自己主張が苦手な自分でもスムーズに会社を辞められるのか
ある日、おとなしい同僚が辞めていってびっくりでした!なんで?
こんな疑問をもって、この記事にたどり着いた方が多いのではないでしょうか。
僕は新卒で入った会社で、上司のパワハラにあって会社にしばらく行けなくなったという経験があります。
復帰後は、会社から一度フェードアウトしてしまったという後ろめたさから、強く自己主張できない社員となっていました。
それから1年ほど経って、上司に突如退職を告げることになるわけです。
当時は、まさか僕が会社やめるとは思っていなかった人が大半で、すごく驚かれたのを覚えています。
だから、会社に残るようかなり強引な引き止めもされました。(どうやって振り切ったかは後ほど詳しく・・)
✔この記事からわかること
■おとなしい人が突然辞める理由
■退職にあたり僕がやったこと
今回は僕が会社を退職したリアルな話をしていくだけですが、「おとなしい人が突然辞める」に至る流れを通して、あなたの参考になるところがあるかもしれません。
おとなしい人が突然辞める理由
まずはなんで会社やめようと思ったのか気になる方も多いと思います。
僕の場合は、給与やキャリアで悩んで退職を決断しましたが、世の中のおとなしい人たちがどうなのかも考えてみます。
普通の人が辞める理由と変わらない
冷静に考えてみれば当たり前なんですが、おとなしいとかそうではないとか関係なく退職理由はだいたい似たようなものです。
実際に、僕がこれまで関わった人たちを踏まえて、改めて整理してみると以下3つがおとなしい人たちの退職理由です。
- 給与
- 人間関係
- やりがい
これって一般的な転職理由と同じじゃん・・
って思った方は、その通りです。
おとなしい人の転職理由って言うと、地元に戻るとか、パートナーの転勤に合わせて自分も引っ越すとか、なんとなく流されるパターンを想像しがちです。
でも、そういう理由って、そこまで多くないというのが僕の印象です。
というよりも、おとなしい人とか関係なく、誰にでも起こりうる理由だと思います。
なので、おとなしい人だろうと会社を辞める理由に目立った特徴は無いということです。
おとなしい人は不満を溜めるので周囲に気付かれにくい
ただ、おとなしい人は周囲に不満を言ったりしないので、辞める前兆が分かりにくいという特徴があります。
だからこそ、退職するという段階になり、初めて明るみに出るので、他の人たちからすると突然のことでびっくりするわけです。
人間関係や将来への不満を溜めこんでしまいそれが膨らんでいくことで、直接的な退職理由となることもあります。
実際に僕がそうだったのですが、周囲から聞かれて何か言ってもどうせ変わらないし、適当に合わせていました。
周囲の人と愚痴を言いあったり、他人の考え方に聞く耳を持っていたら、もしかしたら会社に残るという選択があったかもと思うことがあります。
良い悪いではなく、おとなしい人は自己完結する傾向が強いということです。
もちろん、あの時に転職しなければ今の僕はいなかったわけで、結果論としては職を変えて本当に良かったと思っています。
退職するなら事前に相談するのはNG
おとなしい人とかに限らず、転職などの話を職場の同僚や上司とするのは、絶対にNGなのですが、おとなしい人は特に注意です。
なぜならば、おとなしい人は周囲から見て、説得できそうに見えるからです。
説得すれば相手が考え直してくれると思えば、どこまでも執拗に退職を阻もうするのが会社という組織です。
実際に僕は事前に相談なんてしませんでしたが、辞めたいと上司に告げると、毎日のように色んな方との面談が設定されて、引き止めされました。
一般的におとなしい人は押しに弱いと考えられています。
事前に退職を相談するということは、退職するまでの期間、つまり上司や同僚と一緒にいる期間が長くなってしまいます。
この間、ずっとネチネチ言われ続けるわけです。
僕の場合、本当に辞める当日まで言われ続けましたからね笑
退職すると告げてから最終出社日までは、できるだけ短い方が良いと思います。
おとなしかった僕が退職に至った経緯
もしかしたら、僕が退職に至った経緯に興味ある方もいるかもなので、もう少し話をしてみたいと思います。
興味ない方は読み飛ばしてくださいね。
冒頭で少し触れましたが、僕は新卒で入った会社でフェードアウトしてしまった経験があります。
最初は希望にみち溢れて入社しましたが、運悪く上司が超体育会系のパワハラおじさんだったわけです。
今考えれば、よくいるタイプなんですが、当時の僕はつまらない事務仕事を延々とやらされ、その進捗を細かく管理される毎日に希望が持てませんでした。
さらに、少し気に食わなければ、上司の怒号が飛んできて圧がすごいので、毎日会社に行くのが嫌だったのです。
甘いと怒られるかもですが、学生時代に人から怒られるなんて経験も無いですしね。
そうこうしているうちに、入社して数か月で体調を崩してしまいました。
最初の数日はベットから起き上がれないほど重傷だったのですが、重圧から解放されて自分を見つめなおす良い機会となりました。
そこから会社に復帰して、うまいこと部署異動もでき、地獄の職場環境は改善されたのですが、やはりこの会社で40年間働き続けるのは無理だなと思っていました。
新しい職場の上司はとても優しくて仕事もできる人だったのですが、上層部からの理不尽な要求に振り回されているという感じです。
この時に、自分の上司である課長や部長みたくなりたくないなと思ってしまったんです。
なので、自分なりに色んな会社を調べてみたり、転職エージェントの人に相談したりして、転職先を探していったというわけです。
サクッと書いてみましたが、そんな背景でおとなしかった僕でも突然辞めることになるのですが、似たような境遇の人いるのではないでしょうか。
普通に職場の上司や先輩を見れば、自分が10年後、20年後どうなっているのかイメージできるはずです。
そこに違和感があるのならば、将来を考えてみないとですね!
