人間関係

【悪用厳禁】証拠が残らない嫌がらせへの対処法

職場で陰湿な嫌がらせを受けていてツラい
相手に言い返しても証拠が無いので、はぐらかされてしまう

たける
たける
陰湿な嫌がらせって、証拠が無く足がつかないので余計にツラいですよね。

言い返しても、「嫌がらせした証拠はあるの?」と言われて、腹立たしくも何も言えずに引き下がるしかない状況。

下手に騒ぎ立てれば、逆に職場であなたが浮いてしまう。

理不尽な状況この上ないわけですが、そんなあなたに朗報です!

今回は証拠が残らない嫌がらせへの対処法と題して、そんな相手を叩き潰すための策をあなたに伝授していきます。

✔本記事の内容

■嫌がらせの証拠を掴む方法

■証拠が残らない嫌がらせへの対処法

職場の嫌がらせに悩んでいる人が少しでも減って欲しい。

そんな思いでいじめやモラハラに対処する方法を色々紹介しているので、こちら↓も読んでみてください。

嫌がらせに仕返しする方法!相手が思わず手を引くやり方【究極です】

職場のモラハラがツラい!仕返しする10の方法【総まとめ】

嫌がらせの証拠を掴む方法

色んな方の話を聞いていると、そもそも皆さん嫌がらせに対する正しい知識を知らないというケースが結構あります。

例えば、「陰口言われているけど、言葉なので証拠が残らない」「嫌がらせは被害者がそうだと思ったら嫌がらせ」そう思っていませんか?

感情論は置いといて、実際に公の場ではそういう判断基準ではありません。

言葉もきちんと記録に残していれば立派な証拠となるし、嫌がらせにも明確な判断基準が存在します。

なので、まずは嫌がらせの正しい知識を整理しながら嫌がらせの証拠を掴む方法を説明させてください。

嫌がらせと判定する基準

まずは、何が嫌がらせに当たるのか全体像を知っておきましょう。

一般的に、嫌がらせというのは以下6つ。

  • 身体的な攻撃(蹴る殴る、物を投げるなどの暴力)
  • 精神的な攻撃(バカ、辞めてしまえなどの暴言)
  • 人間関係からの切り離し(無視するなど)
  • 過大な要求(明らかに遂行不可能な仕事の強制など)
  • 過小な要求(能力を必要としない難易度の低すぎる仕事の強制など)
  • 個の侵害(プライバシーに深く入り込むなど)

例えば、無視は明確な嫌がらせです。

それが故意に行われているかどうかを立証するのが難しいなら、グレーゾーンの嫌がらせになるわけです。

多くの人が勘違いしていることに「相手が嫌だと感じたら嫌がらせだ」みたいな論調がありますが、実際にはそうではないです。

嫌がらせを正式な場で裁いてほしいならば、あなたがどう思うかは関係なく、客観的にどうかが重要です。※正式な場で裁くとは、会社で問題にする、裁判を起こす等

具体的には以下のポイントが大切です。

  • 嫌がらせの項目に該当するか
  • それが業務遂行に必要なのか
  • 過大(過少)ではないか
  • 故意ではないか

ここらへんを踏まえて、嫌がらせかどうかが判断されます。

あたなが受けている嫌がらせも、冷静に見てどうなのか考えてみてください。

嫌がらせに対する正しい証拠の残し方

ボイスレコーダーとか、スマホの写真や動画とかで、バッチリ物的証拠を押さえないとダメと勘違いしている人もいるかもしれません。

確かに、そんな決定的証拠があれば嬉しいのは当たり前です。

でも、実は毎日やられたことを記録に残しておくだけでも、証拠として十分な効力を認められるんです。

なので、記録をしっかりとるのが重要です。

その記録を取る際に気を付けたいのが「5W2H」です。

いつ(When)
どこで(Where)
だれが(Who)
なにを(What)
どうする(How)
なぜ(Why)
どれくらい(How much)

