このままいったら、一生平社員のままだ
なんかこの会社では出世できない気がしてきた
会社で働いていると、出世するのが難しいと感じることがあると思います。
理由は、優秀なライバルが多かったり、上層部が親会社で固められていたり等、様々ありますが、とにかく出世できないとわかったらやるべきことは一つだけです。
それは「出世できる会社に転職する」です。
今の会社で出世できないんだったら、当たり前の発想だと思います。
でも、次の会社で出世できる保証もないし、なかなか行動に移せない方も多いと思うので、この記事ではもう少し具体的に実現性のある話をしていきます。
✔この記事からわかること
■今の会社で出世できないと分かったら、何をすればいいのか
■あなたが出世できる会社の見分け方
■どこの会社でも出世しやすくなる方法
僕自身も転職でキャリアを切り開いてきました。
でも、安易に転職したわけではなくて、試行錯誤して戦略的に転職してきたんです。
簡単ではありませんが、きちんと準備して転職すれば、必ず出世の道を切り開くことはできます。
今の会社で出世できないとわかったら、どうする?
さっそく、今の会社で出世が見込めないと悟った場合、あなたは何をするべきなのか説明していきます。
今すぐ転職しましょう!なんてことは言いませんよ。
むしろ、やみくもに今すぐ転職するのはおすすめしません。
具体的に、以下4つのことをやってください。
✔出世できないとわかったら、あなたがやるべきこと
- あなたのパーソナリティを整理する
- 今の会社で得られるものは全て手に入れる
- 新たなスキルを身に付ける
- 求人情報にアンテナを立てる
それぞれ説明していきます。
あなたのパーソナリティを整理する
まずは自分の性格や強みを知っておくことが大切です。
自分のことは完璧に把握できている方は読み飛ばしてください
ただ、もし自分のことを理解しきれていないと、これから進んでいく方向性がブレてしまうので、まずやるべきことは自己分析です。※自己分析に早い遅いは無いので、あなたが30代40代だとしても、まず自己分析から始めてくださいね
やり方は家族や友人にあなた自身のことを聞いてみるでも良いし、有料のコーチングなど外部サービスに頼るでも良いし、あなたが好きなようにやりましょう。
僕は誰かに自分の話をするのがこっぱずかしいと思ってしまうので、一人でできる自己分析ツールを利用して、自分を客観視しました。
もしツールを使うのであれば、僕がいくつか使った中で一番内容が充実していたコンピテンシー診断というツールがおすすめです。(もちろん、無料です)
160個の質問からあなたのコンピテンシー(行動特性)が丸裸に!
このツールは、もともと転職する人向けの面接対策が目的ですが、別に転職しなくても利用できます
↑無料登録で全てのコンテンツが利用可能
転職サイト「ミイダス」に無料登録することで、強み診断を受けることができます。
転職サイトと聞くと、じゃあ転職に興味ない人は意味無いのかと思いきや、すごく客観的に診断されるので、実は転職に興味がない人でもめっちゃ使えると思います!
診断結果は以下のような形でアウトプットされます。(サンプルは恥ずかしながら僕の診断結果なので、サラッと流してください笑)
各項目が数値化されてどこに強みがあるのか分かるので、自分だけでは気が付かなかった特徴や才能を発見できます。
診断結果を参考にして自分の軸を整理しておくと、あとで「やっぱり何か違うな・・」と感じることも少なくなりますよ。
≫ミイダスのコンピテンシー診断はこちら
※無料です!
