毎日出社するのが億劫だ
職場でのいじめにもう耐えられない!
そんな悩みを抱えている人に、僕が実践してきた対処法を紹介します。
僕も10年前に新卒で入った会社で、職場の雰囲気が合わずパワハラ上司に目をつけられツラい思いをした経験があります。
当時の僕は、どうやって解決すれば良いか分からないし、給料もらって働いている以上逃げるわけにもいかないしで、がんじがらめになっていました。
僕の周囲をみると、こうした職場でのいじめは年々深刻になっているように感じます。
実際に、政府が公表しているデータからも読み取れます。
厚労省が運営する総合労働相談コーナーに寄せられた相談内容について、内容ごとに件数の推移を公表しているので、下図ご覧ください。
いじめや嫌がらせの件数がものすごいスピードで増加していますね。
今日の記事では、もはや社会問題となっている「職場のいじめ問題」について、僕が試行錯誤してたどり着いた具体的な対処法を紹介していきます。
あなたが今の状況を打破するきっかけになれば嬉しいです。
✔本記事の内容
■職場いじめを打破する7つの対処法
人それぞれ状況が異なると思うので、マイルドな方法から過激な方法まで一挙に7つの方法を紹介していきますよ!
目次
職場いじめに耐える毎日は終わりにしよう!7つの対処法

仕事をしていく上で、いじめなんて苦行を我慢する必要はありません。
サクッと対処して、あなたが本来やるべき仕事、なりたい将来に向かって全力で頑張って欲しいと思っています。
具体的に、以下7つの対処法を紹介していきます。
- 相手と関わらないようにする
- 上から目線で軽く流す
- 社内に味方をつくる
- はっきりと言い返す
- いじめの証拠を残しておく
- いじめ被害を訴える
- 成功して見返す
それぞれについて説明していくので、気になる箇所から読んでみてください。
その方法が何で有効なのか、どうすればいいのかをしっかり説明するので、それを理解した上で行動すると、現状は大きく変わっていきますよ。
相手と関わらないようにする

嫌がらせをしてくる人たちが、あなたに期待しているものって分かりますか?
それは「あなたの反応」です。
我慢して苦しんでいるあなたを見て楽しんでいるんです。
小学生や中学生の頃にいじめをされた、もしくは見たことありませんか?
あれも結局やられる人の反応を楽しんでいるんですよね。
大の大人が情けないのですが、やっていることはその頃のいじめと何も変わらないです。
反応が無いのが一番つまらない
いじめをする人たちに有効な手段は「反応しないこと」です。
いじめしていると、快楽物質であるドーパミンが脳内を駆け巡ります。
これを人は楽しいと感じて、「もっと楽しくなりたい」「あの快楽をもう一度!」と本能的に欲するようにできているんです。
あなたが頑張って耐えていても、何度だってあなたをいじめます。
実は、あなたがいじめに耐えることは得策ではなくて、その人達がいじめでは刺激が得られないことに気付かない限り終わりはきません。
そこに気付けば、その人達は自然と新たな刺激を求めて、違う何かへ興味を向けるはずです。
だから、必要最低限の事務連絡のみで嫌いな人は完全無視するというのが、極端な話で一番解決に近い方法なんです。
自分への嫌がらせが楽しくないと悟らせる
とは言え、無視することに意識を向ける必要はありません。
もっと本質的にあなたが意識することは、相手を楽しませないということです。
相手と関わらないで距離を置くのが簡単な方法というだけで、無視しても良いし、つまらない反応で返しても良いんです。
あなたが楽しくないのではなくて、相手がつまらないと感じるように行動するんです。
難しく考えずに、相手の興味が違うことに向くまで根気強く続けてください。
例えば、
- 彼氏、彼女ができた
- 大きなプロジェクトを任された
- 新しい趣味にハマった
みたいな感じで、そのうち違うことに興味が向くはずです。
それがいじめを脱却するチャンスとなります。
もっと刺激的なことを相手が見つければ、いじめなんてつまらないことをしている場合じゃなくなるんです。
上から目線で軽く流す

