仕事で怒られるとすぐ凹んでしまう・・
みんなそうだと思います。誰だって、怒られるのは嫌なものですから。
でも、実は怒られてしまった時に気にしない方法があるとしたら、知りたくありませんか?
もったぶっても仕方が無いので、答えを書いちゃうと「ポジティブに変換すること」です。
怒られても、それを前向きにとらえられるようになれば、別に何を言われても気にならなくなりますよね。
とは言え、そのポジティブになるのが難しいんですよね。
なので、僕がこれまでの社会人生活で身に付けてきた仕事で怒られるをポジティブに変換する方法を大公開していきます。
✔この記事から分かること
■ポジティブになるための土台づくり
■仕事で怒られるメリットとデメリット
■怒られても気にせずに、前向きにとらえる方法
信じられないかもしれませんが、ポジティブになるのって、あなたが考えている以上に簡単なことなんです。
正しいアプロ―チを知り、少し訓練しておけば、あなたも仕事で怒られることが気にならなくなりますよ。
もし相手から怒られた内容が理不尽である(自分は悪くない)と思うなら「自分が悪くないのに怒られる!平気な人がやってる3つの工夫」が参考になると思います。
ポジティブになるための土台づくり
まずは土台づくりという意味で、ポジティブになるためのコツを紹介していきます。
ポイントになるのは、以下2つ。
- ポジティブな言葉を使う
- ネガティブな考え方には近づかない
それぞれ説明していきます。
ポジティブな言葉使おう(アファメーション)
今ポジティブな気持ちじゃなくても、ポジティブな言葉を使い続ければ、本当にそんな気分になってきます。
人間が普段の生活で意識できるのはたったの5%と言われてます。
残りの95%は潜在意識と呼ばれ、無意識に働いています。
つまり、ポジティブ言葉を使い続けることで、この潜在意識に働きかけることが期待できるんです。
「わたしなら出来る」「必ず成功する」こんな簡単なワードでいいのです。
この方法はアファメーションと呼ばれており、効果的な自己暗示の手法として脳科学の世界でも研究されている分野です。
正直に言うと科学的に証明されていませんが、何気なく口にする言葉を変えるだけで、人生が好転する可能性があります。
実際に、僕も毎日ポジティブな言動を意識しています。
こうすることで、気持ちが沈んでいる時でも、不思議と元気になってくるんです。
科学的根拠がなくても、身をもって経験しているので「ポジティブな言葉を使い続けるとポジティブになる」と言い切ることができます。
ネガティブな考え方には近づかない
ネガティブなことを言う人の影響を受けて、つい自分もネガティブなことを言っているなんてことありませんか?
サラリーマンの飲み会って愚痴大会みたいなものですが、あんなイメージです。
ネガティブな感情というのは、知らず知らずのうちに影響を受けるものです。
この事実を知らないのでいると、知らぬ間にネガティブな人の悪影響を受けて、あなたも卑屈な人間なってしまうかもしれません。
先ほどのアファメーションの話と同じで、そういう言葉や行動にさらされていると影響を受けてしまうので、意識的に距離を取ることが必要です。
これは逆も成り立つ話で、ポジティブな人の近くにいれば、あなたもポジティブになることができます。
なので、付き合う仲間も見極めて、ポジティブな人と仲良くしていきましょう。
それでもネガティブな人と付き合う必要がある場合は、「ネガティブは感染する!あなたができる対策は3つだけ」を読んでみてください。
仕事で怒られるメリットとデメリット
そもそも仕事で怒られることって、僕はネガティブだと思いません。
って言うのも、怒られることで得られることもあるからです。
仕事で怒られるメリットとデメリット
さっそく整理していきましょう。
- 自分の欠点に気付ける
- 成長の機会が与えられる
- 相手から期待される
- 気分が落ち込む
- 恥ずかしい思いをする
- 評価が下がる?
- 出世が遠のく?
