- 仕事を頼まれると断れない
- ただでさえ忙しいのに…と思いつつも、いつのまにか仕事を受けてしまっている
- 気が付けば自分の仕事はそっちのけで、違う仕事ばかりしている
こういった経験あなたにもありませんか?
頼まれると断れない人って結構多いんじゃないかと思います。
ですが、コツさえつかめば角を立てずに仕事をうまく断る方法は存在しますよ。
✔この記事からわかること
■仕事を断れないのは人間関係を気にしているから
■引き受けるのも仕事、断るのも仕事です
■うまく角を立てずに断る方法3つ
この記事を書いている僕は、職場で頼まれたことを引き受けてしまう人間でした。
ですが、断るコツさえ分かればこんな状態からは抜け出せます。
この記事を読み終えれば、あなたも断り上手な人間になれますよ。
仕事が断れない理由は人間関係を気にしているから
突然仕事を振られたときに断りきれない最大の理由は、頼んできた上司や先輩との人間関係が崩れるのを恐れてしまうからです。
断ったことで、急に冷たくされたり、不機嫌な態度をとられると怖いですよね。
上司や先輩の機嫌を悪くしたくないと思って、出来ない仕事を引き受けてしまうことは誰だってあると思います。
ですが本来、しっかりとした理由を相手に伝えて仕事を断ることができれば、誰もあなたを理不尽に怒ったりすることはできないんです。
もしあなたが、正当な理由で仕事を受けられないと主張しているにもかかわらず、
- できない仕事を無理やり押し付けられる、
- 押し付けるだけで何もフォローしてもらえない
- 出来ないことを理不尽に怒られる
こんな状況なら、今すぐパワハラを疑ってください!
この記事↓が参考になります。
引き受けるのも仕事、断るのも仕事です
あなたは引き受けることだけが仕事だと思っていませんか?
実は断ることも大切な仕事なんです。
なぜそんなことか言えるのかをここでは解説したいと思います。
理由①:あなたの体はひとつしかない
当たり前ですがあなたの体は一つしかありません。これは変えようがない事実です。
なので、もともとの仕事に加えて新たな仕事を積まれた場合、同時に二つのことをやるなんて物理的に出来ません。
仮にやろうとしても、一つひとつの仕事の質が低下したり、ミスをする可能性が高まります。
なので、こういった場合は仕事の優先順位を考えましょう。
自分で考えても分からない場合は、上司に優先順位を確認すればOKです。
優先順位に沿って一つひとつこなしていくのが、実は遠回りのようで一番近道なのです。
もし両方とも最優先にやるべき仕事なら、一つはあなたが受けて、もう1つは違う人にやってもらうしか方法はありません。
理由②:アレもコレもやろうすると、仕事の質とあなたの評価が落ちる
色んな人から仕事を受けて、キャパオーバーしてしまうと質の高い仕事ができなくなります。
一つ一つに掛けられる時間が短くなるので、当然のことですよね。
そうなると、せっかくがんばってもあなたの評価が落ちてしまいます。
上司はあなたの抱えている仕事量を常に見ているわけではありません。
とはいえ評価というものは、あなたの仕事の出来栄えや、仕事の成果を見て判断されています。
会社では頑張った過程よりも、結果を評価の対象とされるんです。
なので、あなたがたくさんの仕事をこなしていても、質の低い仕事ばかりしているのなら、あなたの評価が下がってしまうんです。
これは何としてでも避けたいと思いませんか?
