常に不満や愚痴ばかりのモンスター社員
周りへも悪影響を及ぼすその行為の末路とは?
あなたの職場にもいるかもしれないモンスター社員!
会社への不満や上司の悪口を言ってしまうなんてことは誰にでもあることだと思います。
でも、それらが常軌を逸しているのがモンスター社員です。
会社の何もかもに怒り狂い、周囲を巻き込んでヘイトを繰り返し、時には会社の経営を傾けてしまうことさえあります。
この記事では、あなたの周りにいるモンスター社員への正しい対処法とあなた自身がモンスター化しないためにやるべきことをお伝えしていきます。
✔この記事から分かること
■モンスター社員の対処法
■あなたがモンスター社員にならないためにやるべきこと
「えっ?自分がモンスター社員になるわけないじゃん」って思いましたよね?
対処法を知るついでに、最後まで読んでみてくださいね。
働く価値観を整理しておくだけで、だいぶ違います。
今あなたがモンスター社員だと思っている人も、まさか自分がそうなるとはなんて思っていないし、たぶん自分がモンスターである自覚すらないのです。
モンスター社員の悲惨な末路【あなたも他人事ではない?】
今あなたがモンスター社員に悩まされているとしても、安心してください。
モンスター社員は放っといても、最終的に自滅していきます。
間違いなく悲惨な末路が待っているので、まずはそれを理解することで心の平穏を手に入れましょう。
なぜモンスター社員が生まれるのか
僕が関わってきたモンスター社員の特徴の多くは「自分の理想と現実に大きなギャップを抱えている人」だと思います。
そもそも、愚痴や不満って、こうだったらいいのになという理想と現実のギャップを嘆くものですよね。
この理想との乖離によるストレスに耐え切れずに、過激な行動をしてしまうのがモンスター社員というわけです。
誰でも理想と現実のギャップに悩んでいて不満を抱えていますが、それが積み重なっていって我慢できなくなってしまうんです。
良くあるパターンを挙げてみます。
ちょっと理不尽な要求を上司にしたら、上司側もそれぐらいの我儘はいいかと思って受けれ入れてしまった。
そしたら、また違う理不尽な要求をする、上司側も問題を大きくしたくないので、我慢して受け入れてしまう。
でも、エスカレートする要求に上司側が受け止めきれなくなって、要求を突き返してしまう。
今まで受け入れられていたのに、要求が通らなくなり、自分が否定された気持ちになってしまう。
今度はさらに強硬な態度で要求する。
上司と上手くいかなくなり、関係は泥沼化していく。
行動はさらにエスカレートして手が付けられなくなる。
エスカレートしていくと、自分では歯止めが利かなくなってしまいます。
そこらへんにいる普通の社員がモンスター化してしまう可能性はいつでも潜んでいるんです。
冒頭であなたもモンスター化する可能性があると書いたのはそういうことです。
モンスター社員は損ばかり
実際にモンスター社員は損しかありません。
というのは、不満をばかり言って仕事に取り組んで自分で行動しないと、そこから何かを得て成長することができなくなってしまうからです。
今ダメなところを工夫して改善していくという経験こそが、仕事における成長だと僕は思っています。
モンスター社員は、それを会社や上司のせいにしてしまって、自分では解決しようとしないので、ビジネスパーソンとしての評価も低くなりがちです。
仕事へのモチベーションも低くなっていくので、ますます自ら進んで何かに取り組むこともなくなり、成長の機会が失われていきます。
仕事で成長できずに、30代、40代を過ぎてしまうと、いわゆるお荷物社員の出来上がりです。
ネガティブな人は煙たがられるので、徐々に居場所も無くなっていきます。
いい歳して、仕事ができないだけならまだしも、文句ばかりでネガティブを周囲に振りまく害悪しかない人って、ヤバいと思いませんか?