こんな感じで挙げていくと、デメリットの方が多い気がします。
でも、実際には怒られていることが、評価が下がったり、出世が遠のいたりするわけではありません。
むしろ怒られる人は出世する
よく怒られているのに昇進が早い人って、たまにいますよね。
僕の周りにも、すごくよく怒られていて仕事ができるという印象は無かったのに、あれよあれよという間に部長に上り詰めてしまった方がいます。
実は、よく怒られる人には「期待されて怒られる人」と「毎回同じことを怒られる人」の2パターンがいます。
先ほど、デメリットで挙げた評価が下がったり、出世が遠のいたりするのは、毎回同じことを怒られる人です。
逆に、期待されて怒られる人っていうのは、怒られたことを成長の機会ととらえて改善するので成長して、会社の中でもどんどん出世していくことになります。
相手も自分が怒ったことをしっかり改善してくる人に好印象を持ちますよね。
完全無欠で仕事ができる人よりも、自分がそうやって育てた人の方がかわいたがりたくなるのが人間というものです。
つまり、若いうちに怒られることは相手から期待されているということであり、評価を上げるチャンスなんです。
その思いを無駄にするか、うまく活かすかはあなた次第です。
怒られても気にせずに、前向きにとらえる方法
ここまでの話を踏まえて、「怒られても気にせずに、前向きにとらえる方法」を説明していきます。
ポジティブに変換するには以下3つのことに気を付けましょう。
- 失敗から学ぶ
- 相手に感謝する
- 理不尽なら反面教師にする
失敗から学ぶ
先ほどの話と被りますが、怒られるという失敗から学びを得ようとする姿勢は非常に重要です。
どんな成功よりも失敗の方が多くを学ぶことができます。
世界的な発明家として有名なエジソンも以下のような名言を残しています。
失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ。
失敗すればするほど、我々は成功に近づいている。
あのエジソンだって、たくさんの失敗をして大きな成功を手に入れたんです。
あなたが完全無欠で、失敗もせずに怒られることもない方がおかしいと思いませんか?
別に怒られることは悪いことではなくて、そこから学ぶことができるので、むしろラッキーとさえ考えても良いんです。
相手に感謝する
社会人になると真剣に怒ってくれる人なんてそうはいません。
あなたに怒るという行為は、それだけあなたに対する期待の表れで、もっと良くなって欲しいと思うから怒るんです。
実際に、僕も部下や後輩に対して、厳しく言うこともありますが、それは相手に成長してほしいという思いからそうしています。
やる気のない社員に対しては、そんな言葉はかけません。
なので、あなたも目をかけてくれる人に対して、感謝の気持ちを持ってください。
そういう気持ちで怒られると、凹んだりするよりも、挽回したいという気持ちの方が強くなり、前向きな気持ちになれるはずです。
理不尽なら反面教師にする
とは言え、理不尽にキレたりする上司がいるのも確かです。
そういう場合におすすめなのが、それを反面教師にするという方法です。
「こういう風に怒ると相手に嫌悪されるな」って冷静に分析するんです。
自分はこれをやらないようにしようって、一つの学びを得ることができます。
無駄に怒られるだけだと気分が悪いだけなので、そうやって自分の学びに繋げていくことができれば、前向きに受け止めることができます。
もし頻繁に怒られすぎていて、精神が持たないという方は、「【理不尽な上司に反論したい人へ】相手を黙らせる魔法の言葉とは?」も参考にしてください。
仕事で怒られても気にしない方法は一つだけ
怒られても気にしない方法は「ポジティブに変換すること」です。
今回紹介したことは、少しカッコ良い言葉をつかうと、リフレーミングと呼ばれる心理療法の一つです。
リフレーミングとは、ある事象に対して固定概念を取り払って、新しい枠組みでそれを捉え直すという方法です。
こうすることで、物事を違う視点で見ることができるわけです。
「怒られる」は、一般的にはネガティブなので、気分が落ち込んでしまうと思います。
だから、以下3つの枠組みに当てはめてみるんです。
- 失敗から学ぶ
- 相手に感謝する
- 理不尽なら反面教師にする
そうすることで「怒られる」という事象が、ポジティブなものとして受け止められるというのが、伝えたかったことです。
仕事で怒られても気にする必要はありません。
なぜならば、怒られるのは別に悪いことではないからです。
怒られたという事実よりも、そこからどうやって自分の成長に繋げていけるのか、どれだけ糧にできるのかによって、あなたの将来は大きく変わってきますよ。
なんとなく自信が持てない方へ
今回の話が少しハードルが高いなと感じた方は、一度ご自分を客観視してみるということをやってみてください。
今は便利な世の中になったもので、無料で利用できる自己診断ツールでもかなり精度が高いものが増えてきています。
こういったツールを利用して、自分の弱み強みを明確にしておくと、視野が広がり自信を持てるようになっていきます。
いきなりポジティブに!と肩ひじを張らずに、着実にやっていきましょう。
診断ツールはたくさんありますが、僕がいくつか使った中で一番内容が充実していたコンピテンシー診断というツールをまずは使ってみてください。(もちろん、無料です)
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各項目が数値化されてどこに強みがあるのか分かるので、自分だけでは気が付かなかった特徴や才能を発見できます。
診断結果を参考にして自分の軸を微調整しておくと、あとで「やっぱり何か違うな・・」と感じることも少なくなります。
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自分の強みをもっと深く知りたい方は「自分の強みを見つけて、それを活かす方法」を合わせて読んでみてください。