中学校の英語で習ったやつですね。

これに沿って、できるだけ漏れなく記録しておくと、あなたの頭も整理できるし、それが信憑性の高い証拠となります。

たける
たける
判断基準、証拠の残し方、これが分かっていないと相手と戦うにあたり土俵に立てないので、しっかり覚えといてください。

証拠が残らない嫌がらせへの対処法

本当に陰湿な嫌がらせをする人っているんですよね。

誰がやったんだか足がつかない、バレないように巧妙に仕組まれている嫌がらせ。

腹立たしいのは、誰がやっているのか薄々は分かってしまうところです。

でも、証拠は何もないから言い返すこともやり返すこともできない。

そんな嫌がらせへの対処法は相手にボロを出させることにあります。

具体的には、以下3つです。

  1. あえて反応する
  2. コミュニケーションを密にする
  3. 仲間を増やす

これだけだと良く分からないと思うので、説明していきます。

あえて反応する

嫌がらせしてくる奴らに効果的な対応は反応しないです。

そういう人は嫌がらせすることで、あなたがツラい状況に陥るのを楽しんでいるわけです。

ちょっと言い返してきたり、ヒステリックになって怒ったりするのは面白い反応だと思われています。

だから、あえて反応するんです。

え?と思った方もいると思うので、もう一度整理しましょう。

今やろうとしているのは嫌がらせをやめさせるのが目的ではなく、相手のしっぽを掴んで叩きつぶす方法です。

そのために、わざと泳がすのです。

普通に嫌がらせでツラい思いをするのと、あえて泳がして嫌がらせに反応するのは、はたから見ると同じですが、全然意味付けが違います。

少し科学的な話をすると、嫌がらせするとドーパミンが分泌されるので楽しいという快楽を得ることができます。

そして、もっと得たいと考えて、嫌がらせがエスカレートしていくんです。

陰湿な嫌がらせというのは、さり気ないから手に負えないわけです。

なので、嫌がらせが大胆になってくれば、その分ボロも出やすくなります。

ただし、やっぱりツラい嫌がらせを受けることになるので、証拠を掴むという目的意識を持って取り組みようにしてください。

コミュニケーションを密にする

次の方法はコミュニケーションを密にするです。

これも相手をイラつかせる作戦です。

嫌がらせしてくる相手はあなたが嫌いだからそうやってくるわけで、それを気にせずあっけらかんと距離を縮めてきたら、だんだんイラついてくると思いませんか?

