なかなか決断ができず、ずっと思い悩んでいることがある
こんがらがってきて、もうどうしたらいいのか分からない
社会人になると、これから先の人生に何かしらの迷いを持っている人は多いと思います。
でも、昔の僕との大きな違いは、一度立ち止まって悩み考えれば、その後は迷い無く突き進むことができるようになったということです。
もし人生に迷ったら、二つの選択肢で迷ったら、そんな時にどうやって決断すれば良いのか、僕が試行錯誤してたどり着いた方法をあなたにお伝えしていきます。
✔この記事からわかること
■人生に迷ったら、まずやるべきこと
■二つの選択肢で迷った時の決め方
今は変化が早い時代なので、「これをやったら完璧!」なんてものはありません。
だからと言って、流れに身を任せていれば良いということでもありません。
変化が激しい中でも、あなたがやれることはたくさんあるので、具体的に何をすれば良いのか丁寧に解説していきます。
人生に迷ったら、まずやるべきこと
人生に迷ったら、まず何をすれば良いのか。
それは「自分自身を棚卸しすること」だと僕は考えています。
迷っていることを考え続けても答えは出ません。
まずは、自分のゆずれないものや得意なものを整理して、軸を明確にしておくのが大切なんです。
迷ってしまうのはあなたの価値感がブレているから
迷いというのは、言い換えるとどうしたらいいのか分からない状況です。
なぜ、どうしらいいのか分からないのでしょうか
それは、色んな選択肢のどれが自分にマッチしているのか、どれを選べば得なのかが判断つかないからです。
では、なぜそういった判断ができないのでしょうか。
理由は、以下2つです。
- 選択した結果どうなるのか読めない
- 自分の価値観がブレている
超能力者ではないので、選択した結果どうなるかなんて分からないのが普通です。
でも、自分の価値観がブレてしまっているのはどうにかできそうですよね。
つまり、「なにかと人生に迷ってしまうのはあなたの価値感がブレているから」と言えるわけです。
まずは自分自身を棚卸しする
ここまでの話を踏まえると、自分の価値観を整理して、しっかりとした軸をつくるのが重要になります。
そのためにやるべきことは、まず自分自身を棚卸しすることです。
具体的なやり方は、家族や友人にあなた自身のことを聞いてみるでも良いし、本を読んでみるのでも良いし、あなたが好きなようにやりましょう。
僕は誰かに自分の話をするのがこっぱずかしいと思ってしまうので、一人でできる自己分析ツールを利用して、自分を客観視しました。
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重要なことは、なりたい将来のイメージを固めること
自分のパーソナリティや得意なことが明確になったら、次になりたい将来像をイメージしてみましょう。
何か大きな選択をするときは、先にここをしっかり固めることが超重要です。
あとでも説明しますが、ここさえ押さえておけば、選択に迷いはなくなります。
ただし、自分自身を整理せずに、いきなり将来をイメージしても、実現性が低いものになってしまいがちです。(考えずらいですしね)
なので、「自分自身を棚卸しする⇒なりたい将来のイメージを固める」この順番で考えることをおすすめします。
ちなみに、この将来のイメージは常に変わっていくと思います。
それは普通のことなので、全然問題無いです。
むしろ、2,3年に1回ぐらいはしっかり自分を振り返る時間を作って、将来のイメージを再確認しておくのが大切です。
二つの選択肢で迷った時の決め方
二択に限った話ではありませんが、迷ってしまった時にどうやって決断すれば良いのか考えていきましょう。
とは言え、ここまでで説明してきたように、将来のイメージさえ固まっていれば、そこに向かって突き進むのみです。
シンプルに言えばこれだけなのですが、それだと少し乱暴なので、もう少し丁寧に説明していきたいと思います。
具体的に、以下の流れで考えてみてください。
- 視野を広げる(選択肢は2つではない)
- 将来のなりたい自分から逆算する
- やるかやらないかで迷うなら、やってみる
それぞれ説明していきます。
選択肢は2つではない
まず、2つの選択で悩んでいる人は、少し視野を広げてみましょう。
例えば、キャリアで悩んでいる人の多くは、転職か残留の2択で悩んでいると思います。
でも、実は部内で移動したり、副業したりすることで、その悩みが解消できる可能性もあるわけです。
恋人と別れるか、我慢して付き合うか、2択で悩んでいる人も同じで、話し合い違う方法を模索することで不満が解消できるかもしれません。
2択の決断を迫られているように見せかけて、実は多くのことにはいろいろな選択肢が存在しています。
思いつめてしまうと、どんな人でも視野が狭くなってしまうものですが、選択肢は常にたくさんあることは頭の片隅に置いといてください。
将来のなりたい自分から逆算して考える
先ほど話した違う選択肢というのはどうやって見つけだせば良いのか。
その答えは、あたなのなりたい将来像を考えれば、導きやすいです。
例えば、キャリアで悩んでいる人がいるとしましょう。
その人が将来どうなりたいのかが明確になっていれば、そうなるためにいまするべきこと考えれば良いだけです。
高給取りになりたいと思うのならば、人脈を作るため、スキルを磨くために、今の会社で何かやり残したことはないか、転職するならどんなところが良いか。
はたまた、副業などで収入を底上げできないかなど考えてみても良いと思います。
色々、考えが浮かんでこないでしょうか。
これが選択肢です。
選択肢を整理出来たら、もう一度自分の軸に立ち戻って、将来のイメージに近づくためには、何をどういう順序でやっていけば良いのかを組み立てていきましょう。
そこまでできれば、今何をするのが良いのか答えは導けるはずです。
多くのことはやって後悔した方が良い
迷いを無くす方法を説明してきましたが、実は最後にもう一つ大きなハードルがあります。
それは、考えたことを実行に移すか、やめるかという迷いです。
どうしたらいいのかは分かっているのだけれど、それを実行できる人はほんの一握りです。
- 学生時代、勉強した方が良いことは何となく分かっていたけど、そこに振り切ることはできなかった
- 好きな子に告白したって失うものなんて何も無いのに、結局話しかけることもできずに終わってしまった
- 社会人になって英語はやった方が良いと痛感しているのに、後回しにしてしまっている
例を挙げ出したら、いくらでも挙げられそうですね。
つまり、それだけ実行できる人は少なくて、やらずに後悔する人はたくさんいるということです。
僕は自分で考えたことは、たいてい実行するタイプです。
当然、失敗して痛い目にあうこともありますが、やらないよりかはマシだと思っています。
あの時に実行していたら今ごろどうなっていたのかな・・なんて感傷に浸るのは残念過ぎると思いませんか?
