運動が大事って分かっているけど、いつも続かない・・
10分ぐらいの運動で、サクッと効果出る方法って無いの?
運動が健康に欠かせないのはなんとなく分かっているけど、今は別に困ってないから後回しにしている。
そんな方が多いのではないでしょうか。
この記事では、誰でも続けられる短時間もしくは軽い負荷でできる運動を紹介します。これに習慣化の視点も加えて、継続しやすさにこだわった内容になっています!
✔この記事から分かること
■運動の効果や恩恵
■効率的な運動方法
■運動習慣を維持するコツ
運動を継続していると、身体的に健康になるのはもちろんですが、心も健康になっていくので、絶対にやった方が良いです。
誰でも運動習慣は身に付けられるので、運動で悩んでいる方はぜひ読んでみてください。
無理なく誰でも始められる運動習慣
そんなことを思っている方もいると思います。
まずはそもそも運動って意味あるの?という話をさせてください。
運動と健康の関係性を知識として持っておくのも重要なことです。
実は、効果を知っててやるのと知らないでやるのでは、結果に差が出るというのは科学的にもよく知られている話です。
運動の効果
運動すると健康になるというのは良く知られた話ですが、もう少し具体的にどんな効果があるのか見ていきます。
副次的な効果まで含めると多岐に渡るので、ここでは大きく以下5つを説明します。
- 心臓と血管の健康向上
- 体重管理と代謝の改善
- 筋力と骨密度の向上
- ストレス軽減
- 免疫機能の強化
心臓と血管の健康向上
運動は心臓を強化し血液循環を促進するため、心臓と血管の健康を向上させます。
有酸素運動(例:ウォーキング、ジョギング、サイクリング)によって心拍数が上がり、循環器系が刺激されます。
これにより、心臓の負担が軽減され、血圧が正常化されることになります。
体重管理と代謝の改善
定期的な運動によってエネルギー消費が増えるので、体重管理に役立ちます。
また、有酸素運動は心拍数を上げ、酸素摂取量を増やします。これにより、体内の代謝が活性化し、脂肪が効率的に燃焼されます。
さらに、筋力トレーニングによって筋肉量が増えることで、基礎代謝が向上し、静止状態でも多くのカロリーを消費できるので、健康的な体重管理と代謝の改善につながります。
筋力と骨密度の向上
筋力トレーニングは筋肉の成長と強化につながります。強い筋肉は骨をサポートし、骨密度を増加させるため、骨粗鬆症の予防や骨の健康維持に役立ちます。
また、重量を扱うトレーニングや抵抗をかける運動は骨に刺激を与え、骨密度を向上させる効果があります。
ストレス軽減
運動は心理的な健康にも良い影響を与えます。
運動によって、幸福ホルモンと呼ばれるエンドルフィンが脳内に分泌されて、ストレスの軽減や気分の改善が期待できます。
また、運動は認知機能や記憶力の向上、集中力の強化にもつながります。
免疫機能の強化
運動によって血液中の免疫細胞の数や活性が増加するので、炎症の抑制や抗体の産生が促進されます。
また、運動によってストレスホルモンの分泌が抑制され、ストレスが免疫機能に与える悪影響も軽減されます。
さらに、運動は炎症を抑制する働きがあるので、さまざまな疾患の原因となる慢性炎症のリスクを低減する効果もあります。
短時間の運動でも効果がある
良く勘違いされますが、運動は短時間でも効果があります。
WHO(世界保健機関)やアメリカ心臓協会などでは、週に合計150分以上の運動が推奨されていますが、短時間の運動でも健康に良い効果があるとガイドラインで提示されています。
また、週150分の運動で先ほど説明した運動のメリットを得られている研究も多くのあるので、それぐらいを目安に運動すれば良いと覚えておいてください。
ただ、週に150分も捻出するのは大変ですよね?
安心してください!
