毎朝、仕事にいくのがツラい
今すぐにこの状況から抜け出したい
職場いじめにあってしまったら、今すぐ辞めたいと思うのは自然な流れだと思います。
「退職」という選択は間違いではありませんが、長い社会人生活において安易に職を捨てるのは得策ではありません。
きちんとあなた自身と向き合い「最善の未来」を見据えてから、その未来に向けて行動を移していくべきです。
「そんなこと分かっているよ」って思った方もいるかもしれません。
でも、ぜひこの記事を最後まで読んでください。
誰でもできる実践的な話で、退職前に知っておきたいことをまとめています。
✔この記事からわかること
■今すぐ退職するとめちゃくちゃ損する理由
■退職せずに社内のいじめから逃れる方法
■あなたが本当に働きたい職場の見つけ方
今すぐ職場から逃げ出したい方へ、ロードマップであなたがどうするべきかを説明してみました。お時間あるときに、こちらもどうぞ↓
職場いじめから今すぐ退職するのが得策では無い理由
やみくもに職場から逃げても、自分の将来に何のプラスにもならないことは、あなたも分かっているのではないでしょうか。
今一度、状況を整理してみましょう。
✔職場いじめで退職が得策ではない理由
- 企業は逃げ出した人に厳しい
- いじめの加害者たちを喜ばせるだけ
それぞれ説明していきます。
企業は逃げ出した人に厳しい
多くの人は「職場いじめ」に同情してくれるでしょう。
リアルの友人でも、SNSとかでも、優しい言葉をかけてくれる人は多いと思います。
でも、それって他人事だから優しいのであって、あなたを採用して当事者となる企業からは厳しい目で見られますよ。
他にも候補者がいる中で、あえてあなたを選ぶ必要はないわけです。
企業の採用担当者は退職して転職活動している人を「この人には辞めなければいけない事情があったのかな」と考えます。
どのように説明するにせよ、いつ新しい仕事が決まるかも分からない状況で、現職を退職することは「計画性の無い人」というレッテルを貼られます。
転職活動において、「退職による仕事のブランク」は圧倒的に不利に働くということは知っておいてください。
いじめの加害者たちを喜ばせるだけ
いじめの加害者は、「あなたが不幸になる姿」を見るのに喜びを見いだして、日々の嫌がらせに精を出しています。
そんなやつらが、「逃げ出すあなた」を見たらどう思うでしょうか。
確実にほくそ笑んでいるはずです。
いくら何でも、そんなの悔しすぎないですか?
逆にやつらが見たくないものって何か分かりますか?
それは「幸せなあなた」です。
例えば、相手が羨むような会社に転職を決めて幸せな退職ができたとしたら、やつらは間違いなく悔しがる。
それは、今まであなたにしてきたいじめや嫌がらせと同等以上のダメージをやつらに食らわすことができるのです。
今すぐ退職することに得はありません。
しっかり準備をすることが「あなたの幸せ」につながります。
会社を退職する前に、まずは自分と向き合う時間を確保しよう
いじめを我慢してストレスを抱えている状況では、自分の将来と落ち着いて向き合うことなんてできませんよね。
ここからは一時的になるかもしれませんが、いじめから逃れて精神的な安定を手に入れる方法を紹介していきます。
✔職場いじめに対する対処法
- パワハラで訴える
- 休職制度を利用する
パワハラで訴える
職場でのいじめや嫌がらせは、パワハラに該当する可能性が高いです。
泣き寝入りせずに、訴え出ましょう。
特に、社内の先輩や上司からの場合、それはほぼ確実にパワハラと認定されます。
職場の上司や人事部などに相談し、それでも状況がかわらなければ、厚生労働省管轄の「総合労働相談コーナー」やNPO法人「労働相談センター」などの外部機関に頼れます。
一度相談してしまえば、あなたがやるべきことはそんなにありません。
しばらく待っていれば、表面的であっても会社はパワハラに対して対処する必要があるため、状況は改善されることになります。
パワハラの相談窓口や準備する内容を↓記事でまとめているので、ブックマークしておいてください。
休職制度を利用する
陰湿ないじめでパワハラで訴えるのは難しい
もう我慢の限界で状況の改善を待っていられない
様々な状況の方がいると思いますが、そういう場合は「休職制度」を利用するのが最善策だと思います。
あなたの会社にはうつ病などの精神疾患で会社を休職している方はいませんか?