そうならないためにも、あなたはときに仕事を断ることも大切なのです。
仕事で評価されたいならば、もっと別のアプローチで頑張った方が効率的です。
波風立てない3つの上手な断り方
ここからは、どうやって仕事を断ればいいのかを解説します。
この方法を知っておけば、相手との関係をギクシャクさせることなく、スマートに断ることができます。
そしたら、仕事が断れずにキャパオーバーするなんてコトもなくなりますよ。
うまく断るポイントは、とにかく角が立たないように断ることです。
このポイントに焦点を当てて、具体的に三つの手法を説明していきます。
✔うまく断るポイント方法
- 他の策を提案しつつ断る
- 一部なら協力できることを伝える
- できない理由を分かりやすく言う
他の策を提案しつつ断る
今は協力できないことを謝りつつ、ほかに方法がないか考えて提案してみましょう。
単に「できません。」だけじゃなく、「こうやってみるのはどうですか」と案を出すだけでも、相手に与える印象は180度違ってきます。
相手の立場で考えて話せると、頼んだ相手も気持ちが良く、あなたに言って良かったなと思ってくれるはず。
「一緒に考えてくれた」という印象を相手に持たすのが大切です。
そうすることで、仕事を断ったのにも関わらず角が立たなくて済むのです。
一部なら協力できることを伝える
全部は受けられなくても、「一部なら協力できる」と相手に伝えることも有効です。
あなたの得意とする部分だけ手伝うなど、やり方はいろいろありますよね。
ここのポイントは、「今はできない」とぶっきらぼうに断るんじゃなく、なにか少しでも協力しようという気持ちが相手に伝わるかどうかです。
こうやって伝えれば、相手も理解を示してくれるはずです。
「やってあげたい気持ちがある」ことが伝われば角は立ちません。
できない理由を分かりやすく言う
どうしても仕事がいっぱいで協力もできないときは、理由をしっかり説明して、勇気を出して断りましょう。
ところが以下のような断り方はNGです。
「ちょっと今日は厳しいっすね。」
いくら申し訳なさそうな顔をしても、この言い方では納得してもらません。
相手に納得してもらうには、少々言うのが面倒でも、
- 今自分はどんな仕事を抱えていて、その期限はいつなのか?
- その期限を守るためにはあとどれくらい時間が必要なのか?
最低でもこの二つは明確にして相手に伝える必要があります。
ここでのポイントは数字を含めて説明することです。
数字を使えば、抽象的な表現から具体的な表現に変わります。
例えばこんな感じです。
例①「申し訳ありません。今日の15時までにA社に見積書を送らないといけないので、今はその仕事に手をかけられそうにないです。」
例②「18時までにこれと同じモノをあと3個作らないといけなんです。1個作るのに2時間かかるのであと6時間はかかりそうです。なので申し訳ないですが、その作業は手伝えません。」
このように具体的な数字を含めて、仕事を受けられない理由を伝えれば、相手も納得してあきらめてくれる可能性が高まります。
さいごに
仕事を任せてもらえる、頼ってもらえるのは何も悪いことではありません。
なので大前提として、仕事をお願いされて断るときは、対応できないことについてまずは謝りましょう。
そしてその次に、
- 他の策を提案しつつ断る
- 一部なら協力できることを伝える
- できない理由を分かりやすく言う
この三つの方法で、角がたたないように断わってみましょう。
はじめは勇気がいるかもしれませんが、断ることも仕事のうちです。
あなたが質の高い仕事をするには大事な選択なのです。
とはいえこんな場合は注意が必要です
- 理不尽に仕事を丸投げされる
- 上司があなたの意見を一切聞かない
- 人が少なすぎて仕事が終わらない
職場は組織で動いています。
お互いに協力しあって物事に取り組むのが基本です。
ところが、あなたの職場が非協力的な雰囲気でしかも自己中心的な風土ならば、それは組織として破綻しています。
あなたは数年後もその職場で働きたいと思いますか?
決してそんな風には思わないはずです。
職場の風土を変えることは一人でできませんから、あなたが逃げるのも一つの手として考えておきましょう。
自分の仕事を納得がいくまでやりこんで、達成した成果を正しく評価してもらえる職場で働きたいと思いませんか?
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今の時代、行動した人が得をします。
少なくとも、ブラック企業より快適な会社は余裕でたくさんありますよ。笑
引きつった笑顔で先輩や上司の機嫌を取りながら、やりきれない量の仕事を受ける必要がなくなる
あなたに任された仕事を、しっかり時間をかけて質の高い成果を出すことができ、評価もされ、仕事のやりがいを感じることが出来る
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