毎朝嫌いな上司が脳裏によぎり、出社するのが億劫だ
自分を目の敵にする理不尽な上司が消えて欲しくてたまらない
僕の場合は、特に新人の頃に毎日詰められていた上司に対して、本当に消えて欲しいと思っていました。
来る日も来る日もそう願っていましたが、結局それが叶うことなく、僕の方が異動となりました。
「なんだよ!嫌いな上司を消す方法なんて無いじゃないか」とツッコミが飛んできそうですが、これは決して残念な結果ではないんです。
当時の僕は異動することで上司に負けた気がして悔しかったのですが、落ち着いて考えてみると僕の目の前から嫌いな上司はいなくなったわけです。
上司を消す方法って言うと、相手を会社から辞めさせる方法みたいな感じで捉えた方が多いと思います。
それも方法の一つですが、もう一つ自分側が変わるというアプローチもあります。
たまたま、僕は自分の環境が変わり、目の前から上司がいなくなったんです。
つまり、あなたが変わることで目の前の嫌いな上司を消すことができるということです。
この記事では、あなたが変わることで嫌いな上司に消えてもらう方法にフォーカスして具体的な方法を紹介していきます。
相手側を追い詰める方法が知りたいという方は、こちら↓の記事でパワハラ上司、理不尽な上司と戦う術を紹介しています。


「嫌いな上司を消す」実現性がある2つの方法

まずは、自分が変わるって具体的にどうすればいいのかという話をします。
切り口としては、内と外の両面から攻めていきたいと思います。
内面とは、あなた自身の感情の話で、嫌いという感情をどうにかして取り除けないかというアプローチです。
外面とは、先ほどの僕の事例のように、環境を変えることで上司から逃れるというアプローチになります。
まとめると、以下のような感じ。
(内面):上司を嫌いじゃなくなる方法
(外面):今いる環境を変える方法
上記の方法であれば、あなたの目の前から嫌いな上司がいなくなることはイメージできるのではないでしょうか。
先ほども言いましたが、理不尽な上司に悩まされ追い詰められていると、どうしても相手側をどうにかできないかと考えがちです。
それを否定するつもりは全くありませんが、相手側を変えようとするよりも自分を変える方が絶対に簡単ですよね?
今までそういう風に考えていなかった方は、ぜひこの機会にその方向性でも考えてみましょう!
【内面のアプローチ】上司を嫌いじゃなくなる方法

嫌な上司を好きになれとは言いません。
でも、嫌いじゃない状態、つまり特に何も思わないぐらいまでになれば、あなたの心理的な負担は無くなると思います。
具体的には、以下3つのことに取り組んでみてください。
✔上司が嫌いじゃなくなる方法
- 相手のことを徹底して褒める
- 相手が機嫌が良い時に話しかける
- 相手に対するハードルを下げる
それぞれ解説していきます。
相手のことを徹底して褒める
あなたが上司を嫌っていることは、どうしても態度で見え透いてしまうものです。
そうすると、相手もあなたのことを嫌いになってしまいますよね。
なので、まずは相手の良い面だけを見るようにして、相手を徹底的に褒めるが有効な方法と言えます。
褒められて嫌な思いをする人はいません。
どんなクソ上司でも人間なので、あなたを好意的に感じれば、その後の行動にも変化がみられることが期待できます。
相手が上司なので、ゴマをする感じになるかもしれません。
これをカッコ悪いと感じる方もいると思いますが、そんなプライドを持っていても何も得はないので、さっさと捨ててしまいましょう。
褒めることで、あなた側から良い流れを作っていくんです!
最初は無理矢理にでも相手の良い面を探して、それを口に出して褒めてください。それでも、あなたの脳は錯覚して「嫌い」という感情が薄れるはずです。
相手が機嫌が良い時に話しかける
言われてみればというのもあると思いますが、タイミングというのは人間関係において非常に大事な要素です。
相手の機嫌が悪いときに話しかければ、コミュニケーション取るのは難しくなりますよね。
これって逆を言えば、相手の調子が良い時に、例えば何か頼み事をすれば、快くやってくれる可能性が高くなるということです。
要は、「相手のコンディション」に合わせて人間関係の構築を試みるんです。
面白い実験を見つけたので、少し紹介します。
科学専門誌「Proceedings of the National Academy of Sciences」によると、依頼事項の成功率と食事との関連性が指摘されています。
(和訳抜粋)人間は決断によって血糖値に大きな影響を与えることが分かっている。相手が空腹の状態の時に頼みごとをすると、断られる可能性が高くなる。
引用元:https://lsolum.typepad.com/files/danziger-levav-avnaim-pnas-2011.pdf
また、この研究では低血圧で朝は機嫌の悪い人とは朝の時間帯関わらない方が良いというデータも紹介されています。
つまり、相手の機嫌が悪いときはできるだけ関わらないようにして、相手の機嫌が良い時にコミュニケーションを取っておけば、良い関係が築ける可能性が高いです。
人付き合いが苦手な人でも、相手の機嫌が良い時を狙ってコミュニケーションを取れば、その難易度は大きく下がります。
相手に対するハードルを下げる
相手を嫌いになる要因として「何か相手に期待してそれを裏切られたから嫌いになる」というのが挙げられます。
パワハラも信じていた上司に裏切られる行為の一つですよね。
他にも、頼りにならないや悪口言うなんてのもあると思います。
あなたが上司を嫌う理由は分かりませんが、おそらく何か期待を裏切られたから、今あなたは上司を嫌っているんだと思います。
そうであるならば、その期待のハードルを少し下げてみるのが良いです。
極端な話をすれば、どんなに理不尽な上司でもあなたを殺そうとしたり、あなたの大事なものを奪ったりしないと思います。
最悪なパターンを想定して、それと比較してみると案外その上司は悪くないと思えるようになるかもしれません。
会社という場所は利害関係で成り立っているので、裏切りや嘘が少なくありません。相手に期待しないというのは人付き合いでも念頭に置くべきことです。
【外面のアプローチ】今いる環境を変える方法