これは先ほど紹介した「関わらない」と少し似ている対処法です。
先ほどの方法だと、少し根気がいるだろうし、完全に無視するわけにもいかないのが社会人の難しいところだと思います。
なので、そういう場合は軽く受け流してやりましょう!
どんなに空気が読めない人でも、受け流され続けると、いじめや嫌がらせをだんだんとつまらなく感じるはずです。
軽く受け流すためのメンタルづくりとして、以下読み進めてください。
何をされようが自分の方が優位だと考える
嫌がらせをする人って、突き詰めていくと「自分に自信のない人」が多いです。
だから、あなたを攻撃して自己肯定感を上げているんです。
でもこれって見方を変えると、「あなたの方がわたしより上です」と相手が認めている行動だと思いませんか?
相手が初めからあなたの事を下に見ているなら、あなたを攻撃したところでなんの優越感も得られないはずです。
つまり、あなたの事を上だと思っているから、嫌がらせでなんとか優位に逆転してやろうと躍起になっているのです。
嫌がらせしてあなたを落とす(勘違い)ことで、自分を満たしているんです。
相手が持っていないものを、自分は持っていることを知る
嫌がらせやいじめをする人は「不満や不安を抱えている人」でもあります。
あなたがターゲットにされてしまう理由は、相手が持っていないものをあなたが持っているからです。
カンのするどい方なら、もうお分かりかもしれません。
あなたがターゲットになっている段階で、相手はあなたのほうが多くを持っている人間であることを認めていることになります。
嫌がらせやいじめする人間は、自分が持っていないがゆえに不安や不満を抱えているのです。
具体的に持っていないものとは、
- プライベートなら仲の良い友達であったり、恋人など
- 仕事なら発言力や影響力、そして上司からの評価など
- モノに例えて言うならいい家に住んでるとか、高級車に乗ってるとか、高い時計を持っているなど
実際に、当てはまるものはありませんか?
あなたの持っている部分に相手は嫉妬して、嫌がらせをすることでやりきれない気持ちを穴埋めしようとしているです。
あなたを攻撃することによって自分を安心させているのです。
これって、みじめな行動ですよね。
あなたは相手より多く持っているので、どんどん自信を持ってください!
いじめや嫌がらせをする人は勝手に地獄に落ちるので、かるーく受け流しましょう。

社内に味方をつくる

自分一人で戦うよりも、味方がいた方が心強いのは言うまでもありませんね。
他の対処法と組み合わせて、社内での味方づくりにも取り組んでみましょう。
まずは信頼できる人に相談しよう
身近で信頼できる人に相談してみてください。
上司だったり、同僚だったり、誰でも良いと思います。
自分が思っている状況と、他人から見える景色は意外と違っていることもあります。
極端な話ですが、パワハラ上司に苦しめられていると思っていたけど、第三者から見れば本人のことを考えて怒ってくれていたなんて事例も過去にありました。
誰かに相談するメリットは2つあって
- 自分の気持ちを吐き出すことで心が安定する
- 視野を広げて客観的に見ることができる
いじめと戦うためには、冷静さがすごく大切です。
そのために、誰かに相談するという方法は非常に有効な手段なんです。
さらに仲間の輪を広げていこう!
あなたが受けているいじめやパワハラを目撃している人は周りにいますか?
いるのであればその人たちに手伝ってもらわない手はありません。
一緒に戦う味方になってもらいましょう。
例えば、上司からのパワハラなんて目撃している周りの人間も、いい気分ではないハズです。
次は自分かもと恐れてさえいるかもしれません。
なので、パワハラがなくなる話であれば、多少は協力してくれます。
もしかしたらベテランの方に相談すると、過去の解決事例を知っているかも知れません。
会社の雰囲気なんてそう簡単には変わりませんから、過去のうまくいった対策をもう一度やれば、解決までストンといく可能性だって考えられます。
とにかく一人で悩むメリットはありません。
少しでも協力してくれる仲間を増やしていくことで、やがて大きな力になります。
一緒に戦ってもらえる仲間を探しましょう!
はっきりと言い返す

人は自分に自信がない時や恐怖におびえている時、はっきりした口調で話せなくなります。
パワハラ上司に攻撃されている時、職場で陰湿ないじめを受けた時、あなたはこれと似たような状況になっていませんか?
でもこの瞬間こそ、ハッキリと大きな声で反撃することが大事です。
なぜなら受け答えの声が小さくハッキリしないと、それだけであなたにとって不利な雰囲気が生まれてしまうんです。
こうなってしまうと、ここぞとばかりに上司はさらにエスカレートして攻撃をしかけてきます。
実際に僕は以下のような経験をしています。
上司に向かって明らかに正しい論理で反撃しても、その反撃の声が小さいと打ち消されて相手の話を被せられる…
これ、経験した人なら分かると思うんですが、めっちゃ悔しいんですよ。笑。
声が震えてたら効果が無くなりますからね。笑
※上司に反撃して黙らせたい人はこの記事↓を合わせてお読みください。

