上司が高圧的で毎日出社するのが怖い
もう我慢の限界にきている・・今すぐ会社を辞めたい
運悪く上司が威圧的な人だと、きっと毎日ツラいと思います。
正直に言うと、それに耐えられなくて会社へいけなくなった時もありましたが、あなたには同じ道をたどって欲しくない。
なので、僕がこれまでの社会人経験を通して身に付けてきた「高圧的な人に委縮せず言い返す方法」をあなたにお伝えしていきます。
✔この記事からわかること
■上司が高圧的になる理由【その心理を解説】
■高圧的な上司の対処法
実際に僕自身が試行錯誤してきて、「これは使える!」と思った方法だけ厳選して紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
上司が高圧的になる理由【その心理を解説】

まずは威圧してくる上司の心理とはどういった特徴があるのか把握しましょう。
とは言ってもそんなに難しくはありません。
高圧的な人の心理的背景には、以下2つの欲求が隠れています。
- 承認欲求
- 支配欲
なんとなく意味は分かると思いますが、詳しく解説していきます。
承認欲求を満たすため
誰しもが他人に認められたいという思いは持っているものです。
専門用語を借りると、そうした欲求を「承認欲求」と呼びます。
承認欲求自体は悪いものではないのですが、「高圧的な人」はその思いを強く持っている傾向があります。
- やけに忙しいアピールして他人の注意を惹きたがる
- 馬鹿にされるのが人一倍嫌いでプライドが高い
こんな感じの人は要注意です。
心の中では自分に劣等感を感じているからこそ、それを見抜かれないように必死で自分を大きく見せようとしているのです。
それが相手を威圧する態度としてあらわれています。
高圧的な人は、「承認欲求を満たしたい」が心理的な背景にあることがほとんどなので、相手のプライドを傷つけるような言動は絶対にしないようにしましょう。
ただ、委縮してしまうと、相手はあなたを下に見て、その態度に拍車がかかる恐れがあるため、毅然とした態度で臨むことが大切です。
ここらへんのさじ加減は、のちほど説明していきます。
ちなみに、あなたは「自分の承認欲求」について理解していますか?
誰でも承認欲求は持っていて、これを知らないとあなたのキャリア形成に大きな損失が生まれてしまうかもなので、こちら↓を読んでみてください。

支配欲を満たすため
先ほどの承認欲求に加えて、高圧的な人は他人を自分のコントロール下に置いておかないと気が済まない支配欲が強い傾向があります。
恋愛なんかではおなじみの束縛してくるタイプの人ですね。
このタイプが仕事の場合には、支配欲を満たすために、相手を威圧して自分の思い通りに動かそうとしてきます。
こうした支配欲の心理的な背景には以下の理由が挙げられます。
- 他人を信用できないから
- 心配性で実際には弱い人間だから
- プライドが高く常に上位にいたいから
支配欲の根底にあるものは、承認欲求とも重複するところがあるので、この2つを分けて紹介していますが、明確に区別する必要はないと思います。
シンプルに、高圧的な人は相手を自分の思い通りに動かそうとして、言うこと聞かないやつは徹底的に排除しようとすることを頭に入れておいてください。
高圧的な人は、臆病でプライドが高いので、そういった特徴をしっかり押さえておきましょう。
高圧的な上司の対処法【委縮せず言い返すためには】

