人間関係

頭が悪い人に話が通じない!イライラする気持ちを抑える方法

話が全然通じなくてイライラする
仕事だから無視するわけにいかないし、どうやって関わっていけばいいの?

あなたはそんな状況にハマってしまったことはありませんか?

たぶん、社会に出て色んな人に出会っていけば、必ずそんなシーンに出くわすと思います。

たける
たける
僕自身も何にも見てきて、そのたびに頭悪すぎだろー!って心の中で叫んでいました笑

今回はそんなどうしようもなくイライラするシーンをどうやって対処すればいいのか対策をまとめていきたいと思います。

✔この記事から分かること

■頭の悪い人がいても心に余裕を持って許せるようになる

■イライラした気持ちをコントロールできるようになる

頭が悪い人というのがどういう人なのか理解したうえで対策を考えていけば、話が通じない状況でも余裕ができてきます。

この記事では、そうした根本原因を踏まえて説明していきます。

頭が悪い人に話が通じない理由

日本人だけでも1億人以上いるわけで、当然その中で比較的頭が良い人、悪い人は存在します。

これは良い悪いの話ではなくて、事実です。

そのうえで、なぜ頭が悪い人には話が通じにくくなってしまうのか考えていきましょう。

知能指数が低い人って想像以上に多い

知能指数(IQ)という指標は聞いたことあると思います。

一般的には85~115に入ると言われていて、これを読んでいるあなたも僕も、おそらくここに含まれることになります。

IQ70以下は、いわゆる知的障害者といわれる人たちで、統計的には約2%が該当すると言われています。

でも、今回取り上げている頭の悪い人っていうのは知的障害者ではないと思います。

ここで気付いた方は勘が良いです。実は普通の人と知的障害者の間になるIQ70~85というグレーゾーンにあたる人たちが存在しているのです。

このグレーゾーンにあたる人たちが人口の16%存在していると言われており、この人たちがいわゆる頭の悪い人なんです。

知能指数が低いのだから、話が通じないのは当たり前というわけです。

知的障害者の人に、多少話が通じなくても、仕方がないと思いますが、この人たちは健常者として扱われるので区別がつかないというのが厄介なところです。

知能指数が低いと話が通じない理由

なんとなくわかると思いますが、なぜ話が通じないのか整理しておきましょう。

大きくは5つ挙げられると思います。

言葉の理解力が低い

言葉の意味や文脈を理解する能力が弱いため、話の内容を十分に把握できず、理解できない場合があります。

論理的思考能力が低い

物事の因果関係や論理的なつながりを理解する能力が低いため、話の主張や論点を的確に理解できない場合があります。

集中力が低い

話の内容に十分に集中できないため、聞き逃したり、話の流れを追えなくなる場合があります。

社会的スキルの欠如

相手の視点や気持ちを理解し、適切な反応をする能力が低いため、相手とのコミュニケーションがうまくいかない場合があります。

想像力や創造力が低い

抽象的な概念や未来の状況を想像する能力が低いため、話の内容をイメージしにくく、理解できない場合があります。

これら5つが話が通じない理由です。

知能指数という指標で区切った時に、知的障害者を除いても頭が悪い人が16%もいることを知って、最初はすごく驚きました。

でも、それと同時に、今まで会話が成立してこなかった数々の経験は全て納得できてしまったわけです。

この状況を受け入れるだけでも、お馬鹿さんに少しやさしくなれるのではないでしょうか。

イライラする気持ちを抑える方法

そうは言っても、苛立つのはどうしようもない!っていう気持ちもよく分かります。

でも、ちょっと工夫することで、イライラする気持ちを軽減することができます。

✔イライラする気持ちを抑える方法

  • 話をする前に深呼吸をする
  • ポジティブな言葉を使う
  • 相手の意見を尊重する
  • 適切なタイミングで休憩を取る
  • 伝えたいことを簡潔にまとめる

この中のいくつかを意識するだけで、負の感情が薄れていきます。

話をする前に深呼吸をする

緊張するシーンなどでいったん深呼吸っていうのは科学的根拠があります。

実は深呼吸はそうした緊張だけでなく、イライラした気持ちの調整にも役立つことが分かっています。

具体的には、深呼吸をすることで自律神経を整えリラックス状態に入ることができます。

血圧や心拍数が下がることも知られていて、これで心身ともに落ち着いた状態になり、イライラした気持ちを抑えることができると考えられています。

もし会話の途中でイライラしているなと感じたら深呼吸することも有効で、呼吸に意識が集中して、いったんイライラした気持ちから離れ、より冷静に状況を判断することができます。

また、深呼吸によって、脳に酸素が行き渡りクリアな思考ができるようになるため、相手とのコミュニケーションにもより積極的に取り組むことができます。

ポジティブな言葉を使う

すでに苦手意識があるとは思いますが、あなたが発する言葉は常にポジティブなものを意識してみてください。

心理学研究において、ポジティブな言葉を使うことで心の健康に良い影響を与えるということが報告されています。

例えば、心理学者のバーバラ・フレデリックソン氏の研究によると、短期間のポジティブな思考や感情の体験が、ストレスホルモンの分泌を抑え、免疫力を高め、身体的な健康を促進すると発表されています。