我慢せずにストレートに言い返すと効果的
ストレートに相手に伝えると意外とすんなり解決したりします。
「その言葉に私は傷つきました」
「パワハラとして報告させてもらいます」
こんな感じで言えば、相手は「うっ」と声が出なくなるかもしれません。
もちろん、「怖くてそんなのできないよ!」ってあなたは思うでしょう。
実際、僕もそうでした。
しかし、いじめ加害者の心理から言えば、言い返せない静かな人間ほど狙われやすくなりますよ。
ここで少しだけ僕の話をさせてください。
僕はとある工業製品の営業職として働いていた時期があるのですが、
ある日僕のことが気に食わなかったらしく、上司から「そんな姿勢で仕事をするから結果が出ないんだ!!」と言われ、足を蹴られたんです!
その時さすがに「キー――――ッ!!!」ってなりムカつきましたが、気の小さい僕は「あ、すいません・・・」とだけ言いました。
それから頑張って少しは結果が出せるようになりましたが、相変わらず僕にだけ嫌がらせをしてくるので、我慢の限界にきてしまった僕は勇気を出してこう言ったんです。
「そんな嫌がらせしないで、口で注意してもらったら大丈夫ですよ。僕、耳があるので」
その上司はハッとした顔をして、何も言いませんでした。
その日から嫌がらせはぱったりと無くなりました。笑
言い返すのってとても勇気のいる行動ですが、やってみれば効果が早く出るんです。
言い返す方法についてはこの記事↓に書いているので、合わせてお読みください。

いじめの証拠を残しておく

ここまで具体的な対処法を紹介してきましたが、相手が悪質であるほど解決には時間と根気を要することになります。
ここからは、相手を叩き潰すことも辞さない気概で臨んでください。
まずは、相手が言い逃れできないようにいじめの証拠を集めておきましょう。
いじめの事実を記録しておく
いじめ行為があった時の記録を残しましょう。
このときに気を付けるポイントは「5W2H」と呼ばれる手法で
いつ(When)
どこで(Where)
だれが(Who)
なにを(What)
どうする(How)
なぜ(Why)
どれくらい(How much)
を意識して記録しておくことです。5W2Hをしっかり書いておけば情報に漏れがある心配はありません。
さらに、ボイスレコーダーを持っているのであれば、実際の行為を録音しておくのが一番最強です。
信ぴょう性がグンと増し、証拠としてもかなり信頼が高くなる上に、もし加害者と戦うことになった時の強い武器になります。
いつでも訴えられるという安心感
確かな証拠を押さえれば、むしろあなたの方が立場は上になります。
そのいじめが悪質なものであるほど、加害者は社会的に抹殺される可能性が高いです。
会社だって、そんな厄介ごとごめんですからね。
つまり、あなたが加害者の未来を握ったことになるわけです。
試しに「○○という証拠をがあるので、これ以上やると訴えるしかありませんね」なんて脅せば、いじめは一瞬で収束するかもしれません。
それだけ、いじめの確たる証拠を押さえることには威力があるんです。
そうやって考えると、いじめの証拠をしっかり押さえることで、あなたは心理的な負担はかなり和らぐはずです。
いじめ被害を訴える