具体的に、以下2つをやってみましょう。

  • 元気よく挨拶する
  • 分からないことを質問する

これは、相手としては反応せざるを得ないので、じわりとストレスが溜まります。

証拠が残らない嫌がらせは、さりげないから成り立つわけです。

でも、そんなしょぼい嫌がらせでは効果がないと相手に思わせることができれば、相手はもっと堂々と嫌がらせをしてくるでしょう。

そうやっていくうちに、相手はボロを出してくるはずです。

どんどん証拠を集めておきましょう。

仲間を増やす

仲間が増えれば、監視の目が増えるということです。

沢山の監視の目をくぐり抜けて、バレないように嫌がらせをするって、もはや神業ですよね。

また、第三者に協力してもらえれば、いじめや無視などの立証も容易になります。

当人たちが「お前が嫌がらせした」「いや、お前の勘違いだ」と言い合いしているよりも、第三者が証言した方がみんなそっちを信じますよね。

第三者の意見はそれだけで説得力があるんです。

嫌がらせを受けてネガティブになっていると、誰も近寄ってこなくなります。

だから、嫌がらせを受けている時こそ、明るく元気に吹き飛ばしてやりましょう。

そして、自分の味方を増やしていくのを意識してみてください。

たける
たける
いくら足がつかない嫌がらせを企てても、相手にボロを出させれば、あなたの勝ちです

証拠を掴めば、どうするかはあなた次第

嫌がらせの証拠さえ押さえてしまえば、あなたのターンです。

それをネタに相手をゆすってもいいし、会社に報告して加害者を処罰してもらってもいいし、思いのままです。

というわけで、ここからはおまけで嫌がらせの訴え方を説明しておきます。

訴える以外が方法ではないので、合わせてこちら↓の記事も読んでみてください。

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会社や労働組合の相談窓口を利用しよう

社内に労働問題の「相談室」のような窓口があるなら、そこへ一度相談することをおすすめします。

そういった窓口では、必ず労働基準法に詳しい方がおられ、的確なアドバイスをくれます。

あなたの話をよく聞いて下さり、問題解決への手助けをしてくれるでしょう。

会社は、嫌がらせやいじめといった企業のイメージ低下につながる問題が社外へ漏れ出てしまうことを嫌います。
出来るだけ社内だけで問題を解決させたいと思っているんです。

であれば、使わない手はないですよね。

しかし相談する時に注意してほしいことが一つだけあります。

それは感情的にならない事です

「あんな上司はすぐにやめさせろ!!(怒)
と言ってしまったり、
あるいは
「もう毎日毎日会社に来るのが辛くて…(泣)」
と、感情が入った状態で相談してしまうのは良くありません。

相談するときに大事な情報は、【いつどこで何をされたのか?】【頻度はどれくらいなのか?】といった内容です。

情報を出来るだけたくさんお話ししないと、相談窓口の方も適切な対応が出来ず、困ってしまうのです。

そんな時こそ、先ほど説明した記録「5W2H」が生きてきます。

この記録を手元に置いてお話しするようにすれば、物事を客観的に見ることができ、冷静に相談できます。

人間はツラい状況に追い込まれると、落ち着いて話すこともままならないかもしれませんが、一呼吸おいて、相談するようにしてくださいね。

外部の専門機関を利用しよう

会社が対応をしない場合、いよいよ社外へ相談する必要があります。

注意点として、まずは必ず会社に相談してください。

先ほど説明した通り、会社は第三者の介入を嫌がりますので、会社への相談をすっ飛ばすと、あなたも悪者になってしまいます。

あなた自身を守るために会社に相談したけど何も動いてくれないので、仕方なく外部を使うという大義名分が必要です。

どなたでも利用できる有名な機関は以下の通りです。

  • 総合労働相談コーナー
  • 法テラス
  • 心の耳

冒頭で紹介した統計は総合労働相談コーナーのものでした。

毎年何十万件と相談を受けているので、安心して相談することができます。

詳しくはこちらの記事↓にまとめているますので、あわせてご覧ください。

パワハラの無料相談窓口を紹介【証拠は必ずとっておきましょう】 パワハラを相談できる人が周りにいない… 無料で相談を受け付けてくれる窓口があるらしいけど、どんなのがあるか知りたい...

一人で悩んでいても何も動き始めません。

【結論】職場の嫌がらせは恐れるに足らず

いくつかの方法を提示しましたが、陰湿な嫌がらせに悩んでいるあなたがやるべきことは、まず相手にボロを出させることです。

証拠を掴むことができれば、今の世の中しっかり処罰が下ります。

以下3つのことを意識して、敵を迎え撃ちましょう。

  1. あえて反応する
  2. コミュニケーションを密にする
  3. 仲間を増やす

証拠が残らない嫌がらせというと、何だか恐ろしいものと戦っている感じがしますが、決して大層なモノではありません。

我慢せずに行動してみましょう。

そしたら、少しずつ良い方向に進むはずです。

ツラいなら転職すれば良い!【キャリアアップを伴う退職は最高の仕返し】

対処法を説明しましたが、ツラいなら頑張らずに転職してしまうのも選択肢の一つです。

でも、これは逃げではありません。

どういうことかと言うと、実は転職を上手く使えば、相手に心理的な仕返しが可能です。

なぜかと言うと、嫌がらせの加害者が一番悔しいのはあなたが幸せになることだから。

もしあなたの次の職場が、今よりも待遇の良い職場であるならば、確実に相手は悔しがって最高の仕返しになるわけです。

想像してみてください。

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