自分に自信が持てない
でも、けなされるのはツラいし、褒められるのは嬉しい
多くの人は、自分を認めて欲しいと思っているはずです。
一方で自分に自信を持てずに、自己嫌悪に陥ってしまう方もいると思います。
この状態って、すごくツラいんですよね。
でも、自分のプライドを捨てることができずに、もがき苦しんでいました。
なので、この記事では僕の経験も踏まえつつ、あなたが自分に自信を持つためには、どうすればいいのか具体策を紹介していきます。
✔この記事から分かること
■自己肯定感低いけどプライドは高い人の心理
■自分に自信を持つ方法
自分に自信を持ちたいと思う方へ参考になる内容となっています。
すぐに実践できる方法を紹介しているので、ぜひ試してもらえると嬉しいです。
自己肯定感は低いけどプライド高い人の心理
ここでの結論は、「自己肯定感は低いけどプライド高い」を解決するには自分に自信を持てれば良いということです。
小難しい話をするので、前提となる理由なんてどうでも良いから具体策を知りたいという方は、スクロールして読み飛ばしてください。
まずは、自己肯定感とかプライドとか、似たような言葉で混乱している方も多いと思うので、少し整理しておきます。
自己肯定感とは、自分を認めることができるかどうかなので、自信がある人は自己肯定感が高く、自信が無い人は自己肯定感が低いということになります。
プライドとは、他人に認めて欲しいと思う気持ちなので、自尊心が強い人とプライドが高く、自尊心が弱い人はプライドが無いと表現できます。
つまり、「自己肯定感低いけどプライドが高い人」とは、他人から認めて欲しいと強く思っているけど、自分すら自分を認められない状態の人です。
自己肯定感は低いのにプライドが高くなる理由
じゃあ、なんでこんな状態になってしまうのかですよね。
自己肯定感が低い(自分に自信が無い)人は、ネガティブな思考だったり、依存心が強かったりする傾向があります。
一方で、人間には誰かに認めて欲しいという承認欲求があります。
良くあるパターンで、周囲の目が気になるけど、自分に自信が無いから不安やストレスでいっぱいになって、やっぱり自分はダメだとますます自信を無くす。
自分では認められないけど、誰かに認めて欲しいという思いはますます強くなっていく。
こんな感じで負のループに入っていくと、自信はどんどん無くなりますが、他人の目はますます気になっていくものなんです。
人間の承認欲求を踏まえると、「自分を認められないけど他人に認めて欲しい」は自然な流れなんです。
承認欲求を満たせれば、自己肯定感は上がる
自分を認めて欲しいという欲求をもう少し理解して攻略できれば、「自己肯定感は低いけどプライド高い」という状況から脱却できそうですよね。
実はこの欲求には2つあります。
専門的に言うと「自己承認欲求」「他者承認欲求」の2つです。
自己承認欲求:「自分を信頼したい」「能力を高めたい」といった自分自身を認めたいという欲求
他者承認欲求:「注目されたい」「地位や名声が欲しい」といった他人に認められたいという欲求
つまり、この2つの欲求をどうやって満たせるか考えていけば、自動的に「自己肯定感は低いのにプライドが高い」という問題が解決できます。
ただ、他人に認めてもらうよりも、自分を認めてあげる方が自分だけで完結するという意味で取り組みやすいので、まずは自己承認欲求を高めましょう。
これは言い換えると、「自分に自信を持つ」ということです。
自分に自信を持つ方法(自己承認欲求を満たす)
具体的に、自分に自信を持つ方法を5つ紹介します。
✔自分に自信を持つ方法
- 自分の強みを知る
- アファメーションする
- ポジティブな人と付き合う
- その日あったことを書き出す
- 第三者と話すことで考えを整理する
それぞれ説明していきます。
自分の強みを知る
自分が何が得意なのか知ることは、自信に直結しますよね。
なので、これは即効性があるおすすめの方法です。
実際に、僕は自己分析ツールを使うことで、自分の強みを特定しました。
他人に聞くと、その人の主観が入り正確につかむことができないので、この場合は客観的なツールに頼るのが一番良いと思います。