証拠を集めたら、当然訴えなければ意味がありません。
加害者に何も慈悲は必要ありません。
地獄に叩き落してやりましょう。
会社や労働組合の相談窓口を利用しよう
社内に労働問題の「相談室」のような窓口があるなら、そこへ一度相談することをおすすめします。
そういった窓口では、必ず労働基準法に詳しい方がおられ、的確なアドバイスをくれます。
あなたの話をよく聞いて下さり、問題解決への手助けをしてくれるでしょう。
会社は、いじめ、パワハラといった企業のイメージ低下につながる問題が社外へ漏れ出てしまうことを嫌います。
出来るだけ社内だけで問題を解決させたいと思っているんです。
であれば、使わない手はないですよね。
しかし相談する時に注意してほしいことが一つだけあります。
それは感情的にならない事です。
「あんな上司はすぐにやめさせろ!!(怒)」
と言ってしまったり、あるいは
「もう毎日毎日会社に来るのが辛くて…(泣)」
と、感情が入った状態で相談してしまうのは良くありません。
相談するときに大事な情報は、【いつどこで何をされたのか?】【頻度はどれくらいなのか?】といった内容です。
情報を出来るだけたくさんお話ししないと、相談窓口の方も適切な対応が出来ず、困ってしまうのです。
そんな時こそ、先ほど用意しておいた記録「5W2H」が生きてきます。
この記録を手元に置いてお話しするようにすれば、物事を客観的に見ることができ、冷静に相談できます。
人間はツラい状況に追い込まれると、落ち着いて話すこともままならないかもしれませんが、一呼吸おいて、相談するようにしてくださいね。
外部の専門機関を利用しよう
会社が対応をしない場合、いよいよ社外へ相談する必要があります。
注意点として、まずは会社に相談してください。
先ほど説明した通り、会社は第三者の介入を嫌がりますので、会社への相談をすっ飛ばすと、あなたも悪者になってしまいます。
あなた自身を守るために「会社に相談したけど何も動いてくれないので、仕方なく外部を使う」という大義名分が必要です。
どなたでも利用できる有名な機関は以下の通りです。
- 総合労働相談コーナー
- 法テラス
- 心の耳
冒頭で紹介した統計は総合労働相談コーナーのものでした。
毎年何十万件と相談を受けているので、安心して相談することができます。
詳しくはこちらの記事↓にまとめているますので、あわせてご覧ください。

繰り返しになりますが、一人で悩んでいても何も動き始めません。
あなたの体の赤信号には、あなた自身しか気付くことができないのです。
成功して見返す

最後の方法は、あなた自身が前に進むことができるおすすめの方法です!
と言っても、具体的にこれ!という答えがあるわけではないので、その点は期待しすぎないでくださいね。
加害者が嫌なことはあなたが幸せになること
いじめの加害者は「あなたが幸せになる」のがすごく嫌なことなんです。
先ほども少し説明しましたが、いじめというのはあなたを引きづり降ろすための行為なんです。
そんなあなたが、どんどん幸せになっていくということは、加害者側にとっては自己肯定感がどんどん下がっていくことになります。
幸せになるというのは
- 彼女、彼氏と充実した休日を過ごす
- 趣味などが充実している
- 仕事で順調にキャリアアップしている
こんなような感じです。
想像してみてください。
毎日が充実しているあなたの噂を聞いて、ひきつった笑顔で悔しそうにしているやつらの姿を!
これこそ、いじめ加害者に最も大きなダメージを与える方法とも言えます。
即効性があるのはキャリアアップ!
幸せになるって言っても、今いじめに耐え忍んでいてとてもそんな状況ではない!
なんて思った方も多いと思います。
そこで、僕が提案する最も即効性がある方法は、「キャリアアップ」することです。
言い換えると、誰が見てもうらやむような会社に転職を決めることです。
これでいじめ加害者は勝手に妄想を膨らませて、自爆していくことでしょう。
これを短期間で実現するにはプロに頼るのが確実。
最大手で情報量が豊富なので、情報収集目的で活用する人も多いです。
転職した人の60%以上が年収アップ、半年以内の離職率4%という実績も公表されています。
相談だけでも可なのでお気軽にどうぞ
一人一人に担当者がついて相談に乗ってもらえるので、自分の境遇やニーズに応じた職場や仕事の話ができます。
嬉しいのは全て無料でやってくれるということ。
これは転職エージェントのサービスが全て企業からお金をもらう仕組みになっているからです。
会社に報告して職場いじめをどうにかしてくれるのを待つよりも、今より良い職場に転職できるならばその方が良いです。
いじめを耐えているといきなり精神に異常をきたすこともあります。
異変を感じてからでは遅いので、今すぐ行動しましょう。
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職場いじめに耐える必要はない!今すぐ行動しよう!

ついつい熱が入って長くなってしまったので、最後にまとめておきます。
職場いじめを打破する7つの方法は以下。
- 相手と関わらないようにする
- 上から目線で軽く流す
- 社内に味方をつくる
- はっきりと言い返す
- いじめの証拠を残しておく
- いじめ被害を訴える
- 成功して見返す
僕はあなたが幸せになることで、いじめも全て克服する方法をおすすめします。
それを最短で実現する方法はキャリアアップです。
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あなたが我慢する必要はありません。
今日紹介した方法じゃなくても良いので、何か行動を起こしてください。
この記事が、あなたが奮い立つきっかけになれば嬉しいです。
今、こんな気持ちになっていませんか?
■このままずっと今の会社でいいのかな?
■ほんとはもっといい待遇で働きたい・・
■自分が活躍できる仕事が他にあるんじゃないか。
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