仮想通貨を貸し出すと利息がもらえるらしい
どうせガチホするなら、お得にやりたい!
仮想通貨を預けたら金利がもらえる!って冷静に考えても魅力的な話ですよね。
でも、どうやってやればいいのか?どこでやればいいのか?リスクは本当に無いのか?
疑問がたくさんあると思います。
この記事では貸仮想通貨(レンディング)は儲かるのか?・・って利息なので儲かるのですが、どれぐらい儲かるのか調べていきたいと思います。
✔この記事から分かること
■貸仮想通貨(レンディング)のメリット、デメリット
■貸仮想通貨(レンディング)をどこでやれば一番儲かるのか?
わたしは仮想通貨のレンディング歴かれこれ2年以上あるので、そこそこ詳しいです。
その経験を踏まえて、今日の記事を書いていきます。
少し詳しい人ならば、もっと高い利回りで運用できる方法があるよ!ってツッコミたくなると思いますですが、Defiは閉鎖されたり、そもそも詐欺だったりというリスクがあります。
もちろん、今回紹介するサービスにも破たんリスクはあるのですが、それでも保険が掛けられてたり、運営母体が大きかったり等、許容できるリスクだと思います。
なので、わたしもブログで発信する以上は、実際にわたしも使っていて信頼のおけるサービスだけに絞って話をしていきます。(あっ、国内取引所は口座持っていますが、レンディングしたことないです・・)
目次
貸仮想通貨(レンディング)とは

何も知らないという方は少ないとは思いますが、ツッコんだ話をする前に、まずは貸仮想通貨(レンディング)とは何なのか説明させてください。
分かっている方は、レンディングサービスの比較をこの次に書いてあるので、そこまでジャンプしても支障無いと思います。
仮想通貨を貸す仕組み
貸仮想通貨(レンディング)とは仮想通貨を貸して、その分の手数料(利息)をもらう仕組みです。
貸し出す通貨は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ステーブルコイン※(USDT、USDC等)が王道になります。※ステーブルコインとは法定通貨と1:1で連動する仮想通貨。厳密には他もありますが、一般的にステーブルコインはUSドルとの連動を意味します
銀行金利が0.1%を下回るような時代に、5%前後は当たり前、業者によっては10%を超える利回りもあります。
それだけにレンディングが人気になるわけです。
どうやって利用するの?
今回の本旨ではないですが、少しだけ説明しておきます。
まず取扱い業者をざっくり2つに分類すると、①仮想通貨取引所が提供するサービス②専業のレンディングサービスがあります。
これらの業者にビットコインやステーブルコインを送るなりして残高を持つところから始まります。
そして、口座の預けておけば自動的に金利がつく場合と自分で操作してレンディングしなければならない場合があります。
この区別は先ほど紹介した業者の分類と同じように分けることができます。
基本的には、仮想通貨取引所の場合は自動で金利がつかず、追加で指定した仮想通貨をレンディングするという作業が必要になります。
レンディング専業の場合は、預けるだけで金利付く場合がほとんどということです。
ちなみに、レンディングしかできない専業だった業者でも、異なる仮想通貨を交換する仮想通貨取引所みたいな機能を持ち始めているので、仮想通貨取引所とそれ以外という分類でも良いかもです。
業者はどうやって運営しているのか
そんなに高利回りで業者は大丈夫なの?と疑いたくなりますよね。
実際に、仮想通貨の需要は色んなところにあって、例えば以下のような運用をしています。
- デイトレーダー向けに空売り用の現物貸出
- 普通にお金を借す(仮想通貨を担保にするので貸し手のリスクは低い)
- 高利回りが見込めるプロジェクトに投資
- さらに利回りが高いDeFiでアビトラ
色んなやり方があるので、高利回りに対して過度に不安になる必要はないです。
ただし、他と比べてあまりにも高利回り(他が10%ぐらいなのに20%とか)の場合には少し注意した方が良いです。
高利回りで人気があった業者が、突如サイト閉鎖してアクセスできなくなるみたいなことも起きています。
リスクとか注意点といった話は後半でも詳しく解説していくので、まずは業者ごとにどれぐらい利回りがあるのかみていきましょう。
レンディングサービス比較