内面的なアプローチがしっくり来ない方は、今いる環境を変えるしかありません。
これは、最終的に転職するということです。
もちろん、僕のように人事異動でも良いのですが、大半の会社はそんなにポンポン異動願いが通るものではないです。
なので、あなたが主体的に環境を変える方法は転職しかありません。
ちなみに、もしあなたがパワハラで苦しめられているならば、転職する前に休職という選択肢があるので、こちら↓を読んでみてください。

「環境を変える」ことに多くの人はバイアスを持つ
バイアスとは偏見という意味です。
転職することに対して、それは何か違うと偏見を持っている方は少なくないと思います。
でも、実はこれって人間の本能なんです。
専門的な言葉を借りると、「現状維持バイアス」と呼ばれます。
現状維持バイアスとは、それが有益であっても自分が知らないものを受け入れることに心理的な抵抗が生じて、現状維持に固執してしまう心理傾向のことです。
あなたは「嫌な上司と毎日仕事をする」「上司なので無視もできない」そんなツラい環境に今いるわけです。
今が最悪であれば、それよりも良い環境の転職先は沢山あります。
当然、良いものも悪いものもありますが、自分で情報を集めたり、プロにアドバイスをもらえば、変な会社はたいてい回避できます。
つまり、今ツラい環境にいるならば、転職することであなたの人生は良くなる可能性が高いわけです。
でも、やっぱり直感的には怖いし不安だしで、転職活動に踏み切れない。
これが人間の本質である現状維持バイアスということです。
少し後押しすると、転職活動では必ずしも転職する必要がないので、選考を進めて転職先が固まってから自分の職場と転職先を比較して決めれば良いと思います。
僕も、面接を受けて選考で内定連絡をもらってから、冷静に考えて何度か内定辞退したことがあります。
別に普通のことなので、企業やエージェントから責められることはありません。
転職前にまず考えて欲しいこと
あなたは将来どうなりたいですか?
せっかく時間があるので、転職する前に少し考えてみてください。
もしこの質問は少し難しければ、以下の質問を考えてみてください。
「安定性」「給料」「労働環境」「やりがい」「自己成長」「勤務地」これら6つの項目の中で、優先したい2項目を選んでください。
これであなたの仕事に対する価値観が見えてきます。
例えば、「給料」と「自己成長」を選ぶのであれば、不動産や保険の営業といった、超キツい職場ながら対人スキルを磨けて、かつ給料も高い仕事が選択肢に入ります。
「労働環境」「やりがい」を選ぶのであれば、老舗メーカーなんかは仕事がホワイトで社会貢献度の高い事業をやっている会社が多いと思います。NPO法人なんかも良いかもしれませんね。
どんな仕事をしたいのか、どんな会社にいきたいのか、ザックリとイメージした上でエージェントに相談したり、面接で採用担当者に質問したり、できると効率が良いです。
どうやって転職活動すれば良いの?
転職を成功させるためには、ザックリと2つの関門があります。
それは「書類選考」と「面接」です。
学生の頃に就職活動した方であれば、記憶に新しいと思います。
自己PRとか志望動機とかそんな感じのやつです。
就活していた方ならご存知の通り、あれって書いた方が良いこと、書いちゃダメなのことが色々あって、結構大変なんですよね。
でも、就活との違いはプロに相談することができるということなんです。
効率的にクリアするために、最初にプロに相談しましょう。
以下のエージェントであれば、全て無料で面接対策や経歴書の添削をしてくれますよ。
最大手で情報量が豊富なので、情報収集目的で活用する人も多いです。
転職した人の60%以上が年収アップ、半年以内の離職率4%という実績も公表されています。
相談だけでも可なのでお気軽にどうぞ
プロからアドバイスをもらって準備ができたら、まずはどんどん面接を受けて慣れていくのが良いと思います。
一人一人に担当者がついて、相談にのってもらえるので、自分の足りていない点は早めに潰していくことができると思います。
もちろん最大手のエージェントなので、転職することをせかされることもなく、そういった心配も不要ですよ。
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嫌いな上司を消す方法まとめ

色んな話をしたので、重要なことをまとめていきます。
まず「嫌いな上司を消す方法」というのは、相手ではなく、自分側が変わる方法を選択するのが簡単で実現性がある方法です。
具体的には、以下2つの方法があります。
- 嫌いな上司を嫌いじゃなくなる
- 今いる環境を変える
嫌いな上司に対するあなたの感情を変えることができるのならば、それが最も穏便に済む方法だと思います。
嫌いの感情を取り払うために、以下3つのアクションを試してください。
- 相手のことを徹底して褒める
- 相手が機嫌が良い時に話しかける
- 相手に対するハードルを下げる
でも、どうしても今の上司が嫌いならば環境を変えるしかありません。
現状維持に固執する気持ちを抑えて、思い切って一歩踏み出してみましょう!
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転職先が固まったら、今の職場と比べてみて、もし今の方が良いと思うのならば、別に転職する必要はありません。
今の職場が良いと分かったことに大きな意味があるんです。
この記事があなたの背中少しでも押せたのならば嬉しいです。
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