今の会社で得られるものは全て手に入れる
自己分析してみて、やっぱり今の会社には見込みがないなら、もう適当に仕事をこなせばいいのかというとそんなことはありません。
仕事を通して学べることってたくさんありますよね。
例えば、営業だったら身だしなみを整えるところから交渉術まで、どこの会社でも必要とされることです。
なので、成果を出すというよりは、今の会社で学べることは全てやるという姿勢で仕事に取り組んでいきましょう。
最近の求人を見ていると「チームをまとめた経験」や「何かを改善した経験」というのが募集要項に書かれていることもあります。
こうしたことを普段から意識して、今の仕事に取り組んでみましょう。
余談ですが、こういうのって今のあなたの会社でも絶対に必要なことなので、そうやって行動が変わると今のあなたの評価も変わるかもしれませんよ。
新たなスキルを身に付ける
もし余裕があれば、プラスアルファで新しいスキルを身に付けましょう。
それで具体的に新たなスキルって何なんだという話ですが、僕は「簿記」と「英語」を頑張るのが良いと思います。
英語はみなさん何となく同意してくれるかなと思いますが、簿記ってなんで?となる方は多いかもしれません。
でも、正直に言うと英語よりも簿記の勉強を先にやった方がいいです。
あとで詳しく説明しますが、会計知識は出世してマネジメント層になると必ず必要とされる能力です。
早いうちに見つけておくと、あなたが今やっている仕事の一つ一つをより深く理解できるようになるので、できる限り早く学んでおいてください。
僕は簿記と英語をおすすめしますが、学ぶべきスキルはあなたが今持っている能力とシナジーが出るならば、何でもいいと思います。
常に自分をレベルアップさせていくという意識が大切です。
求人情報にアンテナを立てる
転職したい!と思ったタイミングに、最高の求人があるなんて偶然は、できすぎだと思いませんか?
実際に、そんな幸運な話あるわけなくて、もし最高の求人が目の前にあったとしても、それが最高であるかどうかは普段から求人に目を通しておかないと判断できません。
なので、「求人情報に対してアンテナを立てる」というのも意識してください。
僕は自分で調べる時間がもったいなかったので、プロに相談してしまいました。
転職エージェントは、企業に対して独自で情報収集しており、自分一人で集められない情報も含めて膨大な情報が整理されているので活用することをおすすめします。
最初は転職市場や色んな業界の動向などが分からないと思うので、担当者に色々教えてもらうと効率的です。
ちなみに、僕が転職エージェントしか使わない理由は、「転職エージェントの選び方と使い方」に書いているので、良かったら読んでみてください。
いずれにせよ、絶対に求人情報にアンテナを張っておく必要があるので、そのことは頭に入れておいください。
あなたが出世できる会社の見分け方
転職すると言っても、また出世しにくい会社に入ってしまっては元も子もないですよね。
なので、次こそは出世しやすい会社に入る必要があります。
そのヒントは、「需要のある会社ならあなたも出世できる」ということです。
要するに、そこにニーズがあれば出世するのは簡単なんです。
もう少し具体的に、以下3つのポイントで会社を探してみてください。
✔あなたが出世できる会社
- 急成長している会社
- あなたの強みが活かせる会社
- 上場企業(女性の場合のみ)
それぞれ説明していきます。
急成長している会社
急成長している会社というのは、既存事業が拡大している、もしくは新しい事業ができてくるということなので、課長や部長というポジションがどんどん増えていきます。
企業としては、そのポジションを誰かにやってもらわないといけないのに、成り手の数が足りていないという状況なので、どんどん出世できるんですよね。
つまり、急成長している会社は、しっかり結果さえを出せば、出世させてもらえる可能性が非常に高いんです。
大企業では、役職が詰まっているだとか、優秀な人同士で一つのイスをめぐってしのぎを削るとか、そんな会社が多いわけです。
なので、結果を出しても評価されないと不満を持っている方は、急成長している会社を目指すのがおすすめです。
あなたの強みが活かせる
あなた自身の強みや磨いてきたスキルが活かせるかどうかも重要なポイントです。
例えば、海外営業部の課長を選ぶとなった時に、英語ができない人は除外される可能性が高いですよね。
そのポジションに求められる人材があなたしかいなければ、あなたが自動的に出世できてしまうんです。
世の中そんなにうまくいきませんが、それでも自分の強みと仕事がマッチしている会社を選んだ方が、昇進できる確率が高いのは間違いありません。
ちなみに、よく勘違いされますが、得意なことと好きなことは違うので、必ずあなたが得意なことを仕事にしてください。
好きなことを仕事にすると、気持ちの面ではいいかもしれませんが、出世できる確率を上げることにはつながりません。
そこは自分が何を重視するのかきちんと考えてみてください。