また、心理学者のアリステア・キャロル氏の研究では、ポジティブな言葉を使用することが、心理的なストレスを軽減することにつながることが示されています。

実はそのメカニズムについては完全に解明されていないのですが、一つの仮説としてポジティブな言葉を使うことが、人間の脳内でドーパミンやセロトニンといった快楽物質を放出させ、気分を高揚させると考えられています。

また、ポジティブな言葉を使うことが、人間の脳内で負の感情を抑制することにつながるとも考えられています。

実際にやってみると難しいのですが、ポジティブな言葉を意識するだけでもイライラしにくくなるのでおすすめです。

相手の意見を尊重する

相手をリスペクトすればイライラしなくなるのが結びつきにくいかもしれません。

僕も最初これを知って、なんでそうなるのかよく分からなかったのですが、実際にやってみると確かにイライラしないと実感しています。

これにも研究データがあって、2021年に公開された、Nature Communications誌に掲載された脳科学に関する研究で、相手の意見を尊重することが、怒りや不快感を和らげることが示されています。

この研究は、米国立衛生研究所の脳科学者らによって行われ、被験者に意見が合わない相手の発言を聞かせた状態で、MRIを用いて脳活動を観察しました。

その結果、相手の意見を否定的に評価する脳領域が活発化すると同時に、イライラや怒りを制御する脳領域が抑制されることが明らかになりました。

一方、相手の意見を尊重することで、このような脳の反応が抑制され、イライラや怒りを和らげることができるという結果が得られました。

簡単に言えば、相手の意見を尊重することで、より穏やかな心境になるということなので、イライラで悩んでいる方は一度試してみてください。

適切なタイミングで休憩を取る

話が通じないと苛立ってくるのは仕方がないことです。

そんなときにストレスを抱えながら粘り強く話をしていても埒が明かないので、少し休憩をとるというのも大切です。

イライラは、脳内にある「扁桃体」という部位が関わっています。

この扁桃体は、ストレスを感じると活性化し、脳内の神経伝達物質がバランスを崩し、イライラの状態が続くことがあります。

適切なタイミングで休憩を取ることで、この扁桃体の活性化が抑制されることがわかっていますが。

休憩をとることでストレスホルモンの分泌が減少し、脳内の神経伝達物質のバランスも整うので、扁桃体の活性化が抑制され、イライラの状態が改善されるのです。

伝えたいことを簡潔にまとめる

そもそも話が伝われば、相手にイラつくこともないはずなので、話を相手が理解しやすくしてあげることも意識してみましょう。

IQが低いのであなたが持っている感覚と若干違うという前提で、伝えたいことを簡単な言葉で短文でまとめてみてください。

実際に、認知心理学の研究によると、人間は頭の中で複数のタスクを同時にこなすことができず、過剰な情報や複雑な情報はストレスを引き起こすことが分かっています。

先ほど説明したように頭が悪いは、処理能力の低さでもあります。

簡潔にまとめることで、相手の情報処理負荷を減らすことが、結果的にお互いのストレスを軽減することにつながるというわけです。

こうした努力が、相手との対話においてより良いコミュニケーションを築くことになり、信頼関係構築にもつながっていきます。

相手を認めてあげることで分かり合える

相手のせいにしてしまいがちですが、相手を否定するのではなく、相手の能力やスキルに合わせて話をすることが大切です。

頭の回転が速くない人や知識が不足している人に対して、あるいは自分と考え方が異なる人に対して、イライラすることはよくあることです。

しかし、相手を否定することや攻撃することは、その人との関係を悪化させるだけでなく、自分自身のストレスを増やす原因にもなります。

そのため相手を尊重し、相手が抱える問題や不安を理解することが重要で、相手に対して適切な言葉遣いや方法でコミュニケーションをとることで、より良い関係を築くことができるということを覚えておいてください。

相手が変わってくれればベストですが、世の中はそうはうまくいきません。

イライラする原因は自分の中にある

これを覚えておくだけでも、今日この記事を読んでくれた意味があるのではないかと思います。

そうは言っても、そんな風に自分の中で処理できないケースもあると思います。限界を感じたら、プロに相談してみましょう。

イライラした気持ちはあなたのこころを蝕み続けます。

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僕が悩んでいた頃はこういったサービスが無かったので、心療内科を受診しましたが、やはり専門家に話を聞いてもらうとこころがラクになりました。

そして、具体的に自分がどうすればいいのかアドバイスをもらうことで、真っ暗だったところに光が差した気がしたのです。

悩み自体は人それぞれなので、あなたにあった解決方法を専門家と一緒に考えるのが、解決への近道になります。

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