退職にあたり僕がやったこと
ここからは退職にあたり僕が準備したことやどんな考え方で進めていたのかを説明します。
分かりやすく、3つのステップでまとめてみようと思います。
✔退職の3つのステップ
- 自己分析
- 転職活動
- 退職交渉
正直、退職交渉は会社に「〇〇までで会社を辞めます」といえば終わりなのですが、初めての退職ではそうはうまくいきません。
当時の僕もだいぶ手こずったので、そうした反省も踏まえながら何をした方がいいか説明していきます。
ステップ① 自己分析
まずは、自分がどうしたいのか自己分析をしていくのがおすすめです。
自分で書き出してみたり、家族や友人などから意見を聞いたりするので大丈夫です。
でも、もっと簡単に無料の自己分析ツール使ってやっちゃっても良いです。
いずれにせよ、そこにあまり時間を使う必要はありません。
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転職サイトと聞くと、じゃあ転職に興味ない人は意味無いのかと思いきや、すごく客観的に診断されるので、実は転職に興味がない人でもめっちゃ使えると思います!
診断結果は以下のような形でアウトプットされます。(サンプルは恥ずかしながら僕の診断結果なので、サラッと流してください笑)
各項目が数値化されてどこに強みがあるのか分かるので、自分だけでは気が付かなかった伸ばせる才能を発見できます。
こんな感じで自分について理解することで、ステップ①は完了です。
1時間もあれば、できることなので今すぐやってみてくださいね。
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ステップ② 転職活動
ある程度自分のことを理解できたら、いよいよ行動するタイミングです。
とは言え、今はプロが転職サポートしてくれる時代なので、思っているほど手間はかかりません。
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ステップ③ 退職交渉
晴れて次の会社が決まったら、今の会社に退職したい旨を報告するタイミングです。
一応、マナーとして最初に直属の上司へ伝えるようにしましょう。
ただ、上司がなかなか退職届を受理してくれないのがよくあるパターンです。
引き止められそうだなと思ったら、以下2点を意識して行動してください。
- メールでいつまでに退職したい旨を連絡して証拠を残す
- 仲の良い同僚などを中心にすぐにオープンにする
目安として1週間以上保留された場合は、強引に行動しても問題無いです。
退職は1か月前に言わないといけない企業が一般的で、メールで証拠を残せばそこから1か月と考えて問題無いです。
辞める会社だからと言って、あなたがマナー違反にならないように、日程感はきちんと意識して退職手続きを進めていきましょう。
そして、こうやって行動することで、辞めるしかない状況に自分を追い込めるメリットがあります。
上司などから引き止められても、強い決意で対峙できるようになりますよ。
おとなしい人でも突然会社を退職するのは余裕です【経験談】
今この記事を読んでいるあなたがどんなスタンスなのか分かりませんが、おとなしい人でも会社を辞めるのは余裕です。
周囲からみると、突然という印象を与えがちですが、取るべきステップも通常と何一つ変える必要はありません。
強いて言うならば、退職する際に少しめんどくさくなりやすいので、注意するだけです。
いざとなれば、世の中には退職代行なんてサービスもあります。(僕はお金払って退職するなんて馬鹿げていると思うのでおすすめはしません)
おとなしい方でも、秘めている思いは同じはずです。
ぜひ自分に偽りない選択をしていただければと思います。