もしいれば、ほぼ確実にあなたも休職することが可能です。
良く分からなければ、あなたの会社に休職制度があるのか、人事部や上司に一度相談してみると良いです。
休職って言うと、ハードルが高そうですが、あなたが思っている以上に休職することは簡単にできてしまいます。
詳しくは会社ごとにルールがあるはずなので、そちらを確認してほしいのですが、一般的には「医師の診断書」があれば認められるはずです。
「医師の診断書」というとハードルが高そうですが、「もうツラくて会社にいきたくない」とあなたの本心を伝えれば簡単に診断書が手に入ります。
僕は診察を受けたことがありませんが、同僚の経験者などの周囲から得ている情報なので、信憑性は高いと思います。
休職中の給与を心配する方も多いと思いますが、、公的医療保険(健康保険)の窓口で所定の手続きすれば傷病手当金という手当を受けることができます。
これで現在の月収程度を、最大で1年半の期間にわたり保証してもらえます。
なんで「退職」じゃなくて、「休職」なの?
「休職」も職場から逃げることにならないの?
そんな疑問を持ったかもしれません。
確かに、言葉の意味からすれば逃げることになるのでしょう。
ただ、あなたの将来を考えた場合、「退職」と「休職」は大きな違いがあります。
先ほど説明した通り、「退職」は転職活動において不利に働きます。
でも、「休職」はそこの心配はありません。
どういうことかと言うと、休職しているという事実は、転職先の企業に言う必要が無い情報だし、聞かれることもありません。
なので、休職しているという事実が転職先の企業にバレることはないです。
※厳密には入社後に源泉徴収票などでバレる可能性はありますが、聞かれていないから言わなかっただけで嘘をついたわけではないので、解雇される心配はありません。また、こうした給与関係は別の担当者が対応するはずなので、その情報が人事部や上司に出回ることも稀でしょう。
「休職する」という選択も有効な手段です。
ゆっくりと自分と向き合う時間や環境を確保するのを優先してください。
「あなたの将来」を真剣に考えてみよう
精神の安定を手に入れたあなたがやるべきことは、あなたにとっての「最善の未来」が何かを考えることです。
先ほどお伝えした「パワハラで訴える」「休職制度を使う」という方法は一時的な避難でしかありません。
避難している間に、あなたの進むべき道をしっかりと見極めて、それを実現するための準備をすることが非常に大切です。
あなたが本当に働きたい職場の見つけ方
あなたは将来どうなりたいですか?
この質問は少し難しいかもしれません。
なので、もう少し具体的にあなたの仕事に対する価値観を整理してみましょう。
以下の質問を考えてみてください。
「安定性」「給料」「労働環境」「やりがい」「自己成長」「勤務地」これら6つの項目の中で、優先したい2項目を選んでください。
これであなたの仕事に対する価値観が見えてきます。
例えば、「給料」と「自己成長」を選ぶのであれば、不動産や保険の営業といった、超キツい職場ながら対人スキルを磨けて、かつ給料も高い仕事が選択肢に入ります。
「労働環境」「やりがい」を選ぶのであれば、老舗メーカーなんかは仕事がホワイトで社会貢献度の高い事業をやっている会社が多いと思います。NPO法人なんかも良いかもしれませんね。
今働いている会社は、あなたの価値観に合っていますか?
20代をどう過ごすかで、その後のキャリアは決まる
20代で学んだこと、経験したことが、30代以降の仕事のベースです。
もしあなたの価値観(求めている仕事)と今にギャップがあるならば、早めに対処しておかないと理想と現実のギャップはますます大きくなります。
あなたは自分で将来を決めることができます。
そのチャンスは誰にでも平等に与えられています。
一方で、歳を取れば取るほど、やり直しがきかなくなってきます。
もし自分にどんな可能性があるのか分からないならば、キャリア選択のプロに相談するのが良い方法です。
20代なら行動量で勝負が決まる
あなたが20代ならば、キャリアアップできる求人は大量にあります。
まずやることは人材のプロから一度話を聞いてみるだけです。
自分にできるか不安な方でも大丈夫!業界知識豊富なアドバイザーが一人一人を丁寧にサポート
もちろん、実際に面談して違和感があれば、何度でもチェンジOK!