実は、もっと短時間でも効果があることを調査している研究があります。
2017年カナダのMcMaster大学の研究で、1セットあたりの運動時間を1分間に短縮し計10分を週に3回行う短時間の高強度間欠的運動(HIIT)の効果を調査しています。
結果は、短時間の運動でも、有酸素能力の向上や代謝の改善などの健康に良い効果が得られる可能性が示されました。
週に30分の運動でも効果があるということです。
もっと短時間のトレーニングの効果を研究した実験もあります。
2019年スウェーデンのKarolinska Institutetという研究機関で、4分間の高強度トレーニングを週に2回行うことで、健康に良い効果が得られるかを調査しています。
4週間後の結果で、筋力や有酸素能力の向上、血圧の低下などの健康に良い効果が見られることが示されました。
これだと週に8分でも効果があるということになります。
上記2つの研究で用いられた高強度トレーニングのやり方は、後ほど詳しく説明します。
運動習慣と優秀さの相関性
運動は学業や仕事などの成果と相関するということが知られています。
なので、勉強や仕事で忙しいから運動しないというのは逆で、運動をすることで勉強や仕事で高い成果を出す可能性が高まることを示唆しています。
これについても研究データを持ってこないと信じられないと思うので、実際の調査を紹介させてください。
2018年、フィンランドのヘルシンキ大学の調査で、フィンランドの中学生で、学業成績と週の運動時間のデータが収集されました。
結果、運動時間が増えるにつれて、学業成績が向上する傾向が見られ、運動習慣が学業成績と関連していることが発表されました。
この結果に対して、運動を継続的に行うことで認知能力や学習能力が向上し学業成績にプラスの影響を与えていると考えられています。
2015年、スウェーデンのストックホルム大学での調査では、運動習慣と仕事パフォーマンスのデータが収集されました。仕事パフォーマンスは上司や同僚の評価に基づいて評価されています。
結果、運動を積極的に行っている人は、仕事での生産性や創造性が高くなる傾向があったということでした。
この他にも、運動する人が学業や仕事で優秀であることを示す研究はたくさんあるので、忙しい人こそ運動した方が良いということです。
運動がもたらす波及効果
運動の効果は分かったと思いますが、もう少し説明させてください。
運動の効果は多岐に渡っていてメリットが多すぎるので、まだ説明しきれていないです。
後半で具体的な運動方法を説明しているので、方法を知りたい方はそこまで読み飛ばしてください。
睡眠と運動の関係
睡眠は、健康に重要な役割を果たしており、適切な睡眠は身体と心のリフレッシュや回復に不可欠なものです。
実は、適度な運動は、この睡眠の質と量を向上させることが知られています。具体的には以下のようなメカニズムが関与しています。
- 睡眠の質の向上
- 睡眠のリズムの調整
睡眠の質の向上
運動でエネルギーの消費や体温の上昇を引き起こすことにより、睡眠の深さや質が向上するとされています。
適度な運動は、入眠までの時間を短縮し、より効果的な睡眠をサポートする効果があります。
睡眠のリズムの調整
運動は体内時計や生体リズムを調整する働きもあります。
定期的な運動は体内時計を整え睡眠と覚醒のサイクルを調節し、適切なタイミングの運動は睡眠のリズムを整え日中の覚醒度を高める効果があります。
ストレス管理と運動の関係
先ほどからストレスの話は出ていますが、ここでもう一段深掘りして話をさせてください。
運動がストレス低減になると説明される背景には以下4つの効果があります。
- ストレスホルモンの抑制
- 心理的なストレスの軽減
- 自己効力感の向上
- 気分の安定化
それぞれ説明していきます。
ストレスホルモンの抑制
運動による身体的な活動は、ストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリンの分泌を抑制する効果があります。
適度な運動を行うことで、ストレスホルモンのレベルが調整され、ストレス反応が軽減されます。
心理的なストレスの軽減
運動は身体的な快感やリラックス効果をもたらし、心理的なストレスを軽減する効果があります。
運動中に脳内でエンドルフィンと呼ばれる神経伝達物質が放出され、快適な気分やリラックス感をもたらします。
また、運動は集中力や気分の改善にも寄与し、ストレスを和らげることができます。
自己効力感の向上
運動を継続することによって、自己効力感(自己の能力に対する信念)が向上するとされています。