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アファメーションする
アファメーションとは、ポジティブ言葉を使い続けることで潜在意識に働きかけ、気持ちを前向きにする方法です。
効果的な自己暗示の手法として、脳科学の世界で研究されている分野です。
人間の思いこむ力というのはものすごい影響力を持ちます。
有名な現象で、プラシーボ効果(偽薬効果)と呼ばれるものがあり、医師が処方する薬に有効成分が入っていなくても、患者が信じていれば、症状が回復するというものです。
病は気からなんて言いますが、本当に思い込みが病を治してしまうわけです。
つまり、無理矢理でもポジティブに物事を考えると、だんだんとそんなような気がしてきて本当にポジティブな気持ちになっていくんです。
具体的なアファメーションのやり方は、以下3つの点に気を付けましょう。
- 主語は私、僕などの1人称にする
- 否定文ではなく、肯定文にする
- シンプルな文章にする
これらを踏まえて、以下例文をご覧ください。
- 私はパワハラに屈しない⇒×否定文になっている
- 毎日成長している⇒×主語がない
- 私はパワハラと戦える
- 私は毎日成長している
こんな感じで自分の中でしっくりくる文章をいくつか作って、それを毎日復唱するようにしましょう。
そうすると、思い込みの力で、自信を持てるようになってきます。
本当に前向きな気持ちになっていくので、ぜひ試してみてください。
ポジティブな人と付き合う
ネガティブなことを言われると、それが自分のことではないとしても、少し嫌な気持ちなる経験をしたことはありませんか?
実は感情というのは、すごく伝染しやすいんです。
ポジティブな人と関われば自分もポジティブな気持ちになるし、ネガティブな人と関われば自分も影響されてしまうんです。
あなたがどんなにポジティブ思考になろうと努力しても、ネガティブな人間と多くの時間を過ごしていては、ポジティブな人間になることはできません。
自分に自信を持ちたいならば、ポジティブな言葉や行動で盛り上げてくれる人と積極的にかかわった方がいいんです。
居酒屋で愚痴ばっかり言っている人といつも一緒にいると、愚痴ばっかり言う人間になってしまいますよね。
なので、あなたの憧れているポジティブ人間と関わる時間を増やしましょう。
そうすると、その人に引っ張られて自分も前向きな気持ちになれるはずです。
その日あったことを書き出す
心理療法の一つに、自分の考えや今思ったことをひたすらカウンセラーに聞いてもらうというクライエント中心療法というものがあります。
これにより、自己理解が深まり、ありのままの自分が受け入れられるようになると言われています。
先ほど紹介した自分の強みを知ると同じ原理と言えます。
ただ、実際に誰かに聞いてもらうというのは現実的には難しいと思うので、代替案として「紙に書き出す」を試してみてください。
アナログな印象を持った方は、エクセルに打ち出すでも良いですよ。
重要なことは、あなたの今思っていることを整理して、視覚化することです。
日々の成長を実感することで、自分に自信が持てるようになります。
一日を何もせずに過ごす人はいないわけです。
ボーっと過ごしてしまった反省があるならば、それを反省して次何をするか考えてみましょう。
そうやって振り返りをすることが成長ですよね。
何気なく過ごしていた一日をしっかり視覚化して、振り返って次の行動に繋げていけば、必ずあなたの自信になりますよ。
第三者と話すことで考えを整理する
先ほどは話を聞いてもらうのは現実的には難しいと書きましたが、可能であればだれかに話を聞いてもらう方が良いです。
家族や友達などの第三者に相談するのも、もちろん大丈夫です。
そうは言っても難しいかもしれないので、匿名で相談できるサービスを紹介しておきます。
「ビデオ」「電話」「メッセージ」「対面」好きな方法で相談可能
匿名での相談も可能なので、病院に行くほどではない方が気軽に利用できる環境を整えています
国内最大規模で利用者増加中