ここからがこの記事の本題ですね。
各サービスがどれぐらい利回りあるのかみていきましょう。
ちなみに、これは22年2月1日時点の情報です。
国内サービス
国内はコインチェック、GMOという大手取引所とHashhubというレンディング会社を紹介しておきます。
ここで書く利率%は全てAPY(複利ベースの年利)です。
コインチェック
マネックスグループの仮想通貨取引所で、当然金融庁認可を得ている業者なので、この点は安心です。
BTC、ETHともに14日間で1%、30日間で2%、90日間で3%、半年で4%、1年間で5%というコースもありますが、こちらは売り切れでした。
ちなみに、この期間中は引き出しができません。
ステーブルコインの取扱いは無いです。
GMOコイン
GMOグループの仮想通貨取引所で、当然金融庁認可を得ている業者なので、コインチェックと同様安心です。
BTC、ETHともに1カ月で1%、3か月で3%の2パターンのみです。
ちなみに、この期間中は引き出しができません。
ステーブルコインの取扱いは無いです。
Hashhub
仮想通貨やブロックチェーン領域で事業を行うベンチャー企業です。上記2社と比べると、少し頼りなさがあります。
BTCは4%、eth5%、ステーブルコイン9%
上記2社との大きな違いはいつでも引き出し可能です。
国内のレンディング業者では最も優秀です。
国内ならHashhubが利率などの条件は良さそうですが、企業規模という点で不安が残るといった感じでしょうか。
ちなみに、わたしは国内だとHashhubだけ少し入れています。
海外サービス
次に海外サービスをみていきましょう。ここでは、BlockfiとNexoを紹介していきます。
Blockfi(ブロックファイ)
米国のレンディングサービス最大手企業です。世界中の有力企業から出資をうけていてナスダック上場も見据えています(知っていそうな企業だとリクルートが出資しています)
安心感という意味で言うと、コインチェックやGMOよりはるかに上です。
気になる利率は少し複雑ですが
BTCは0.1BTCまで4%、そこから0.35BTCは1%、それ以上は0.1%
ethは1.5ETHまで5%、そこから5ETHは1.5%、それ以上は0.25%
ステーブル(USDT)は20,000USDTまで9.25%、それ以上は8.25%
いつでも引き出し可能です。(海外はそれが普通です)
↑今なら10USD(1,100円)相当のビットコインがもらえます
Nexo(ネクソ)
スイスのフィンテック企業大手クレディッシモが運営するレンディングサービスです。Blockfiと並び世界最大規模のサービスとなります。
こちらは独自で$NEXOという仮想通貨を発行しており、預入資産のうちNEXOの保有比率によって利率が変わるというユニークなサービスです。
NEXOを10%以上持っていれば最高ランクで、そのランクならばBTC、ETHは5%、1カ月固定で6%となります。ステーブルは10%。
非常に複雑なため、以下リンクよりNexoのホームページも確認してみてください。
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国内より海外の方が利率は高いというイメージを持っておくと良いです。
なので、長期的に運用するつもりならば、海外サービスを使った方がお得です。
ただし、送金手数料もそれなりに嵩むので、少額短期目線であれば、国内でレンディングするという選択肢もあると思います。
貸仮想通貨(レンディング)のメリットとデメリット

先ほど、少しだけ紹介しましたが、メリット、デメリットを整理しておきます。
メリット
- 手間がかからない。誰でもできる
- 銀行金利や国債などと比べて、利率が高い
- 預けるだけなので上手い下手は無い
デメリット
- 仮想通貨自体の価格変動リスク(ステーブルコインは除く)
- 取引所の破綻リスク
- 資金拘束される(特に国内取引所に多い)
こんな感じだと思います。
これまでの話を踏まえて、メリット、デメリットを踏まえると頭が整理できると思います。
一番注意しておかないといけないリスクは、やはり取引所の破たんリスクです。
Hashhubを除き資本力があるところだけしか紹介していないので、よっぽど大丈夫だと思いますが、ご自身で新たなサービスを見つけた場合は破たんリスクは気にしてください。
貸仮想通貨(レンディング)の注意点

その他、ちょっとした注意点を紹介して終わりたいと思います。
ここからは参考程度に読んでみてください。
海外より日本が安全は、仮想通貨においては非常識
金融庁の認可がどうのこうのって、良く聞きますが、仮想通貨においては日本は後進国であるということを認識しておいてください。
つまり、後進国の金融庁の認可なんて何のあてにもならないので、金融庁の認可があるから安心とか、無いから危険とかそれはありえません。
利害関係がある人達は必至で海外サービスは危ないと連呼しますが、仮想通貨の世界に足を踏み入れようとするならば、圧倒的に海外サービスがおすすめです。
今回のレンディングサービスも利率が高かったです。
仮想通貨取引所もバイナンスという世界最大の取引所は日本よりはるかに安い手数料、日本では買えない仮想通貨多数の品ぞろえ等、比較にならない良質なサービスです。
大事なことは、仮想通貨に関しては、海外のサービスを利用しない時点で、かなり損であるということを覚えておいてください。
証券で例えるならば、いまだに大手の証券会社で高い手数料払って売買している人とネット証券で手軽にやっている人ぐらいの差だと思ってください。
英語ができなくても頑張れ!
海外サービスの方がいいよ!となった時に、次にハードルになるのは英語です。
日本語対応しているサービスもありますが、基本は英語です。
ここらへんがハードルになってしまう人も多いかもしれません。
でも、仮想通貨業界で使われている言葉(crypto、swap、staking、APYなど)をある程度慣れれば、英語サイトでも使えます。
英語が微妙だったわたしでもだったので、ここは英語の勉強だと思って頑張ってください。
日本の取引所しか使えない人に対して、海外サービスを使うだけでアドバンテージを得ることができるので頑張りどころです。
【まとめ】仮想通貨のレンディングは美味しい!

仮想通貨って、本当に夢がありますよね。
でも、まだ夢だからそれが実現するには時間がかかるんです。
貸仮想通貨(レンディング)は、仮想通貨の長期的保有と非常に相性が良いサービスです。
ぜひ上手く活用して、資産形成してみてください。
わたしもビットコインとイーサリアムを積み立て投資してレンディングでさらに増やすような形にしています。
気長に運用していきましょう!
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