適度な運動の実施や目標の達成によって、自己肯定感や自信が高まるので、ストレスの対処能力や抵抗力が向上し、ストレス管理が容易になると考えられています。
気分の安定化
運動は気分の安定化にも効果があります。
運動によってセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質のバランスが調整され、気分を安定させる効果があります。
また、運動による身体的な変化や成果の感じられる経験は、自己肯定感やストレスへの対処能力を高めることにつながります。
栄養と運動の関係
僕たち人間は食べ物から栄養を摂取しているわけですが、運動はここにもプラスに作用してきます。
主なところで以下5つを挙げておきます。
- 心血管機能の向上
- 腸の活性化
- 新陳代謝の促進
- 血糖値の調節
- 筋肉の活性化
心血管機能の向上
適度な運動によって心臓や血管の健康が促進され、血流が改善されます。
これにより、栄養素や酸素の供給がスムーズに行われ、組織や臓器の機能が向上します。
腸の活性化
運動は腸の蠕動運動を刺激し、腸の動きを活発化させます。
これにより、食物がスムーズに腸を通り、栄養素の吸収が増えます。特に有酸素運動は腸の活性化に効果があります。
新陳代謝の促進
運動によって新陳代謝が活発化し、エネルギーの消費が増えます。
これにより、食事から摂取した栄養素が効率よく利用され、脂肪燃焼が促進されるので、食事のエネルギー代謝が改善されます。
血糖値の調節
運動によって筋肉が活性化し、血糖をエネルギーとして利用するためのインスリンの働きが改善されます。
これにより、血糖値の上昇を抑制し、血糖の安定化に寄与します。
筋肉の活性化
運動によって筋肉が刺激されると、筋肉内のミトコンドリアや酵素の活性が高まります。
これにより、エネルギー代謝が活発化し、栄養素の利用や吸収が促進されます。
主な運動の種類と効果
ここからは具体的に運動の種類とその効果にはどんなものがあるのか見ていきましょう。
✔主な運動の種類
- 有酸素運動
- ストレッチ
- 筋力トレーニング
これらをもう少し細かく分類して、それぞれの効果について説明していきます。
有酸素運動
有酸素運動は、心拍数を上げ、呼吸を深くすることで酸素の取り込みを増やす運動です。
代表的な有酸素運動は以下3つです。
ウォーキング
ウォーキングは穏やかなペースでの歩行運動です。身体に対する負荷は比較的低く、関節への衝撃も少ないため、誰でもやれる運動です。
ウォーキングは有酸素運動として心肺機能を向上させ、血圧の調整や脂肪燃焼を促進します。また、ウォーキングは体重管理や骨密度の向上にも役立ちます。
後ほど説明しますが、自然の中で行うことでリラクゼーション効果やストレス軽減効果も期待できるのでおすすめです。
ジョギング
ジョギングはウォーキングよりも速いペースでのランニング運動です。
ジョギングにも、心肺機能を向上させる効果があり、カロリー消費を促進し、体重管理にも役立ちます。
ジョギングは下半身の筋肉を強化し、筋力や筋持久力を向上させる効果もある一方で、関節への負担がウォーキングよりも大きいので、靴や地面にも注意が必要です。
サイクリング
サイクリングは下半身の筋肉を効果的にトレーニングし、脚部の筋力を増強します。
また、関節への負担が比較的少ないため、運動中の負荷やリスクが低くなります。
サイクリングは自然や風景との一体感を感じることができ、心身のリフレッシュやストレス軽減効果も期待できます。
ストレッチ
ストレッチは、筋肉や関節を伸ばして柔軟性を向上させる運動です。
ここでは3つのストレッチ法を紹介します。
静的ストレッチ
静的ストレッチは、筋肉を伸ばす動作を一定のポジションで保持する運動です。
静的ストレッチは柔軟性を向上させ、関節の可動域を改善し、筋肉や腱の柔軟性を高めることで、動作のパフォーマンスを向上させたり、ケガの予防に役立ちます。
ただし、静的ストレッチは筋力の減少やパフォーマンスの低下を引き起こすことがあるため、他の運動と組み合わせる必要があります。
運動前のウォームアップや運動後のクールダウンに取り入れるのがおすすめです。
動的ストレッチ
動的ストレッチは、筋肉や関節を広い範囲で動かす動作を行う運動です。
運動前の準備として関節の可動域を広げ、筋力と筋持久力を向上させる効果があります。
動的ストレッチは筋肉と関節の柔軟性を高め、運動時のパフォーマンスを向上させることができ、ケガの予防にも役立ちます。