あなたにとっての「働きやすい」を整理したいならこちら↓の記事を読んでみてください。
上場企業(女性の場合のみ)
女性だからという理由で昇進が遅れてしまう会社は、いまだに少なくありません。
でも、一部の企業では逆に女性だからという理由で昇進できることもあります。
その代表格が、上場企業です。
女性の活用ということが叫ばれている今の時代で、最もプレッシャーをかけれらているのが上場している企業です。
こういった会社では、女性の役職登用率を目標値として設定されていることがあります。
つまり、毎年女性を何人かは出世させなければならないということです。
これは女性にとって、超チャンスですよね。
大手上場企業の中でも、男女比のバランスが偏っている企業を狙ってみてください。
どこの会社でも出世しやすくなる方法
需要と捉えた上で、さらに出世しやすい人になることでさらに確率を高めていきましょう。
と言っても、スペシャルな人材になる必要はなくて、誰でもできることを少し頑張るだけで出世しやすい人になることができます。
以下3つ紹介します。
✔どこの会社でも出世しやすくなる方法
- 上司とコミュニケーションを密にする
- ネガティブなことは言わない
- 数字に強くなる
上司とコミュニケーションを密にする
まずは上司とのコミュニケーションを増やすことを意識してください。
人間は接触回数が多い相手に好印象を持つということが心理学的に分かっています。
気の利いた話をする必要はありません。
意識的に接点を増やすのが大切なので、以下2点に注力してみましょう。
- 元気よく挨拶する
- 分からないことを質問する
まずは挨拶は絶対に押さえておきたいポイントです。
挨拶するのは自然のことなので、元気よく相手の目を見て挨拶してみましょう。
朝に「おはようございます」、帰る時に「お疲れ様でした」と話しかけるだけでも、1日に2回接点を持つことができます。
そして、もう一つおすすめなのが「分からないことを質問する」です。
上司の立場としては、質問や相談を受ければできるだけ丁寧に答えようと思います。
これを繰り返していくと、上司は徐々に良く報告してくれる人という認識を持つようになります。
上司も、あなたが何を得意としていて、どこに躓きやすいのか分かるようになるから、安心して仕事を任せられるんです。
なので、挨拶と質問、この2つをぜひ使いこなしてみてください。
ネガティブなことは言わない
他人の悪口を言ったり、仕事の愚痴言ったりする人って本当に多いですよね。
でも、冷静に考えて、そういう人が出世できると思いますか?
例えば、上司があなたとの会話の中で誰かの悪口を言ったとします。
理不尽な話ではありますが、一緒になって悪口を言ってしまうと、上司は無意識下で「あなたは悪口を言う人」とインプットします。
そうすると、自分が知らないところであなたは悪口を言っているんだろうなと上司は考えるので、少しだけ距離ができてしまうんです。
他人の悪口を言ったら一発退場をというわけではありませんが、こういうのってボディーブローのように徐々に効いてくるんですよね。
逆に、悪口や愚痴を言わないということを徹底するだけで、上司のあなたへの信頼度は間違いなく高くなります。
実際にやるのは難しいかもしれませんが、意識的にネガティブなことを言わないように今から気を付けていけば、頻度は徐々に減っていくはずです。
数字に強くなる
管理職になるということは、より数字(結果)にコミットすることが求められます。
言い換えると、目の前の仕事だけでなく、会社の収益を上げるということもしっかり考えていかないといけないポジションなんです。
「数字苦手なんで・・」みたいな感じの人は出世できないし、奇跡的に役職に就いても速攻でお払い箱にされます。
先ほども少しふれましたが、簿記を勉強してみるとか、普段の仕事でも会社全体の利益で考えるとか、そうした積み重ねがすごく大切です。
収益のことが詳しい人材は、会社としても重宝するので、間違いなく出世できる確率が上がりますよ。
繰り返しですが、会社の収益をみる能力は、研究開発部門、生産管理部門、総務部、どこの部署でも必ず求められることなので、今のうちから鍛錬してください。
今の会社で出世できないと分かったら・・【まとめ】
今の会社で出世できないとわかったら、まずやるべきことは以下4つ。
- あなたのパーソナリティを整理する
- 今の会社で得られるものは全て手に入れる
- 新たなスキルを身に付ける
- 求人情報にアンテナを立てる
さらに出世しやすい人になる3つの方法も紹介しました。
- 上司とコミュニケーションを密にする
- ネガティブなことは言わない
- 数字に強くなる
これらを意識して、今の仕事を頑張ってみてください。
納得いく企業から内定が出るまで、あなた自身を磨いておきましょう。
もちろん、転職してからが最も重要ですが、やるべきことはここまでで説明してきたことと変わりません。
上司にあなたの実力をしっかりアピールできれば、出世の道を掴み取れるはずです。