではないでしょうか。
実際に、僕が20代の頃に試行錯誤した方法は以下3つです。
- 自分の強み、武器を知っておく
- 過去に夢中になれたこと、継続できたことを考える
- やりたくない仕事を選択肢から消す
詳しい話は「自分のやりたい仕事がわからない時の3つの対処法」を読んでください。
いずれにせよ、やりたいことが分からない方はそのモヤモヤを解消するのが、まずやるべき対処法だと思います。
職場環境に疲弊してしまっているケース
職場の環境に合わないとやる気も出ないものです。
それでいじめの対象になったりすれば、なおさらやる気なんて出ないですよね。
まさに負のループだと思います。
こういう場合は、そこでどうにかしようと頑張るには、状況が悪すぎるのであまりおすすめできません。
つまり、職場を変えるという方法を取るしかありません。
でも、単純に転職すれば良いという話では無くて、きちんと「働きやすい職場」を見極めて会社を選ぶ必要があります。
それについては「働きやすい職場環境を見つける方法【見極める5つの基準】」で説明しているので読んでみてください。
仕事ができるタイプの対処法

最後のタイプは「仕事ができる人」です。
人間は嫉妬する生き物なので、仕事ができる人に批判が集まってしまうという職場は実際に存在します。
このケースでは、転職してキャリアアップと周囲への仕返しをするのが一番良い解決策だと思います。
近年転職に対するイメージは欧米に近づいており、転職でキャリアアップするのは一般的になりつつあるので、仕事ができる人ならばキャリアアップを実現しやすいはずです。
そして、想像してみて欲しいのですが、もしあなたの次の職場が今よりも待遇の良い職場であるならば、周囲の人はどんな顔するでしょうか。
ちょっと、性格悪いかもですが
「あなたの転職先を聞いてひきつった相手の顔」
めちゃくちゃ気持ちよくないですか?
さらに、これを短期間で実現するにはプロに頼るのが確実。
最大手で情報量が豊富なので、情報収集目的で活用する人も多いです。
転職した人の60%以上が年収アップ、半年以内の離職率4%という実績も公表されています。
相談だけでも可なのでお気軽にどうぞ
一人一人に担当者がついて相談に乗ってもらえるので、自分の境遇やニーズに応じた職場や仕事の話ができます。
嬉しいのは全て無料でやってくれるということ。
これは転職エージェントのサービスが全て企業からお金をもらう仕組みになっているからです。
会社に報告して現状をどうにかしてくれるのを待つよりも、今より良い職場に転職できるならばその方が良いですよね。
行動して損することはないので、ぜひトライしてください。
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職場でいじめられるタイプ別の対策一覧【まとめ】

職場でいじめられるタイプの人には6つのパターンがありました。
- おとなしい人
- 清潔感が無い人
- ネガティブな人
- ミスを繰り返す人
- 一生懸命じゃない人
- 仕事ができる人
いじめの標的になってしまう原因さえ特定できれば、対処法はこの記事で説明した通りです。
いじめられるのはツラいと思いますが、対処法はあります。
すぐに状況が改善するわけではありませんが、続けていれば効果は必ず出てくるので、ぜひ行動してください。