運動前にウォームアップとして取り入れることで、身体を準備し負荷に対する柔軟性を高めることができます。
PNFストレッチ
PNFストレッチはプロプリオセプティブ・ニューロムセラクティブ・ファシリテーション(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation)の略で、筋肉の柔軟性を向上させるためのテクニックです。
PNFストレッチは静的ストレッチや動的ストレッチよりも効果的に柔軟性を高めることができます。
主にパートナーとの協力を組み合わせて行われ、筋肉の緊張と緩和を繰り返す手法です。
このストレッチ法は柔軟性の向上だけでなく、筋肉の協調性や力の発揮能力も向上させる効果があります。
筋力トレーニング
筋力トレーニングは、重量や抵抗を使って筋肉を鍛える運動です。
主に3つのトレーニングを紹介します。
重量トレーニング
重量トレーニングは、外部の重り(バーベル、ダンベル、ケトルベルなど)を使って筋肉を刺激するトレーニング方法です。
重量を加えることで筋肉に負荷をかけ、筋力や筋持久力の増強を促します。
重量トレーニングは筋肉の成長を促進し、体脂肪を減らす効果もあり、骨密度の向上や基礎代謝の増加など、長期的な健康への恩恵も期待できます。
体重トレーニング
体重トレーニングは、自身の体重を使って行うトレーニング方法です。
プッシュアップ、スクワット、ランジなどの身体の重さを利用したエクササイズが含まれます。
体重トレーニングは筋力や筋持久力の向上に効果的であり、特に身体の核(コア)の安定性を高める効果があり、、身体全体のバランスや柔軟性の向上にも貢献します。
抵抗バンドを使ったトレーニング
抵抗バンドを使ったトレーニングは、柔軟なゴムバンドを使って筋肉を刺激するトレーニング方法です。
バンドを引っ張ることで抵抗を生み出し、筋力を鍛えます。
抵抗バンドは様々な運動に使用でき、さまざまな筋群の強化に効果的で、関節への負担が比較的少なく、筋力や筋持久力の向上に役立ちます。
また、バンドの強度や長さを調整することで、トレーニングの難易度を簡単に変えられるのも利点の一つです。
今日からやってほしい最強の運動習慣
運動習慣といっても、なかなか自分で実践するのは難しい。
今できていない方でも、過去にやろうと思ったことが一度くらいあったはずです。
✔これやってたら間違いない!最強の運動習慣
- 時間が無いなら高強度トレーニング
- 軽い負荷なら森の中でウォーキング
- 続かないならピラティス
それぞれニーズごとに整理していますが、余裕があれば3つとも効果は絶大なので、全て試してみてください。
高強度トレーニング
ハイインテンシティインターバルトレーニング(HIIT)と呼ばれるもので、高強度の運動と短い休憩を交互に行うトレーニング方法です。
筋トレと有酸素運動を組み合わせたトレーニングで、短時間で絶大な効果を得られるので、特に時間が無い方におすすめです。
例えば、30秒間の全力のスプリントを行った後に、10秒間の休憩を取るというサイクルを数回繰り返します。これにより、心拍数を上げ、全身の筋肉を効果的に刺激します。
おすすめのメニューは以下の手順です。
怪我防止のため、始める前に軽くストレッチしてからやってください。
- 30秒間バーピージャンプ※1
- 10秒間休憩
- 30秒間スクワットジャンプ※2
- 10秒間休憩
- 30秒間マウンテンクライマー※3
- 10秒休憩
これを1セットにして、1日5セット(計10分)やってください。余裕があれば、セット数を増やして負荷を上げましょう。
※について各概要は以下
※1バーピージャンプ:全身を使った高強度のエクササイズ
- 立って両手を地面に付けます
- 足を後ろに飛ばし、プランクポジション(腕立て伏せの上部)になります
- 足を元の位置に戻し、スクワットのポジションに入ります
- 筋力を使ってジャンプし、手を上に伸ばします
- ランディング後、次のリピートに移ります
※2スクワットジャンプ:下半身の筋力と爆発力を鍛えるエクササイズ
- 肩幅より広めに足を開き、腰幅ほどの幅でつま先を外向きにします
- 膝を曲げながらスクワットの姿勢をとります
- 膝が90度になったところで力を込めてジャンプします
- ジャンプの際には腕を振り上げ、上に飛び上がります
- ランディング後、次のリピートに移ります
※3マウンテンクライマー:全身の筋力を使いコアや下半身を鍛えるエクササイズ
- プランクポジション(腕立て伏せの上部)になります
- 交互に片足を前に引き寄せます。片方の足は地面についたままで、もう一方の足を膝まで引き上げます