なので、自分のなりたいイメージから逆算して出した答えに対しては、貪欲に実行していくということを徹底してください。
将来から逆算して、やった方が良いと思ったことは、とりあえずやってみましょうという話なので、そこは改めて強調しておきます。
人生の選択に失敗するパターン
最後に人生の選択に失敗してしまうパターンをいくつか紹介しておきます。
ここで紹介するパターンは本当に良くある話なので、反面教師として読んでみてください。
他人の意見に流される
他人の意見に流されやすい人は要注意です。
この記事では一貫して、あなたが将来どうなりたいのかが重要だと話をしてきました。
他人の意見というのは、そこをくみ取っている意見ではないことがほとんどです。
もちろん、意地悪しているわけではなくて、相手はあなたが本当に何をやりたいのかなんて分かりようがないのです。
ちなみに、世間の常識に縛られるのも他人の意見に流されるのと同じです。
- 家を買った方が良い
- 結婚した方が良い
- 大企業に入れば安泰
- 副業はしてはいけない
- 株式投資は怖い
このような価値観に縛られている方も少なくないと思います。
これらが合っているか間違っているかを議論したいわけではなくて、それを判断するのはあなた自身であるということです。
海外を飛び回るような将来をイメージしているなら家を買う優先度は低いし、将来独立を目指すなら副業は足掛かりになるかもしれません。
つまり、あなたの将来像によって答えは変わるんです。
自分がどうなりたいのかを考えて行動を選択しないと、最終的に後悔することになります。
その時の自分の思いを優先する
ちゃんと自分で決断したけど、失敗してしまった!という経験があると思います。
それは、衝動的な思いを優先してしまったことが原因かもしれません。
人間の直感というのは、合理的な判断ではないことが多いです。
例えば、一つ質問をします。
「今100万円をもらう」「1年後105万円をもらう」どちらが良いですか?
今100万円欲しいと思った方もいるだろうし、どちらにしようか迷ってしまった方もいると思います。
それはそれで良いのですが、実際には1年で100万円をほぼ確実に5%増やして105万円にできる方法はたぶん世の中にありません。(あったら教えて欲しいです!)
つまり、たいていの人は1年待って105万円をもらう方が、はるかに合理的な選択です。
あなたは即答で105万円が圧倒的に有利な選択であると察知することができたでしょうか。
おそらく、それができた人はごくごく少数だと思います。
このように人間は直感的に合理的な選択ができない生き物なので、衝動的に自分の思いで何か行動を決めてしまうと失敗する確率が高まります。
1日置いて、もう一度考えてみるなど、冷静になる時間をつくった方が良いです。
ネガティブな考えを基に判断する
最後に、失敗するパターンとしてネガティブが挙げれらます。
これは何となく分かるかもしれませんが、ネガティブな考えを基に判断してしまうと、チャンスを逃してしまいがちです。
目の前に人生を大きく前進させるチャンスがあるので、挑戦することをあきらめてしまうなんて経験が、振り返るとあなたにもあるのではないでしょうか。
先ほども書きましたが、「多くのことはやって後悔した方が良い」です。
ネガティブに考えて、新しい挑戦に消極的だなと自分で思う方は、とりあえずやってみるぐらいの気持ちで臨んでも良いかもしれません。
ポジティブ思考を身に付けたい方は「ネガティブをポジティブへ変える方法7つ」を読んでみてください。
人生で迷ったら、未来のあなたをイメージしてみよう!
繰り返しですが、将来から逆算して考えるという視点を忘れないでください。
あなたが大事にしている軸さえブレなければ、納得がいく答えにたどり着けるはずです。
もちろん、変化が激しい時代なので、臨機応変な対応が必要になることもあります。
でも、それも自分なりの判断軸を持ったうえで判断するべきことです。
もしも時代が大きく変わっているのならば、あなたの将来イメージが今のままで良いのか疑ってみてください。
その方が、結果的に後で後悔したり、迷ったりすることは少なくなります。
今人生で迷っているなら、まず自分自身の棚卸から始めてみましょう。
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後回しにしてしまうと、結局やらないまま(現状も変わらないまま)になってしまうので、ぜひ今日行動してみてください。
あなたの人生思いっきり走っていきましょう!