相談だけでも可なのでお気軽にどうぞ
完全無料で使えて、面倒な日程調整や企業とのやり取りを丸投げできるので、多くの転職者は転職エージェントを使って活動するのが一般的です。
あなた専属の担当者がついて書類や面接のサポートまでしてくれるので、実際に次の会社に入社するまでプロが併走してくれることになります。
一方で転職活動した結果、転職しないという結論も尊重されます。転職を強要されることは無いので、安心して活動に取り組めます。
僕自身、何社も内定辞退して、コンサルタントさんを泣かせてきましたが、特に急かされることもなく見放されずに色んな企業を紹介して戴きました。
人材のプロと話をすれば、あなたにおすすめの求人や履歴書の準備、面接対策など全てアドバイスしてもらえるので、流れに身を任せるだけです。
≫
手厚いサポートなので自分にできるか不安な方におすすめ!
30歳以上なら戦略を練る必要がある
あなたが30歳以上ならば、少し話が変わります。
企業側も即戦力になる人材を求めているので、あなたのスキルセット、どういう貢献ができるのか、将来どうなりたいのか等厳しくチェックされます。
より専門性が高くなり自分を深く掘り下げて理解することが求められるので、転職エージェントのサポートでは不十分になります。
もちろん、自分で整理できれば問題ありませんが、ここの整合性が少しでもおかしければ問答無用で不採用になってしまうので、徹底的に作りこむ必要があります。
何社も不採用が続くとモチベーションが下がり、時間も無駄になるので、自信が無ければ最初からキャリア設計のプロに力を借りるのが近道です。
おすすめなのは、「ポジウィルキャリア」というサービスです。
ポジウィルキャリアは、転職という軸に囚われることなく理想のキャリア実現を支援するサービスです。
つまり、現職に留まるとか、フリーランスになるとか、色んな選択肢を視野に入れて、キャリア設計のプロと一緒に将来の戦略を考えるサービスなんです。
あなたの強みや得意を徹底分析して導く答えは「理想のキャリア」
高い満足度で相談実績No.1なので安心です!まずはお試しで無料のカウンセリングを受けてみてください。
20代、30代の相談者が急増中!
転職ありきの相談ではなく「これまでどんな人生だったか」から「これから何をやっていきたいか」までを整理した上で理想のキャリアを探していきます。
本気で「自分にとってベストのキャリア」を歩んでいきたいと考えているのならば、おすすめのサービスです。
あなたの根底の部分から整理していくので、自己PRや志望動機などにより説得力が増していきます。
まずは無料でキャリアカウンセリングができるので、そこで自己分析やキャリア相談をしてポジウィルのサービスを体験してみてください。
無料相談とは言え、自分のスキルや経験、キャリア志向を棚卸しして、今後の進むべき道がはっきりと見えてくるはずです。
しつこいですが、30代は無駄な転職活動をしている時間はありません。プロと一緒に戦略的に動いていくのが近道になります。
≫無料相談はコチラをクリック
後悔しないために今最善の選択をしよう!
職場いじめからは逃げ出すべき!でもポジティブに退職しよう
職場いじめによって、精神を消耗する毎日はあなたのキャリアに不要な時間です。
そんな職場はさっさとおさらばした方が良い。
でも、すぐに辞めてしまうと、あなたが大変になってしまいます。
なので、①ゆっくり自分と向き合う時間を確保して、②自分が将来どうなりたいのか考えてみましょう。
自分がどうなりたいのか見えてくれば、そこに突き進むのみです。
そうすれば、退職はネガティブでは無くなっているはずです。
誰だって将来に不安はあると思います。
怖いし、不安だし、一歩踏み出すのに躊躇してしまいます。
でも、一歩踏み出せば案外なんてことない。
職場いじめでツラい思いをしているあなたにとって、この記事が何かを変えるきっかけになれば幸いです。