- 足を元の位置に戻し、もう一方の足を前に引き寄せます
- 交互に足を素早く動かし続けます
- インテンシティを保ちながら、リズミカルに動きます
最初は5セットやりきるのは難しいと思いますが、限界までチャレンジしてみてください。
休憩を10秒ではなく、30秒ぐらい長く休んでも大丈夫です。
重要なのは心拍数を上げて、全身の筋肉を追い込むことです。トレーニングでは心拍の高鳴りと筋肉の疲労を意識して実施してください。
このトレーニングでそれらが感じられないのは追い込み不足なので、もう少しスピードを上げて、しっかり身体を沈める、腕は伸ばしきるなどを意識してください。
森の中でウォーキング
自然と運動は非常に相性の良い組合せです。
ここでは実践のしやすさという観点でウォーキングとしていますが、ジョギングなどの別の有酸素運動も良いし、ストレッチや筋トレももちろん有効です。
森の中にはフィトンチッドと呼ばれる植物が発する有益な物質が豊富に存在しています。
これらの物質は自然療法としても注目されており、免疫機能の向上やストレスの軽減、気分の安定化などの効果があります。
運動にも同様の効果があることは先ほど説明した通りで、相乗効果で運動の効果をさらに引き上げてくれます。
また、緑豊かな環境や自然の音、清新な空気など、自然の癒し効果を得られるので、ストレスなく継続的に運動を行うことができます。
負荷も軽いし、ストレス解消にもなるしで、継続しやすいけど、有酸素運動で運動のメリットも教授できるおすすめの方法です。
都会に住んでいると森という場所は無いかもですが、近所の公園など緑が多いところであれば良いと思います。
ピラティス
ピラティスは、有酸素運動、ストレッチ、筋力トレーニングの要素を兼ね備えた総合的なエクササイズで、最強の運動の一つと言えます。
身体のコア(中心部)を強化し、バランス、柔軟性、筋力を向上させるためのエクササイズメソッドとなります。
ピラティスの特徴的な要素は、正しい姿勢、呼吸、流動的な動き、精神的な集中で、マインドフルネス瞑想の要素も含んでいます。
様々なレベルやニーズに合わせてカスタマイズすることができ、個人レッスンやグループレッスンも数多くあるので、続けられない方にはおすすめです。
入会者の約80%が未経験者なので初めてでも大丈夫です。男性もOK!
普段は自宅からオンラインレッスン、余裕がある日だけスタジオに行くなど多彩なニーズに対応可
初心者の方多いのでお気軽にどうぞ
こちらのスタジオは、国内に多数店舗を持っていたり、インストラクターは全員有資格だったりと大手の安心感があります。
通う時間が無くて続かないのは良くあるパターンですが、自宅からオンラインレッスンで気が向いたらスタジオへという使い方ができるので安心。
もちろん、オンラインでも少人数制のグループ・プライベートレッスンで、しっかり先生と一緒にピラティスを実践できます。
特に一人で運動するのは続かないという方は、仲間がいたり、習い事感覚で通ったりすると継続しやすくなるのでおすすめです。
運動習慣を維持するためのヒント
続けやすい運動法を紹介しましたが、そうは言ってもなかなか続けるのは難しいんだよな・・とあきらめている方も多いでしょう。
その気持ちは良く分かります。
なので、さらに運動を継続するためのコツについて説明していきます。
実際に僕も取り入れているテクニックなので、使えそうなものがあるかを参考にしてください。
プロテインの活用
毎日もしくは高頻度で運動をすると、筋肉は負荷を受け微細な損傷が生じます。結果的に筋肉は疲弊していきます。
身体が疲れていると運動するモチベーションは下がってしまうものです。
しっかり、運動後に筋肉をケアしてあげることは重要です。ストレッチするのも有効ですが、プロテインを活用した方が非常に効果的と言われています。。
プロテインは筋肉を構成するアミノ酸を豊富に含んでおり、運動後に摂取することで、修復や再構築が促進されます。
具体的には、運動後の30分から60分のタイミングが最も筋肉の吸収能力が高まっているので、プロテインを摂取すると効果的です。
プロテインシェイクやプロテインバーなどの手軽な摂取方法を活用すると、適切な量のプロテインを簡単に摂ることができます。
また、適切なプロテイン摂取は、筋肉の回復と成長をサポートするだけでなく、運動後の筋肉痛の軽減や筋力の向上にも繋がります。
僕が飲んでいるプロテインは以下です。
高純度高品質なプロテインを摂取できつつ、普通に飲みやすい!特にこのチョコ味が一番飲みやすいので、試したことない方はおすすめです。