ここからは本題の「高圧的な上司の対処法」を紹介していきます。
その方法とはズバリ!自己肯定感を上げるということです。
もう少し分かりやすく言うと、自分に自信を持つんです。
自分に自信があれば、誰から何を言われようが委縮せずに自分の意見をはっきり伝えることができるようになる気がしませんか?
実際に、あなたの周りにいる人でも高圧的な上司に委縮せずに堂々としている人は自分に自信がある人だと思います。
じゃあ、肝心のどうやったら自信を持てるようになるのかということですが、その方法を3つ紹介していきます。
✔自己肯定感を上げる方法
- 自分の強みを理解する
- 高圧的な上司とは関わらない
- 仲間を増やす
それぞれ説明していきます。
自分の強みを理解する
自分に自信を持つためには、まずは自分のことを知らなければいけないですよね。
自分が何が得意なのかを知らないと、なんだかダメダメな気がしてネガティブな感情に支配されてしまいます。
なので、自分の強みがしっかり認識することが、自信を持つための第一歩となります。
強みを知る一番良い方法は、友人や同僚など第3者からの意見をもらうという方法です。
自分では普通だと思っていることが、案外他人から見るとすごいことだったりするものなんですよね。
でも、「人に聞くのはちょっと恥ずかしい」という方は、以下のツールを使っても比較的簡単に自分の強みを確認できます。
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高圧的な上司とは関わらない(関わるタイミングを意識する)
身もふたもない話に聞こえるかもしれませんが、自己肯定感を下げてくる相手とは関わらないというのは基本戦術です。
自信を持つためにはどうするかは大事ですが、どうやったら自信を失わずに済むかという視点も必要ということです。
もしこの対応が可能ならば、それでいったんは解決です。
とは言え、全く関わらないわけにはいかないと思うので、そんな方へのアドバイスは関わるタイミングを意識してみましょう。
相手の機嫌がめちゃくちゃ良い時に話かければ、気難しい人とでも話はそれなりに弾むものなんです。
逆に機嫌が悪い時に話しかければ、誰が話かけたってコミュニケーションは難しいです。
つまり、「空気が読める」ってやつですね。
面白い実験を見つけたので、少し紹介します。
科学専門誌「Proceedings of the National Academy of Sciences」によると、依頼事項の成功率と食事との関連性が指摘されています。
(和訳抜粋)人間は決断によって血糖値に大きな影響を与えることが分かっている。相手が空腹の状態の時に頼みごとをすると、断られる可能性が高くなる。
引用元:https://lsolum.typepad.com/files/danziger-levav-avnaim-pnas-2011.pdf
また、この研究では低血圧で朝は機嫌の悪い人とは朝の時間帯関わらない方が良いというデータも紹介されています。
つまり、相手の機嫌が悪いときはできるだけ関わらないようにして、相手の機嫌が良い時にコミュニケーションを取っておけば、良い関係が築ける可能性が高いです。
でも、そんな高等テクニックできるわけないじゃんって思うかもしれません。
なので、3つだけ気を付けてみてください。
- 朝方はめっちゃ機嫌が悪い人がいる
- 重たい会議の前は話し掛けない
- 食後やたばこ休憩後は機嫌が良くなりやすい
これを意識しておくだけでも、地雷を踏む確率は結構減ると思います。
仲間を増やす
3つ目の方法は「仲間を増やす」です。
人間群れれば多少なり気が大きくなるものです。
油断は大敵ですが、それが自信につながり良い効果を生むこともあります。
特に、職場に高圧的な上司がいるのならば、被害者はあなただけではないはずです。
まずは同じ悩みを持つ同士を探してみましょう。
そして、ある程度の自信がついてきたら、今度はポジティブな人とのつながりを作っていきましょう。
不思議なもので、人間は周りの人間によって、良くも悪くも影響されます。
あなたがどんなにポジティブ思考になろうと努力しても、ネガティブな人間と多くの時間を過ごしていては、ポジティブな人間になることはできません。
居酒屋で愚痴ばっかり言っている人といつも一緒にいると、愚痴ばっかり言う人間になってしまうのと同じです。
人は気づかいないうちに、周りの人間の影響を少なからず受けてしまいます。
だから、あなたの憧れている見本のようなポジティブ人間と関わる時間を増やしましょう。
そうすれば、あなたの潜在意識はみるみるポジティブへと変化するのです。
気付いたら自信満々な人になっていますよ。
委縮せずにはっきりと言い返そう

高圧的な上司に威圧されている時、いざ反論しようとすると勇気が出ないはず。
でもこの瞬間こそ、ハッキリと大きな声で反撃することが大事です。
すでにあなたは自身を持てるようになっていて、仲間も作り職場内でも信頼関係を築いてきたはずです。(は?となってしまった方は、上述した「高圧的な上司の対処法」をもう一度読んでみてください)
そして、そこまでできているならば、あとはきちんと相手に伝えるだけです。
受け答えの声が小さくハッキリしないと、相手はあなたから頼りない印象を受けます。
こうなると、むしろ上司はエスカレートしてさらなるプレッシャーをかけてきます。
実際に僕は以下のような経験をしています。
上司に向かって明らかに正しい論理で反撃しても、その反撃の声が小さいと打ち消されて相手の話を被せられる…
これ、経験した人なら分かると思うんですが、めっちゃ悔しいんですよ。笑。
少し頑張って、ハッキリと言い返してみましょう。
緊張すると難しいですが、逆に大きな声を出してしまえば緊張が取れて、言いたいことも言いやすくなりますよ。
言い返すためのテクニックを詳しく知りたい方は、「上司に言い返す方法!これでアイツの理不尽に反撃しよう!」でまとめてあります。
どうしても威圧的な上司から逃れたいなら

色々やってみたけど、どうしてもダメということもあると思います。
それはあなたの責任ではありません。
パワハラ上司やそれを放置する会社の責任によるところが大きいです。
でも、今あなたの職場ではそれがまかり通ってしまっているわけで、そうなるとあなたができることは環境を変えることしかありません。
それに気付いたのならば、出来るだけ早く動き出しましょう。
今の職場で消耗するのは、時間の無駄でしかありません。
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色々見てみた結果で、今の職場の方が良いという結論になるなら、それはそれで迷いがなくなるし良いことだと思います。
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