わがまま癖がついてしまい、転職しても上手くいかなくなる
モンスター社員は、「ここは俺のいるべきところではない」という名言?を残して、転職していくパターンも多いです。
でも、転職先でも上手くいくわけがありませんよね。
結局、人間の本質は変わりません。
転職先でもまた不満や愚痴を抱え込んでしまうことになります。
そして、一度ついてしまったわがまま癖は、なかなか治らないです。
転職先への遠慮から最初は我慢していても、遅かれ早かれモンスター社員としての実力をいかんなく発揮することになるでしょう。
ここからは無限ループですよね。
また転職したって同じことだし、その会社に居続けても不満を言い続けるだけだし、ビジネスパーソンとして可哀そうな人生だなと僕は思います。
モンスター社員である限り、悲惨な末路しか待っていないんです。
なんとか転職に成功したいならば、どんな手順で準備するかが大切なんですよね。
別の記事「会社から逃げたい!次に失敗しないための正しい辞め方」で詳しく解説しているので、興味がある方は読んでみてください。
モンスター社員の対処法
あなたがモンスター社員の上司で無い限り、必要以上に関わる必要はありません。
基本的に「あなたからは関わらない」が対処法です。
でも、無視すると、嫌がらせのターゲットにされることもあるので、適当な距離感で付き合うようにしましょう。
仕事で関わる場合も、あくまで業務内容だけをやり取りする。
これを徹底すると、相手もあまり関わってこなくなるはずです。
モンスター社員というのは、基本的にネガティブを行動の活力にしているので、話をするだけであなたにも悪影響があります。
なので、モンスター社員には極力近づかないというのを徹底してください。
ネガティブが伝染していく恐ろしさは「ネガティブは感染する!あなたができる対策は3つだけ!」で説明しているので、興味がある方は読んでみてください。
あなたがモンスター社員にならないためにやるべきこと
たいていのモンスター社員は自分がモンスターになるなんて思っていません。
でも、誰にだって(あなたにも)モンスターになってしまう可能性はあります。
ここからは、そうならないためにやるべきことをお伝えしていきます。
自分は絶対大丈夫と思っている人も、念のため読んでもらえると嬉しいです。
「会社に雇われる」という発想からの脱却
知っておいて欲しいのは、会社というのはキャリアを実現する場所にすぎないということです。
このブログで何度か書いていますが、会社で働くのはあなたが幸せになるためであって、会社を幸せにするためではありません。
だから、会社がどうにかしてくれるという考えでは無くて、あなたが成長するために会社を利用するという意識で働くのが重要です。
成長できないと感じたら、さっさと転職するのもよし、独立するもよし、会社のことなんてどうでもいいので、目標に向かって突き進むのを優先してください。
この考え方は、これからのビジネスパーソンに必需となる考え方だと僕は思います。
というか、変化の激しい時代に一つの会社に留まる人というのは、今後ますます減っていくのは間違いないわけです。
会社に依存する考え方では、幸せになる可能性を自ら狭めるだけなんです。
自分自身を理解する
じゃあ、目指すべき目標は何なのかという話です。
これを明確化するのは難しいかもしれませんが、考えてみることは本当に大切だと思うので、ぜひやってみてください。
そのために、まずは自分自身を理解するところから始めましょう。
具体的なやり方は、家族や友人にあなた自身のことを聞いてみるでも良いし、本を読んでみるのでも良いし、あなたが好きなようにやりましょう。
僕は誰かに自分の話をするのがこっぱずかしいと思ってしまうので、一人でできる自己分析ツールを利用して、自分を客観視しました。
大切なところですが、ここに必要以上の時間をかけるのは本末転倒なので、自己分析ツールでサクッとやるのが一番おすすめです。
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将来から逆算して今の行動を考える
現状把握できたら、自分の将来を考えてみましょう。
ここで明確な目標を立てる必要はなくて、なんとなくでもいいので自分がどうなりたいのか考えてみるのが大切です。
変化が激しい時代なので、明確に定めても様々な事情で実現できなくなったり、そもそも目標が陳腐化してしまったりするので、きっちりやる必要はありません。
どちらかというと、定期的にメンテナンスしていく方が大切です。
そこらへんは柔軟に考えてみてください。
そして、なんとなく自分がどうしたいか見えてきたら、それを実現するために今何をするべきなのか考えてみてください。
先ほども説明した通り、会社に言われたことをやるのではなくて、あなたが理想に近づくために何をやるかです。
もちろん、会社に言われたことをやらなければクビになるので、実際にはどうでもいい仕事は適当にやって、大切な仕事はしっかりやる感じですよ。
それが会社を利用するということなんです。
こうやって行動すると、会社に対して不満や愚痴は少なくなります。というよりも、会社なんてどうでも良くなるはずです。
会社に対する負の感情が薄れてくれば、モンスター社員になる可能性も低くなります。
モンスター社員の悲惨な末路【まとめ】
モンスター社員には悲惨な末路が待っています。
これは間違いないです。
もしあなたが今の会社に不満を持っていて、もしかしたらモンスター社員予備軍かも?と思ったならば、今すぐ脱却する必要があります。
そのためには、会社に依存しない考え方に切り替える必要があります。
これは現代のビジネスパーソンが変化の激しい時代を生き抜いていくのに絶対に必要な考え方なので、ぜひ読み返してもらえると幸いです。