こちらのカウンセラーは、有資格者のみで登録には厳正なチェックが入るので、類似サービスに比べてカウンセラーの質が高いのが特徴です。
もちろん、年齢、性別、資格などニーズに合わせて、400名以上のカウンセラーの中から指名可能です。
プロに相談するので、的確なアドバイスがもらえる点もメリットですね。
≫
周りから認めてもらう方法(他者承認欲求を満たす)
自分に自信を持つことができた方は、他者承認欲求についても対策を立てておくと良いかもしれません。
✔他者承認欲求を満たす方法
- 非難も批判もしない、苦情も言わない
- まず先に相手を認める
- 相手目線で行動する
それぞれ説明していきます。
非難も批判もしない、苦情も言わない
人から認められるためには、まずは土台として「あなたの印象」を良くしましょう。
「非難も批判もしない、苦情も言わない」は、僕が常に意識している言葉の一つです。
この言葉は、自己啓発書と言えばこれ!と言われるほどの名著で、D・カーネギー氏の「人を動かす」の中で、人を動かす三原則として紹介されています。
朝起きたら、ぜひこれを唱えてみてください。
さっきのアファメーションの理論で、頭に刷り込んでおくのがおすすめです。
様々な場面で、生きていれば「気に食わないこと」や「理不尽なこと」なんていくらでもあると思います。
この時にすぐに文句言う人、後で陰口を言う人って、どんな風に映るのでしょうか。
仮にその時は仕事の不満や誰かの悪口で盛り上がったとしても、話し相手は無意識のうちにあなたを「そういう人」だと分類しますよね。
周りで聞き耳をたてている人なんて、なおさらあなたに悪い印象を持ちますよね。
劇的に変わるという方法ではありませんが、ボディーブローのように確実にあなたへの見方が変わっていくので、ぜひ意識してみてください。
まず先に相手を認める
人から認めてもらいたいならば、まずはあなたからです。
先ほども説明しましたが、承認欲求は人間の根源的な欲求です。
つまり、相手だって認められることに飢えているわけです。
「○○さんっていつも視野が広くてすごいですよね。なんかコツとかあるんですか?」
こんな風に話しかけられて嫌な気分にはならないですよね。
そして、こうやって褒められた相手は、あなたのこともどうにかして褒めようとしてくれるはずです。
これは「返報性の原理」と呼ばれる心理現象で、他人から何か施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くようにできています。
これは専門的な話をしなくても、感覚的に分かると思います。
「相手に認めて欲しいならまずは自分から」ということを覚えておいてください。
相手目線で行動する
使い古された言葉かもしれませんが、仕事をしていく上では、お客様目線で考えなさいって聞いたことありますよね。
これをもう少し紐解くと、以下のような思考回路を目指してみてください。
お客様が求めていることは何か?
↓
お客様のニーズに対して頑張ってみる
↓
お客様が喜んでくれる
↓
それが嬉しい。そして自分の成長につながる
↓
そうした仕事をもっとやりたいと考えるようになる
こんな感じで、相手が喜んでくれる、それが自分も嬉しいという流れを作るのが大切なんです。
「相手の目線で行動する」この姿勢を続けていれば、相手は必ずあなたのことを認めてくれるはずです。
自己肯定感低いけどプライドが高い人は自分に自信を持とう!
「自己肯定感低いけどプライドは高い」は、自己承認欲求と他者承認欲求を満たせれば解決することができます。
それそれの具体的な方法は以下。
✔自己承認欲求を満たす方法
- 自分の強みを知る
- アファメーションする
- ポジティブな人と付き合う
- その日あったことを書き出す
- 第三者と話すことで考えを整理する
✔他者承認欲求を満たす方法
- 非難も批判もしない、苦情も言わない
- まず先に相手を認める
- 相手目線で行動する
他人に認めてもらうよりも自分を認めてあげる方がハードルは低いので、まずは自己承認欲求を満たす(自分に自信を持つ)ところから始めてみてください。