習慣化のテクニック
習慣化というのは、僕らの脳の神経回路によって形成されます。
脳が効率的に動作するために繰り返し行われる行動は自動化しようとするので、この性質を利用して習慣を定着させるのが重要です。
具体的には、以下3つのポイントを押さえてください。
- 場所や時間に結び付ける
- すでにある習慣と組み合わせる
- 報酬系を関与させる
場所や時間に結び付ける
特定の場所や時間帯を選び、運動を行う習慣と結び付けることで、脳内の神経回路を活性化させます。
例えば、毎朝のルーティンに運動を取り入れる場合、特定の場所で行うことや、朝の時間帯に設定することで、脳はその場所や時間帯での運動をトリガーとして認識し、自動的に行動に移りやすくなります。
すでにある習慣と組み合わせる
既に習慣化されている行動と新しい運動習慣を組み合わせることで、新しい習慣の形成をサポートします。
例えば、歯を磨く後にストレッチや軽いエクササイズを行う、食事の前後にウォーキングを取り入れるなどです。
既存の習慣の後に運動を追加することで、脳はそれらの行動を関連付け、より負担なく行動できるようになります。
報酬系を関与させる
報酬系は快楽や満足感を生み出す化学物質であるドーパミンが関与しており、習慣化された行動による報酬や満足感を強化します。
運動による報酬や満足感を強化することで、脳は運動習慣を促進しやすくなります。
報酬は個人の好みやニーズに合わせて、好きに設定してください。
例えば、運動後にお気に入りのスムージーやシャワーを楽しむといった感じで、報酬を与えることで脳内の報酬系が活性化され運動習慣を強化する助けになります。
モチベーションを高める方法
とは言ってもモチベーションが低い状態だと、これもまた習慣が途切れてしまう要因になります。
なので、モチベーションを高める、もしくは高く維持する方法として、以下3つを紹介します。
- 目標設定と報酬
- 目標のトラッキング
- ポジティブな環境の構築
目標設定と報酬
まずは具体的で実現可能な目標を設定することが重要です。
例えば、週に3回ジムに通う、1ヶ月で体重を5ポンド減らすなどです。明確な目標を設定することで、達成感や進歩を実感しやすくなります。
そして、その目標に対して自分への報酬を設定することで、モチベーションを高めることができます。報酬は好きに設定してください。
目標のトラッキング
次に有効なのが、目標を日々こなせていることをトラッキングすることです。
日記やカレンダーを活用して、運動の日付や内容を記録してください。定期的に運動の記録をチェックすることで、自身の進捗や達成度を可視化できます。
この進歩を追跡することで自信やモチベーションを高めることもできます。
また目標を追跡する際は、大きな目標を小さな目標に分割し、それぞれの進捗を追跡することが効果的です。
小さな目標を積み重ねていくことで自分の成長を実感しやすいので、モチベーションを維持しやすくなります。
ポジティブな環境の構築
運動をサポートしてくれる友人や家族を巻き込むことで、自分にとってポジティブな環境を構築するのが大切です。
そんな人いないという場合は、ジムやスタジオに通うことで、同じ志を持った人たちの中で運動するのが非常に効果的です。
仲良くなる必要はありませんが、可能ならば一緒に運動できる仲間ができた方が励まし合いや共有の機会を作れるのでおすすめです。
また、運動しやすい空間を整えるのも重要です。
特に自宅でトレーニングする際は、運動するのにいちいちスペースを作ってマットを引いてみたいなひと手間が必要だと長続きしにくいです。
部屋を整理できないなら、お近くのジムやスタジオに通った方が良いです。
運動で身体と心を磨けば、あなたの人生はもっと輝く
運動によって身体と心を磨くことで、より健康的で充実した人生を送ることができるのは間違いありません。
身体を鍛えることは健康を保ち日々の活動にパワーを与えてくれ、心を整えることはストレスや不安を軽減し幸福感を高めることができます。
運動は自分との闘いでもあります。
自分の限界に挑戦することで、自己の成果や成長を実感でき、努力と決意が報われる瞬間は自信を深め人生においても前進する勇気を与えてくれます。
だからこそ、運動習慣を持っている人に優秀な人が多いのだと思います。
ぜひ、運動を積極的に取り入れて、あなた自身を磨いていきましょう。そうすれば、より充実した人生を送ることができることでしょう。
せっかく、この記事を読んでくれたので、何か一歩踏み出してもらえれば嬉しいです。